新聞記事
2010年08月25日号から
◆800万円住宅が出現
◆800万円住宅が出現
長野県 建材店 部長
新潟や北陸、そして長野にも登場しました。880万円住宅(パパまる)に触発されたのでしょうか、地元住宅会社やゼネコンの新規参入組が800万円の住宅を発表しています。今年30棟受注したという話も聞こえてきます。こういう世の中ですので、お客さまの関心は支払い可能な、あるいはリスクの少ない支払額で、という方向に向かうからでしょう。家の広さは20坪とかで現実的なのかどうかわかりませんが、とにかくユーザーとの接点が大切だという点は良くわかります。
◆エコアパートも挑戦したい
札幌市 設計事務所 代表
エコハウスというと戸建住宅を思い浮かべる人が多いと思いますが、先日東京に行った時、知人の紹介でエコアパートを見学する機会に恵まれました。形態的にはコーポラティブハウスとよく似ているのですが、屋根緑化や太陽熱利用など、自然エネルギーを活用する仕組みを取り入れているのが大きな特徴。入居者も共同の畑で野菜を作るなど、都会にいながらエコライフを楽しんでいる姿が印象的でした。ぜひ北海道でも建てることができればと考えています。
◆水まわりリフォームが好調
札幌市 リフォーム会社 社長
今年は断熱内窓など、明らかにエコポイントがらみのリフォームもありますが、それ以上に水まわりリフォームが増えているのが目立っています。トイレや風呂の場合はバリアフリー化でエコポイントがもらえることもあるのでわかりますが、キッチンが意外に好調です。売れる価格帯も幅広く、これまで我慢していたお客さまが動き始めたのかな、と考えています。それに比べると、外装材リフォームは今ひとつ盛り上がっていません。
2010年08月05日号から
◆雪のせいにしても解決しないので
札幌市 住宅会社 社長
本州の元気な工務店と話をすると、経営体力の違いを痛感させられます。彼らの「悪い」は赤字すれすれの線だけれど、北海道では「大赤字」だったりします。当然いいときも利益率が違います。何としても収益体質をしっかり、強い会社を作らなければなりません。なにが違うんでしょうね。経営者の能力、社員のやる気といったあたりが一番の問題だと思って、いろいろやり始めています。雪のせいにしていても、いつまでも解決しないので...。
◆若い世代は案外イイ!!
帯広市 工務店 社長
最近、内覧会を開くとけっこうお客さまが多いです。真剣に考えている方ばかり。もちろん当社に決まるかどうかはまだわかりませんが、ちょっと変化を感じます。若い世代は共通してまじめで物わかりがいい方が多いです。一方、年配者はささいなことにこだわって前に進まない場合があります。コミュニケーションさえうまくとれれば、若い世代は案外イイお客さまだと、当社では思っています。
(イラストあり)
◆地域材って一体...
旭川市 工務店 社長
地域材って言うからには、てっきりその土地で生産されている木材や建材を指すのかと思っていたら、そうではないんですね。例えば長期優良住宅の100万円補助では、産地証明があれば外国で生産された木材も地域材として認めてます。そう言えば昔は輸入丸太を道内で挽いた木材も道産材と言ってたそうです。輸入材を使って外国の森林環境保護と地域の活性化に貢献したけど、国内の森林は荒れて、林産業も衰退したなんてことになったら、とても笑えません。
2010年07月25日号から
◆商売のタネはいくらでもある
◆商売のタネはいくらでもある
札幌市 建材商社 部長
自分はもう退職するつもりですが、商売のタネならいくらでもあるし、言い訳が多くて意固地な後輩たちに、考え方を変えることをよくアドバイスしています。住宅産業が成熟から衰退期に入っていることは間違いないですが、それは全体の話であって言い訳にはなりません。ボクらがやり始めたころは高性能建材の市場自体が小さかったので、全体市場が大きくても関係なかったのです。中小企業は商売がニッチなので、市場の規模に惑わされてはいけません。
◆リフォームは共感から
札幌市 リフォーム会社 社長
今まで地道に取り組んできたことが花開いたのか、今年は受注件数も売上げも絶好調です。その中で大事だと思っているのがお客さまとの話の進め方です。いきなり断熱改修のメリットを説いても「高いから」と断られます。年金生活が間近に迫った奥さま方へその不安や不満などを伺いながら、自分の経験も元に個人的に共感してあげるのです。若い人にはハードルが高いと思いますが、人生経験豊富なお客さまばかりですから、うわべの営業では振り向いてくれません。
◆マニュアル以外の施工は相談を
札幌市 建材販売店 社長
先日、当社が道内で代理店になっている内装建材を使った工務店さんから、製品がすぐに剥がれてしまうというクレームが入りました。詳しく話を聞いてみると、こちらが指定したものとは違う接着剤を使っていたことが判明。原因がわかってひと安心でしたが、他の建材も含めて意外とマニュアル通りに施工してくれないことって多いんです。工務店さんは経験をもとに「このほうがいいだろう」って考えるようですが、そうするなら事前に一度相談してほしいですね。
2010年07月15日号から
◆上向きの実感はない
◆上向きの実感はない
札幌市 建材問屋 部長
今年に入ってから数字上では道内着工は上向きです。しかし当社の売上はというと、辛うじてプラスという程度で、景気が上向きになってきた実感はほとんどありません。ハウスメーカーや工務店の動きを見ていても、景気のいいところと悪いところとはっきり差が付いているので、全体が良くなっているわけではないのでしょうね。最近目立つのは高級キッチンの売れ行きがいいこと。普及タイプに比べて利益率がいいので当社にとってもありがたいことです。
◆やはり受注は取りたい
札幌市 工務店 社長
「住み心地はどうでもいいから、とにかく希望通りのデザイン・間取りにして」。これは先日、あるお客様から言われた言葉です。これまでもお客様の希望で明らかに快適性や居住性を損ねるとわかるものは、その理由を説明し、当社ではやらないことを納得してもらっていたのですが、今回のお客様はまるで耳を貸そうとしません。断ろうとも思いましたが、このご時世だけにやはり受注は取りたいのが本音。何とか説得できる方法はないかと毎日頭を悩ませています。
2010年07月05日号から
◆CASBEEは取っておくべきか
◆CASBEEは取っておくべきか
北見市 工務店 社長
何だか最近、私の回りではCASBEE(戸建て)の資格取得を目指す人がやたら増えてきたように思います。今すぐ必要にはならなくても、将来的には国の住宅政策の中で重要な資格に位置付けられる可能性があるというのが、その理由だそうです。特に根拠がある話とは思えないのですが、北方型ECOのBIS・BIS―Eの例があるので、補助金絡みで突然重要性を増すことがあるかもしれません。いずれにしても簡単に取れる資格ではなさそうですが・・・。
◆エアコンは冷房専用?
札幌市 工務店 社長
ここ数年で寒冷地用のエアコンが各メーカーから市販されたので、当社でもエアコン暖房にチャレンジしてみようと思い、何人かのお客様に「こんな暖房方法もありますよ」と話をしました。ところがみなさんいずれも「エアコンって夏に冷房するものでしょ」という反応。暖房設備としては見ていないんです。まずはお客様に寒冷地でも使えるエアコンがあると知ってもらうことから始める必要がありそうです。
2010年06月25日号から
◆わかりやすい記事を
◆わかりやすい記事を
札幌市 住設建材会社 所長
5月15日号に、熱交換換気装置を採用した場合のQ値低減と「換気用消費電力増分量」についての記事に大いに関心がありましたが、同僚といっしょに何度読んでも意味がわかりませんでした。記者さんから説明を聞いて初めて理解できましたが、関心を持っている分野なので、もう少しわかりやすく書いてほしかったです。
編集長から:ご指摘ありがとうございます。確かに難解な内容でした。今後はいっそうわかりやすい紙面づくりを進めます。また不明点は遠慮なく編集部へ問い合わせてください。
(℡011-736-9811、fax011-717-1770)
◆秋以降の見積り依頼がこない
札幌市 設備工事業 社長
今年の住宅着工は、札幌市内を見る限り今のところ好調なようですが、お盆開け以降は下り坂に入るのではないかと懸念しています。例年なら5月の終わりになると、秋以降に着工予定の住宅の見積り依頼があるのですが、今年はまったくありません。実質先着順である長期優良住宅の100万円補助や住宅版エコポイントをもらうため、家を建てようと思っていた人はみんな今年前半に駆け込み着工したという声も聞くだけに、これから先、仕事があるのかどうか不安です。
◆大工がアポとるアフター訪問
十勝 工務店 社長
当社では年1回、建てたお客さまのアフター訪問をしていますが、アポを取るのも訪問するのも建てた時の大工がやります。専門のアフター要員を抱える余裕がないという理由もありますが、一番のメリットはミスを二度と繰り返さないこと。ベテラン大工が多く、プライドもあるので社長が怒鳴ってもうまくいきません。しかしお客さまに言われると非常に効果があります。自分が担当した現場ですから逃げも隠れもできません。毎年大変ですが、今後も続けるつもりです。
2010年06月15日号から
昔の家はみんなシックハウス?
◆昔の家はみんなシックハウス?
道北 工務店 社長
住宅版エコポイントの影響か、今年は古い家の断熱改修に関する問い合わせが多いですね。話を聞くと、やはり寒くてしょうがないという家がほとんど。冬が来るたびに風邪を引くなど体調を崩したりすると言います。昔の家は隙間が多く、自然換気で室内の有害化学物質が排出されていたから、シックハウスにかかる人もいなかったと言う人もいますが、とんでもない。寒くて体調を崩す家なんて、それこそシックハウスみたいなものではないでしょうか。
◆某大手会社の見積り
札幌市 リフォーム会社 社長
今年は1000万円を超える大型リフォーム物件が多くて忙しい日々を過ごしています。大手リフォーム会社との競合も増えてきています。ここが腕の見せ所で、今のところほとんど勝っています。お客様に大手会社の見積りを見せていただくと値段の高さにいつもびっくりします。築15年の住宅のリフォームで1500万円という見積りを見たときは「道民を舐めてるのか」と思いました。まあそのおかげで当社が仕事をいただけているのかと思うと感謝しないといけませんが。
2010年06月05日号から
◆アパートもエコポイント
◆アパートもエコポイント
札幌近郊 工務店 部長
当社は木造アパートなどの賃貸事業もコンサルから仲介までやっています。アパートでもエコポイントが1戸あたり30万円(ポイント)もらえるので、6戸1棟のアパートで180万円相当。その威力は絶大で、次世代省エネ基準対応を提案するとほとんどのオーナーさまがOKを出します。分譲マンションも一気に次世代基準対応が進んでいるようです。ただし、札幌市内は賃貸住宅の収益性が低下していて、新築でアパート経営を始めること自体がちょっと難しいですね。
◆エコポイントの省エネ効果絶大
札幌市 エネルギー関連 課長
1月ころの貴紙や編集長コラム(ブログ)を見て、札幌市内の大手住宅会社があまりエコポイントに対応していないことを知りました。半信半疑でしたが、営業してみると本当に対応していなかった。この半年でほとんどの会社が対応を終わりましたが、驚きでした。いま、マンションが分譲も賃貸も一気に次世代省エネ対応を進めています。エコポイントは当社にとってものすごい追い風ですし、高断熱化に大きく貢献していると思います。
◆ネット広告の反響
札幌市 建材メーカー 係長
一般消費者にアピールしたいと思い、当社の製品をネット広告に出したところ、資料請求問い合わせなどの反応が何件も出てきました。実は雑誌広告も出してみたのですが、ネット広告の反応の方が2倍多かったのです。広告料金はネットの方がずっと安いので、コスト効率を考えるとネット広告が断然オトクかなあと思います。売上が伸び悩んで広告費の捻出が難しくなってきているご時世なので、今後も効果的な使い方を検証しようと思います。
2010年05月15日号から
◆大工の道極めたい気持ちも...
◆大工の道極めたい気持ちも...
札幌市 工務店 大工
昔からものづくりが好きで、20歳で大工になりました。就職して2年。ひと通りのことはできるようになった自信があります。ただ、いまの住宅建築はプレカットなので手刻みで墨つけする機会がなく、このままでは墨つけができない大工になってしまいそうです。大工としての道を極めたい気持ちもあり、その道に進むなら早いほうがいいとも思います。いまの職場に待遇の不満は一切ありません・・・。
◆値引だけは社長決裁
札幌市 住宅会社 社長
ふだん、営業にはほとんど口を出しませんが、値引だけは自分が決済します。というのも、これまでの経験上、いちど値引販売を許すと営業マンは"値引という武器"で仕事をラクに取ろうとするからです。なので原則として当社は値引きしません。じゃ例外はあるのかと申しますと、あります。戦略上、何としても受注を取りに行く場合、施工中の些細なクレームでも値引が避けられない場合などです。
◆北海道の人間はマナーが悪い?
札幌市 工務店 社長
冬場は講演会やセミナーなどを聞きに行く機会が多かったのですが、札幌では主催者が「携帯は電源を切るかマナーモードにして下さい」と言っているにもかかわらず、派手な着信音を鳴らしている人がけっこういます。もちろん、うっかりしていたという人もいるでしょうが、東京で行われるセミナーではまずそんなことはありません。道民ならではのおおらかさも関係しているのでしょうが、本州の人たちから見たら、北海道の人間はマナーが悪いと思われそうです。
2010年04月15日号から
◆児童館トルエン高濃度を調べてほしい
◆児童館トルエン高濃度を調べてほしい
札幌市 建材メーカー 幹部
札幌市の児童館で国の指針値を20倍以上も上回るトルエンが検出され、大騒ぎになっています。室内のVOC濃度と空気環境についてはずっと調査をしてきたので大いに関心があります。貴紙(北海道住宅新聞)はぜひこの事件を取材し、技術的な視点から原因と対応を解明してください。VOC問題は終わったと思っていらっしゃる方も多いですが、住宅でもアセトアルデヒドとトルエンは指針値を超える例が多いですし、公共建築では今回のような事件がままあります。
◆今年度は飛躍したい
札幌市 工務店 社長
独立して工務店を始めて数年、ようやく経営も軌道に乗ってきましたが、営業面ではそれほど苦労しませんでした。というのも、前に在籍していた会社時代からのお客さまとのつながりがあり、積極的な営業をしなくても仕事が確保できていたのです。でも、そろそろ自分の意識を変えないとたいへんな事になるなと思いました。気がついたら会社が傾いていたということがないよう、今年度は初心に戻って勉強会に参加するなど飛躍するために前向きに活動したいです。
2010年04月05日号から
◆少子高齢化で田舎は...
◆少子高齢化で田舎は...
空知 工務店 社長
私の町はここ20年で中心部のデパートが無くなり、商店街もシャッター街になりました。若い人はどんどん郊外に出ていき、お年寄りばかりで子どもはほとんどいない。小中学校はどんどん廃校になっていきます。地場産業である農業の担い手は減り、町の活気はどんどん失われています。50代でも若手扱いされてしまいます。新築住宅を受注できるチャンスも激減です。都市部に引っ越し、チャレンジすべきか迷っています。
◆当社がお客さまに選ばれる理由
札幌市 ハウスメーカー 常務
実を申しますとずっと受注が振るわず、この2月は久しぶりににぎわって活気も戻りました。それは素直にうれしいのですが、ではお客さまが当社を選ぶ理由は何かと、消費者目線で見たときに、置かれた状況は改善したわけではないと思っています。もちろん消費刺激策などの後押しはありがたいのですが、会社の商品力とか、サービスレベルといった本質的な力を高めることが、大きな課題であり、それを改善することがこれからの課題です。
2010年03月25日号から
◆100万円で広く補助してほしい
◆100万円で広く補助してほしい
札幌市 住宅会社 社長
当社も200万円、100万円の補助金を申請していますが、少々矛盾を感じています。補助金がなくても家を建てられる人たちが200万円を狙い、ゲットします。一方、200万円の補助金があれば建てられる人には補助金がどうしてもわたらないのです。"先導的"にこだわるという考え方もありますが、広く住宅助成という観点から考えると、補助金を100万円に一本化して、受けられる人数を倍にしたほうが効果が上がるし不平等もなくせると思うのです。
◆展即を主催する方も大変?
札幌市 建材メーカー 係長
今年も昨年と同じ顔ぶれで展即が行われましたが、集客も全般的に良くなかったようです。ブースの数が目に見えて減ったところは通路が広くなって来場者の少なさが目立ったり、あるいはブースの小間が埋まらず穴埋めに必死だった建材問屋もあり、不況の影響が色濃く出ていたようです。小間埋めにあんなに苦労しているのなら、当社も値引き交渉をもっとシビアにしておくべきだったと反省しています。でも、今の状況では「主催する建材問屋も大変だ」と感じました。
2010年03月15日号から
◆昼も雪に埋もれた営業車
◆昼も雪に埋もれた営業車
札幌市 工務店 社長
先日、出先で昼飯を食べようと、たまたま本州系大手ハウスメーカーの営業所前を通りかかりました。すると驚いたことに、敷地内には雪に埋もれたままの社名入り営業車が何台も止まっていました。まるで営業マンが何も仕事していないみたい。「朝出勤したら、営業車をきれいな状態にしておくのが常識では?」と思いましたが、いったいどうしたんでしょうねぇ。さすがにあれではまずいんじゃないかと、他人事ながら心配になりました。
◆訪販業者と差別化したい
札幌市 リフォーム会社 社長
当社では、お客さまへのしつこい営業はしていませんし、飛び込み訪問もいっさいありません。その代わり消費者向け無料セミナーの実施やショールームの充実など、お客さまに来ていただくことで商談のチャンスを増やす営業方針です。理想は、お客さまから「○○社にお願いしたい」と言っていただけるような仕組み作り。そのために専門知識や確かな技術でお客さまに信頼される会社になることが大切で、訪販との差別化につながると思います。
2010年03月05日号から
◆節水はいいけれど...
◆節水はいいけれど...
道東 リフォーム店 店長
各社の最新型トイレのセールスポイントは、洗浄水を大幅に節水できることですが少し心配なこともあります。それは、洗浄後に便器ではなくその先の配管などに汚物が付着しやすくならないか、ということ。水量が減ればトラップ部分などに流れ残って付着するかもしれません。配管詰まりの原因になって後から大変なことにならないか心配です。メーカーも「便器から出て行った汚物がどうなろうが関係ない」とまでは思ってないでしょうが。
◆家は奥様が決める時代
札幌市 リフォーム会社 社長
今までの経験を言うと、ほぼ100%の確率で、リフォーム工事をするかしないか、どのようにするかを決めるのはご主人ではなく奥様です。少なくとも9割は奥様に決定権があると思います。ご主人が最初に応対してくれた物件で、ご主人がこうしたい、と意思表示をしてきたとしても、それが奥様の意向に沿っていない場合は簡単にひっくり返ります。奥様が話し易いように、奥様が納得できるように、接客も提案も工夫しないと受注確率は減るでしょうね。
◆何か矛盾してる?
旭川市 工務店 社長
話題の住宅版エコポイントはリフォームの場合、使用する断熱材がノンフロン製品に限られていたので、新築でも同じかと思って相談窓口に確認したら「新築に使う断熱材はノンフロンに限ると決めていないので、フロン製品も使うことは可能です」とのこと。せっかく"エコ住宅"という名称を付けているのだから、新築もノンフロン製品に限定すればいいのに、何か矛盾してるような気がします。断熱材の多くはノンフロンに切り替わっているとはいえ、変な話ですね。
2010年02月25日号から
◆暖まらないペレットストーブ
◆暖まらないペレットストーブ
札幌市 住宅会社 社長
環境にやさしい住宅づくりを実践する意味で、ペレットストーブは積極的に使いたいと思っていました。ところが、何件か使ってみると見込み通りに暖かくならず、お客さまからクレームをいただきました。定期訪問で行ってみたら、お客さまの手で灯油ストーブに変わっていた住宅もあります。原因は不明ですが、排気筒からムダな熱が逃げているんではないか、と疑っています。こうした事情をお客さまに話しているので、最近ペレットストーブは採用していません。
◆華やかな世界の裏側
札幌市 工務店 部長
以前勤めていた工務店は、おしゃれでスマートなイメージの会社でしたが、経営は綱渡りの連続でした。年間で二ケタ以上の棟数を受注していましたが手元資金はいつもギリギリ。給料も遅れることが多かったです。事務所内は負のオーラが漂っていました。資金がショートしそうになり、「早く登記したいんだ。いつ階段が付くんだ」と社長が現場と電話でやりあっていたことも。社員たちの結束力はあったと思いますが、その会社も今はありません。
2010年02月05日号から
特集「怒りが収まらない!!」
◆「家がカワイイ」が理解されない
札幌市 工務店 女性社員
女性ってお気に入りのグッズやデザイン、何でも「カワイイ」って言いますね?今や「カワイイ」は世界共通語ですよ。でも、ウチの男性社員は「家がカワイイ」が理解できないみたいなんです。「動物や子どもがカワイイはわかるけど」と言われたことがありますが、女性は自分の感性に合ったモデルハウスや家を見つけると「あ、この家カワイイ」って気持ちになるんです。男性はどうしても機能や性能に目がいってしまうみたいですね。
「ダイニングにこんな暗そうなランプをつけてどうするの?」という反応が返ってきたこともあります。生活を楽しむという感覚がピンとこないみたいなので、話していて時々「なんでわからないの!」って言いたくなることがありますよ。
◆「だって大手じゃないでしょ」とは何事ダッ
オホーツク 工務店 社長
昔からオホーツク地域の役場の確認申請窓口では、訳のわからないことを言う担当者に当たることが多いのですが、先日出会った担当者の言葉は許せませんでした。
ある新築住宅の確認申請だったのですが、提出した図面・書類のうち面積を記入する書類が2種類あり、1枚は小数点以下第3位を切り捨て、もう1枚は小数点以下第3位を四捨五入した数値を書いていました。それを見た担当者から後日、「出し直して下さい」との指示。窓口に飛んでいき、「小数点以下第3位を切り捨てた数値は認められないのか」と聞くと、「認めます」との返事。「じゃあ四捨五入は?」と言うと、「それも認めます」とのこと。
両方認めることができる数値だけど、統一してもらわないと困るということなのですが、「それなら出し直さなくても、訂正で済む話なのでは」と言うと、担当者いわく「だっておたく大手じゃないでしょ」。こんな公務員は絶対許せません。
◆公文書の不実記載を勧めるのかっ!!
北海道 工務店 社長
北海道でおそらく最も建築戸数が多い「長期優良住宅先導的モデル事業」に当社も参加しています。あまりに腹が立ったのでひと言。
現在、書類の精査を行っており、当社の書類もチェックしていただいています。その担当の設計事務所ってまるで役人みたい。説明はわかりにくいし、回答の内容も意味不明。たとえばこんなことがありました。履歴保管のシステムに、使用した商品の品番を記入する欄があります。しかし、当社が使った商品は品番がないのです。それで質問したら「JIS番号を記入してください」とおっしゃる。でもその商品にはJIS番号もないのです。答えは「関連JISでも入れておいてください」。
ちょっと待てよ。そんなことでいいのか!! これだけコンプライアンスがうるさく言われ、われわれも細かく厳しくチェックされているのに、しかも関連 JIS記入は公文書への「不実記載」ではないのか??? ヘタをしたら俺って東京地検特捜部に事情聴取されちゃうかも!?
もう一つついでに言えば、施工管理者登録がうまくできない。その理由は登録してある氏名がいわゆる旧字・異体字で、その字がインターネットの世界では出てこないからなのだが、これもおかしいゾ。登録のときは「正しい氏名を記載してください」と言われた。しかし、インターネットで施工管理者を記載しようとすると、自分は存在しないことになるのだ。旧字・異体字を常用漢字に直せばいいという話ではない。役人の言う「正確さ」は、ほころび直しのような場当たり的ないい加減さで成り立っているということを言いたい。そしてそれに振り回されるのも、責任をとらされるのも、まじめにやっているわれわれ国民だ。もっとまじめに取り組め。そういいたい。
2009年12月05日号から
◆新築住宅が寒い!?
◆新築住宅が寒い!?
札幌市 建材メーカー 所長
知り合いが去年、新築住宅を購入したのですが「寒~い」と愚痴をこぼしていました。聞くと、浴室回りが非常に冷えるのだそうです。高断熱・高気密住宅ではあり得ないはずです。実際にその住宅に行ったことはないので断定はできませんが、断熱欠損などの問題があるかもしれません。折り込みチラシや雑誌広告を見ても、どの会社も高断熱・高気密であるかのように書いていますが、実際はそうではないんだな、とあらためて思いました。
◆長期優良住宅の住宅履歴は?
帯広市 建材販売店 課長
長期優良住宅の住宅履歴は、どう保管するのがベストなのでしょうか。北方型住宅ECOは、自動的に道の仕組みを利用するので安心ですが、それ以外はどうでしょうか。民間の情報サービスで保管すると、プライバシーの保持やその会社が倒産する心配があります。建てた会社が責任もって保管すればいいのですが、建て主さんが別の会社でリフォームしても家歴書にその履歴が記録されるでしょうか? 補助金の話が先行してこうした運用面の情報が足りない気がします。
◆「お金をためてからやりましょう」
山形 工務店 女性幹部
私は断熱改修を中心に仕事をしています。お客さまからの要望にこたえるというより、「こんな素晴らしいリフォームがあったんだ」と感動していただくことで仕事が続いています。いままではお客さまに喜んでいただくだけでしたが、数年前にわが家もリフォームし、祖母がすっかり元気になりました。もちろん予算とかの壁はあります。でもそういうときには、「2~3年してお金をためてからやりましょう」とお話ししています。
2009年11月25日号から
不可解な銀行の融資審査
◆不可解な銀行の融資審査
札幌市 設計事務所 所長
1,000万円の運転資金はニコニコ貸すのに、3,000万円の住宅ローンは貸さない―そんな変な話が実際にありました。お客さまは自営業。10年前に始めた会社が順調に発展し、今は人を何人も雇うほどに。ずっと同じ銀行とお付き合いし、お店の土地と建物、それからお祖母さんの住む家も自己所有。それでもその銀行では、住宅ローン審査が通らないのです。フラット35で事なきを得ましたが、納得いかない話です。
◆長期優良住宅に救われる
東京都 設計事務所 所長
数年前までは、パワービルダーから分譲住宅の設計業務を多数受注し、一度に数百軒分の図面を作ることもありました。もちろん自社でこなせる量ではありませんし、コスト要請も厳しいので下請けに出しました。しかし原油高騰の頃から徐々に景気が悪くなり、リーマンショックでガタガタになりました。困っていたところに長期優良住宅関連のお仕事です。こちらも儲かる仕事ではありませんが、住宅着工数が激減している中では大助かりです。
◆張り倒してやりたい
道東 工務店 社長
先日、長期優良住宅の確認申請を役場に出したところ、性能評価機関から技術審査の適合証を受けているにもかかわらず「この設計で長期優良住宅には適合しないんじゃないか」などと言い出しました。それは確認とは別の話ではないかと言ってもいろいろケチを付けてくるので、「こちらでも技術審査をやってもらえるんですよね。じゃあこれからおたくに技術審査を頼みます」と言ったら、「いいけど、3ヵ月かかるよ」ですと。思わず張り倒したくなりました。
2009年11月15日号から
◆長期優良住宅は見学会向き
◆長期優良住宅は見学会向き
札幌 工務店 社長
ユーザーが長期優良住宅にはじめから関心を持っていて、しかも長期優良住宅の提案で受注につながったということは当社では1件もありません。多くの方はデザイン、価格、当社の雰囲気を気に入っていただき、その結果受注につながりました。接客時にいきなり性能の話をしても反応が良くないのです。ただし当社の提案を一通りしたお客様に、長期優良住宅の現場見学会も見ていただき、最後のダメ押しに長期優良住宅対応が役立ったことはありました。
◆思うがままの家づくり
札幌近郊 工務店 社長
最近出会うお客様は、予算オーバーの提案は受け付けない、デザインや間取り、仕様、ライフスタイルなどをこちらが提案しすぎると嫌がる方が多いような感じがします。お客様が求めるイメージがあって、少々無理があっても住宅会社側が必死に対応して思い通りの家が出来たという意思決定の流れを期待しているように感じます。縛りを受けたくない、わがままを言わせてあげる家づくり、そして土地探しなどのプラスαの親切で受注する状況になっています。
◆農家が弱るとやはり痛い
新潟県 工務店 社長
新潟は米どころですから、稲作農家が元気をなくすといろいろ影響が出ます。少々乱暴ないい方ですが、昔は田んぼ2枚売ったら80~100坪の家が建ったのですが、いまはリフォーム代も全額まかなうことができません。というわけで、新築が減りました。隣りの山形・庄内地方も同じようです。もう一つこれまでと違うのは、農家の跡継ぎの若い世帯が、親と同居せずに小さな一軒家を構えることでしょうか。純和風もずいぶん減りました。
2009年11月05日号から
◆構造計算の間違いは確かにある
◆構造計算の間違いは確かにある
東京都 住宅会社 社長
10月15日付の北海道住宅新聞で構造計算の結果、基礎のベース幅が1.3mになったという記事を読みましたが、北海道だけでなく本州でも構造計算の現場はかなりひどい状況です。これまでトレース屋とかCAD入力屋などと呼ばれていた人たちが、構造計算できないのにソフトだけ使って仕事をしているケースもあり、手計算が必要な物件ではお手上げ状態になって、おかしい結果を出してくることも珍しくないようです。もし間違って強度不足になったらと思うとゾッとしますね。
◆こんな住宅があったなんて...
道央 工務店 社長
今年になって築20年の住宅のリフォーム工事で、躯体の状況を調べるために床下にもぐった時のこと。お客様がしっかり保管していた設計図書と見比べてみると、あるはずの間仕切り基礎が入っていなかったんです。一瞬目を疑いました。施工したのがけっこう名の知れた住宅会社だっただけに、信じられない気持ちでしたね。普通、間仕切り基礎がなければ現場の人間は誰だって気付くと思うんですが...。きっと見て見ぬふりをしていたんでしょうが、ひどい話です。
◆長期優良住宅の補助金が怪しまれる
帯広市 工務店 社長
長期優良住宅を建設する人に最大100万円の補助金が出るという話を施主様にしても、かえって「そんなうまいこと言って」と怪しまれることがあり、営業に苦労します。お客様にしてみれば、「そんな虫のいい話あるわけないでしょ」ということらしいのです。リフォームの悪徳商法や欠陥住宅の問題でお客様が住宅会社に対して信頼感が持てないのかもしれませんが、国がこのことについて周知を充分していないのも原因じゃないかと思います。
2009年10月25日号から
◆社内体制の見直し
◆社内体制の見直し
札幌市 工務店 社長
実際のところ、私自身は自分の会社をこんなに大きな事務所、社員を抱えるような大所帯にするつもりはなかったんです。仕事を一生懸命やっているうちに仕事が増え、スタッフが増え、事務所も大きくなって。ところが急激に新築もリフォームも落ち込み、改めて今後どうするべきか、考えています。原点に戻って会社のスリム化、経費削減などを行いながら、やるべき仕事はしっかりやっていきたい。そう思って社内の総点検を行っています。
◆地元に貢献できる熱源は...
道北 工務店 社長
住宅の熱源は今やほとんどが電気ですが、当社では灯油とガスをお客様にお勧めしています。というのも、地元経済への貢献を考えた場合、灯油やガスであれば地元の販売店・小売店の収益につながるからです。確かに安全性や耐久性を考えると電気は魅力的な熱源で、お客様からの要望も多いのですが、地元が潤わなければ私たちの仕事も少なくなるばかり。地産地消とは違いますが、少しでも地元にお金が落ちる家づくりを考えていきたいものです。
◆チラシ折込を止めた
札幌市 設計事務所 所長
以前は現場公開する近辺の地区には折り込みチラシを入れることをやっていましたが、費用対効果の問題や、不特定多数を集客することに疑問を感じて最近は止めています。今は現場周辺の住宅に現場公開チラシを自分たちでポスティングしたり、ご縁のあった人たちに郵送などでお知らせするなど方法を切り替えましたが、質の高い集客ができています。しばらくはこの方法を続けていこうと思います。
2009年10月15日号から
◆札幌は集客しにくい
◆札幌は集客しにくい
札幌市 工務店 社長
札幌から車で1時間ほどの町で現場見学会をやったときは、新聞の折り込みチラシでたくさんの人が訪れ、見込み客が何組もできましたが、札幌市内でチラシをポスティングしたときは、数千枚入れたのにフリーの客は1組だけで、あとは施主の知り合いや近所の人たちが来場しただけでひどいものでした。2軒とも同じくらいこだわった家ですが、札幌はなかなか集まらないようです。こだわるお客さまが減っているんでしょうかね。
◆期待より不安
東京 断熱材メーカー 営業
ローコスト化によって、高断熱化はこのところ停滞しているように見えますが、民主党政権になって断熱業界に追い風が吹くのでしょうか。実はあまり楽観できません。省CO2の方法としてヒートポンプや太陽光発電、断熱でも他素材にいってしまえば、当社にとってメリットはないのです。大きな声では言えませんが、これまで省エネ・断熱化を推進してきた行政機関もあまり信頼できず、期待より不安が大きいです。
◆現場見学会が受注に効く
札幌市 工務店 社長
当社は雑誌広告などはせず、構造と完成の現場見学会をなるべく多く開催し、DM等の告知と近隣へのチラシ配布を行い、あとは自社ホームページとポータルサイトなどに参加する方法である程度の受注を確保しています。現場見学会が営業の主軸です。数年後に受注に結ぶ付くこともあります。一方、共働きのオーナーには特に、施工状況の写真と一言を添えて頻繁にメールを送るなど、契約していただいたお客様への対応が信頼と口コミに結びつくことも感じています。
2009年10月05日号から
◆シンプルモダンも終わり
◆シンプルモダンも終わり
札幌市 工務店 社長
今年は昨年より忙しく、まずまずの1年になりそうです。これまではシンプルモダン系のお客さまが圧倒的に多かったのですが、去年ぐらいからお客さまの好みが変わってきて、無垢フローリングやシックなインテリアを好む方が増えてきました。南欧風ナチュラル系と言いましょうか。外観もこれまではガルバリウム鋼板をよく使ってきましたが、今回現場公開する住宅は塗り壁を使っています。長く続いたシンプルモダンデザインの流行も終わったのかなあと思います。
◆工事前に大きな壁が...
札幌市 建設会社 社長
先日、市街地で古い住宅の大がかりなリフォームを行った時のこと。近所へ工事の挨拶にうかがったら、裏の家のおじいさんだけが「工事をやるのは許さない」と徹底抗戦の構え。もちろん法的に問題はなく、その家の奥さんも「気にしないで工事してください」と言ってくれたのですが、お客様の近所付き合いのことを考えると工事を強行するわけにもいきません。何日か通ってようやくおじいさんの承諾を得ましたが、こういうことで神経をすり減らすのはもう勘弁です。
◆気持ちの持ちようなのか...
札幌市 工務店 社長
もともと数を追っているわけではないのですが、今年は意外にも感触がいいです。いままでは「性能や品質のこだわりを捨てて」という気持ちでお客さまと接していましたが、今年は「自分は20代、30代のニーズがわからない」と割り切ったので、気持ちもスッキリ。そうすると、反応もいいようです。「お客さまが望むものを提供する」と言葉で表現すれば、去年も今年も同じつもりなのですが、どこかが微妙に違うのです。仕様変更などはいっさいありません。
2009年09月15日号から
◆家を無理やり売る?
◆家を無理やり売る?
道南 工務店 営業
若いころ車のセールスをやっていたのですが、当時は訪問営業が主で、御自宅に止まっている車が当社の車種で、なおかつ一定の年数が経っていれば、次の車は出世に合わせてこの車、という提案で売れたものです。ところが人々の価値観の多様化、モノへの憧れより節約指向、そして車を持つこと自体がエコでない、インターネットなどで車は選べるとなってしまっては...。顧客ニーズは激変。我々も顧客に必要とされる仕事のスタイルを確立させたいですね。
◆お客さまはそこまで求めない
北見市 工務店 社長
住宅の構造・工法や建材・設備機器は年々進化していますが、いち早く最新の技術や製品を取り入れようとしても、それがお客様のニーズに合うとは限りません。例えば免震工法やヒートポンプの話をしてみても、ほとんどのお客様はそこまで求めていません。もちろんコストがかかるということもありますが、「無理しなくても普通の家で十分」という意識がうかがえます。家を建てる側としては新しいことにもっとチャレンジしたいんですが...。
◆まずは少子化の改善が先決
東京 建材販売会社 営業部長
ご多分に漏れず当社も売上は厳しいのですが、今年は底と見ていいのでしょうか。政権交代によって景気はどうなるのでしょうか。今のところはローコストビルダーの名前ばかりが聞こえてきていますが、政策によって消費者の好みは変わるでしょうか? みなさんも同じでしょうが、不安と期待が入り交じっています。ただ、何より子供が増えて人口減少が止まらないと、経済が活性化しません。それが第一だと思います。
2009年09月05日号から
◆太陽光に活路
◆太陽光に活路
札幌市 工務店 社長
景気は良くないのですが、当社ではなんとか打開しようといろいろ手を打ってみました。まず太陽光発電の施工会社を別に設立し、キャンペーンしたところ非常に反応がいいので驚いています。今年の自社の新築住宅にも、8割の方が太陽光発電パネルを装着しました。また、性能にこだわるお客さまが去年より増えたのも特徴です。世の中ローコスト一辺倒だと思っていたのでこれも意外です。おかげさまで今年は順調にいってます。
◆ラジオのCMって効果あるかも
札幌市 建設会社 専務
道内も昔に比べたら地域コミュニティFMがだいぶ増えてきたこともあり、当社でもラジオCMをやってみようかという話が出ています。うちもそうですが、主婦は家事で家の中をあちこち動き回っているため、テレビを付けずに、ラジオをかけっぱなしにしていることが多いようです。なので、新聞チラシなどよりラジオで宣伝したほうが効果的ではないかと。もし決まったら、制作費を安くあげるためにパソコンを使って自社でCMを作ってみようかと考えています。
◆工務店と仕事してみて
札幌市 設計事務所 所長
今回、施工を依頼した工務店とは初めての仕事でしたが、気になることがありました。工務店担当者と私とお施主様でキッチンメーカーのショールームに行ったのですが、担当者は「このシリーズになります」と示すだけで、同じIHでどう違うのかなど、細かな提案や説明がありません。結局私から詳しくお客さまに説明しました。選択肢をたくさん示すと手間がかかるでしょうが、お客さまの満足度を考えればやるべきだと思います。
2009年08月25日号から
◆高性能に対するニーズはあっても...
◆高性能に対するニーズはあっても...
札幌市 工務店 社長
住宅の性能が高ければ高いほどいいのは当たり前ですが、高性能な住宅ほどコストがかかるのも事実。そうなると高性能住宅はある程度所得の多いユーザーが主な顧客層となるわけですが、えてして所得の多い人は内外装や設備にお金をかけ、性能はあまり気にしません。一方、平均所得者層以下のユーザーは光熱費削減につながる性能アップに関心はあるものの、予算には余裕がありません。このような状況をなんとも歯がゆく感じるのは私だけではないでしょうか。
◆売上状況は深刻
札幌市 建材メーカー 所長
道内の住宅着工が落ち込んでいますが、当社の住宅向け製品の売上げはさらに深刻で、市場シェアを落としてしまいました。他社に比べ新製品のPRがうまくないことは原因の1つだと思いますが、単価の高い新製品が出ても、お客さまに見ていただくご予算自体が変わらないこともあり、なかなか新製品への切替が進みません。今年度下半期に向け、何か手を打たなくてはならないと、少し焦り気味です。
◆ボタンの掛け違いがないように
札幌市 住宅会社 営業
家を建てている最中の友人が、細かなことで夫婦が真っ向から対立しているそうです。奥さんから見るとご主人は自分が気になる部分は差額を出してでも良いものと考えるのに、つまらないところで数千円単位の費用削減をするとか、クロスの柄選びとか。新築の一軒家を建てると決めたときからボタンを掛け違った面もあるようです。家を建てると決める前に夫婦で相談することが何より大切ですし、それをアドバイスすることがお手伝いの第一歩かと思う今日このごろです。
2009年08月15日号から
◆どうして料理しないのかなぁ?
◆どうして料理しないのかなぁ?
札幌市 工務店 女性営業
モデルハウスのプランで、はやりのカウンターキッチンを入れることになりました。でも個人的には反対でした。油汚れが飛ぶし、見せたくないものもあるからです。そのことを知人に何となく話したら、「今どきは料理しない・コンロを使わない人が増えているからなあ」と言われ驚きました。料理しないならキッチンは家具そのものですね。家づくりに携わるものとして、この先に大きな不安を感じてしまいます。でもどうして料理しないのかなぁ...。
◆役員は動物がいい?
オホーツク 工務店 社長
夏になれば少しはお客さんの動きも出てくるだろうと思っていましたが、そのアテも外れ、これからどうやって今年を乗り切っていこうかと思案中です。そこで一つ考えたのが、わが家の猫を取締役にする案。最近では猫を駅長にしたローカル線が人気になりましたし、先日見たテレビ番組では、ワニが専務になっている会社が業績好調だと紹介されていました。今やペットを飼いたくて家を建てる人もいるだけに、これは集客につながるかと。人件費?もかかりませんしね。
◆将来は棟梁か帳場か
札幌市 工務店 社長
真面目で仕事熱心、モノづくりが好きで仕事に誇りを持っている、責任を自覚して仕上げるまでやり遂げる。そんな大工は会社の貴重な戦力です。若くてもそういう人材は時々います。大切に育てたいと思いますが、問題はその先です。腕はもちろん、工程管理能力やコミュニケーション能力を身につけて棟梁を目指すか、あるいは時には人に頭を下げたり、社外との連携、経営感覚を身につけ優秀な帳場になるか。いずれにしても若いうちに鍛えないとダメだと思っています。
2009年08月05日号から
◆補助金より理想のわが家
◆補助金より理想のわが家
道北 工務店 専務
最大200万円の補助金が出る北方型ECOに当社も参加していますが、実際に物件が決まるまで2人のお客様から「補助金はいらないから自分たちが欲しい家を建てて欲しい」と言われました。長期優良住宅認定基準の耐震等級2をクリアしようとすると、大空間や吹き抜けは造りづらくなり、プラン上の制約がかなり出てくるからです。こちらもお客様の満足度が低い家は建てたくないですから、補助金より理想のわが家を選んだ決断には拍手を贈りたいですね。
◆常に差別化と価値創造を
東京 建材メーカー 部長
新分野の建材を売り込んでも、少し売れてくると他社も営業力を付けてきて値段競争になりがちです。それを避けるためには、常に新しい付加価値を見つけるか、創り出していかなければなりません。部下には、「スーパーがある中で、どうして米屋の存在価値があるかわかるか?」と話しています。私自身走り回って、全国各地の研究者とコンタクトを持ち、当社の建材にどんな価値があるのか共同研究で明らかにしています。
◆モデルハウスは極端な提案を
札幌市 住宅会社 部長
エンドユーザーから嫌がられる可能性のある斬新な間取り、インパクトの強い建材の採用、コンセプトを全面に出したようなモデルハウスは、我々にとってなかなかやりにくい面があります。でもやってみると意外といいですね。お客さんの反応がはっきり分かりやすいし、嫌なら嫌で、どんな家が好きか話を深めることができ、別のプランを提案できます。総合点で80点位の無難なモデルハウスが一番つまらなく、受注に結び付かないのではと思いました。
2009年07月25日号から
◆"補助金漬け"で足腰弱る危険
◆"補助金漬け"で足腰弱る危険
東京 FCチェーン 本部長
これまで国からさまざまな補助金を引き出してきましたし、会員工務店の中には独自に補助金を獲得している会社も少なくありません。最初は補助金を活用してもっといい家を、と営業するのですが、だんだん営業マンが補助金に頼りっきりになってしまうのです。ある意味麻薬と同じで、打ち続けなければ怖くなってしまう。民需だけで生きてきた強い足腰を補助金が弱めてしまう危険があることを、住宅会社の経営者に知ってほしいと思います。
◆どうしてわかってくれないの
帯広市 工務店 社長
ハウスメーカーと当社とを比較検討中のお客さまから話を聞きました。すると、ハウスメーカーの見積は高くて住宅ローンを希望額借りられないので、足りない分は別居している親名義でノンバンクローンを借りる計画なんだとか。無茶な計画だと思い、「当社ならノンバンクローンが不要になる低価格でハウスメーカーより良い住宅ができますよ」とアピールしたのですが返事はありません。どうしてわかってくれないのかなあ。
◆新築着工がどんどん延びる
札幌市 工務店 社長
今年は北方型ECOと100万円の補助事業あわせて6戸の長期優良住宅を予定しているのですが、認定が6月4日からだったうえ、事前審査や認定申請の準備に手間取って着工がどんどんずれ込んでいます。その間、何も仕事をしないわけにはいかないのでリフォームを積極的に行っていますが、やはり新築の現場をやってないと何か不安です。お客さんが補助金を利用できるのはいいのですが、各種手続き・申請はもっと早く簡単にできるようにならないものでしょうか。
2009年07月15日号から
◆社員のモチベーションアップ
◆社員のモチベーションアップ
札幌市 工務店 社長
社員にやる気を起こさせるにはどうしたら良いか、それは明確な目標を社員に提示し、達成できた時にどんな「ごほうび」があるのか説明し、その後達成したときには約束に応えてあげることだと思います。また、社員が住宅に関連する資格取得をする際には積極的に応援し、費用などを負担しています。大手に勝つために、中小企業は人こそが財産で、大事に育てていかないといけないと思います。
◆自社のスタイルを見失っているのでは
オホーツク 工務店 社長
今年の新築住宅市場はひどい状態になっていますが、それゆえ自社のこだわりを捨ててまで価格競争に走る工務店が増えているように思います。以前ならグレードの高い建材を使っていたのに、最近はアパートにでも使うような安物を使っていたり、内外装の仕上がりを見ていてもプロが見れば雑に施工しているのが一目瞭然だったりとか。ホントは工務店それぞれ自社のスタイルがあるはずなのに、この不況によってそれを見失っているようです。
◆決着をつけられる営業マン
札幌市 工務店 部長
自分がフォローしている見込み客の中で、最初から「受注がとれそうだ」と思えるならやはり受注できる。でも「やるだけのことはやったが自信はない」お客様のケースは9割受注できません。「最終候補には残ったけど結局受注できなかった」が多い営業マンよりも、序盤の提案で決着をつけて、見切りよく次のお客様に気持ちを切り替えられる営業マンの方が、結局年間では多く受注しています。引きずられるくらいなら最初から断られた方がいいという発想が大事です。
2009年07月05日号から
◆"売り"を説明しやすい
◆"売り"を説明しやすい
函館市 工務店 社長
長期優良住宅と北方型住宅ECOは、実際の営業で役に立っています。お客さまから声がかかるわけではないのですが、こちらからそういった提案をすると、乗ってきていただけるのです。その中で当社の"売り"をうまくご説明できています。お客さまの年齢層が比較的高く、余裕をお持ちだということも関係していると思います。当社にとってはいい流れです。
◆反応薄い長期優良住宅
札幌市 住宅会社 部長
テレビや住宅雑誌などであまり告知されていないのか、エンドユーザーから「長期優良住宅」という言葉が出てくることがほとんどありません。もしかして住宅業界内部だけの盛り上がりなのか、とも思ってしまいます。住宅会社が一斉に長期優良住宅をアピールすれば認知もされるでしょうが、それでは差別化になりません。エンドユーザーの関心が薄い。のであれば、住宅会社の差別化にもならないという結果になるのならあまり熱心にPRする気にはなれません。
◆飲み会前の時間帯に話し合い
札幌市 工務店 社長
当社で業務内容に関する話し合いは、飲み会の時に行うことがほとんどです。以前は社内で会議を開いてたんですが、そういうあらたまった場では大工など現場の人間からはなかなか意見が出てこなかったんですが、「これから飲むぞ」というリラックスした時間帯にいろいろ話をすると、活発な討論になることもあるなど、みんな積極的に発言するんです。これまでクレームの対応や現場のマナーの確認、報告のし方などは、すべて飲み会の前の時間に決めました。
2009年06月25日号から
◆建て替えとリフォームの分かれ目は?
◆建て替えとリフォームの分かれ目は?
札幌市 工務店 社長
リフォームを考えているお客様から「工事費がどれくらいになったら建て替えたほうがいいですか」と聞かれた時、私は1,000万円が目安だと答えてきました。昔はその金額でリフォームから建て替えに変更するお客様が多かったのですが、最近は1,200万円まではリフォームというお客様も増えてきました。私はその金額ならもう少し頑張って新築したほうがいいと思うんですが、やはりこの不景気の中、そこまで踏み切れるお客様は少なくなっているんでしょうね。
◆共働き比率の多さに驚き
十勝 工務店 社長
数年前に下の子が通っていた小学校のPTA会長を務めましたが、驚いたのが家庭の7割が共働きだったことです。お母さんはフルタイムというよりパートが多いのですが、それでも家にいる時間が減るので家族団らんという言葉が死語になりそうな気がしています。最近間取りで家族の団らんを重視する傾向が増えていますが、間取り以前に家族のあり方を考える必要があるんじゃないかと思いました。
◆リフォームは面倒くさい
道南 工務店 社長
札幌などの大都市では、営繕・リフォーム・リノベーション・中古住宅販売など、新築需要がめっきり落ち込んでいる中でリフォーム受注を強化する策を練る企業が増えているようですね。しかしその他の市町村の場合は、リフォーム事業で食っていくことはなかなか困難だと思うのです。手間の割に利益額が少ない、思っている以上に大変な気がします。同じ建築とは言え、新築とリフォームは別世界のように感じます。私はまだ新築で勝負するつもりです。
2009年06月15日号から
◆マナー良くなり地位下がる
◆マナー良くなり地位下がる
札幌市 足場レンタル会社 部長
20年前は道内の建設需要も旺盛で、足場が足りなくなるぐらいでした。単価だって今より良かったですし、建築会社もこちらの言うことに耳を傾けてくれた。一方で荒っぽい職人も多く、マナーは悪かったと思う。それが今はどうでしょう。職人のあいさつやマナーは格段に良くなり、業界の地位が向上したと思いきや、現場は減る、値切られて価格下がる、といった具合。現場での地位はうんと下がってしまったように感じます。
◆継続すれば施主に還元できる
札幌市 設計事務所 所長
過去にいろいろな工務店様といっしょに仕事していますが、2回目の仕事依頼がくる会社はほとんどありません。ただ、何社かは継続しておつき合いがあります。継続すれば信頼関係が生まれますし、たとえば施工管理は工務店様に全面的に任せてその分設計料を下げるなど、施主様にも必ず還元できます。「建築家」という肩書きに溺れるのではなく、施主様や工務店様が何を望んでいるのかを絶えず考えながら家づくりを進めたいと思っています。
◆テレビや新聞でも周知して
旭川市 工務店 社長
このところの相次ぐ法改正や新法の施行には目が回る思いですが、特に今年に入ってからは補正予算でいろいろな住宅関連補助事業が知らない間に実施されていたりして、"浦島太郎状態"になることもしばしばです。これらの情報は各省庁のホームページをこまめに見ていないと気付かないと言われ、国交省などは毎日欠かさず新着情報をチェックするようになりました。でもパソコンは得意ではないので、テレビCMや新聞広告で周知してもらえればいいんですけど。
2009年06月05日号から
◆一部の土地に人気集中
◆一部の土地に人気集中
札幌 工務店 社長
札幌圏内の20代30代のエンドユーザーは、予算が限られるが、土地についても利便性や環境などへの要望が多いので、いつまでも土地が決まらないとか、一部の物件だけに人気が集中するといった傾向が目立つように思います。条件に合う土地をご紹介できないと受注できない、「住宅受注は土地次第」という傾向がますます目立ってきているように思います。当社もその点をもっと強化したいとは思っているのですが、なかなかうまくいきません。
◆激安液晶テレビに思う
札幌市 住宅会社 部長
32型のDVD付き液晶テレビが5万円で販売されるというニュースを見て、どうしてそんなに安く売れるのかと思ったら、中核部品に安い汎用品を使ったり、雑な設計だったりといった、いわば家電メーカーらしいこだわりを一切捨てたような割り切りだそうです。ところが画質はソニー製とさほど変わらないというのですから驚きです。高機能・高付加価値の製品より、安くてお買い得な商品が欲しいというユーザー心理を読んだ戦略。参考になるような...。
◆公務員の住宅取得も弱気に
道東 住宅会社 社長
今年の受注は、棟数は昨年並みですが1棟あたりの受注金額が落ちこみそうです。たとえば夫婦とも公務員の場合、合算年収は1200万円を超えることも珍しくありません。こうしたお客さまは今まで土地込み4500万円という予算でした。ところが今は3500万円ぐらいに落ち込んでいます。そのため仕上げなどにあまりお金をかけられない状況です。景気が弱っているため、あまり将来の心配がない公務員でも消費マインドが弱っているんだと実感しました。
2009年05月25日号から
◆最近のお客さんはわからない
◆最近のお客さんはわからない
札幌市 工務店 社長
お客さまのホンネがわからない。最近営業していてそう思います。言ってることが支離滅裂なことがあるからです。他社の社長から聞いた話では、頭金1,000万円で住宅を建てると契約したお客さまが、いざ支払い時になってから「サラ金の借金があって頭金を全額払えない」と言ってきたそうです。その会社はいろいろ悩んだあげく、契約を破棄して違約金を請求したそうですが、お客はどうしてそんな状態で頭金を払えると言ったのか不思議でなりません。
◆灯油ボイラーの燃焼音にビックリ
旭川市 工務店 専務
お客様のニーズがオール電化に集中していることから、ここ数年、灯油の暖房・給湯はまったく採用してなかったのですが、先日オーナーの要望で久々に灯油の暖房・給湯システムを採用しました。そして実際にボイラーを運転したら、燃焼音がうるさくてビックリ。すっかりオール電化の静けさに慣れていたことに気付きました。オーナーは別に気にする様子もなく、建物も気に入ってもらえましたが、うるさいと思われたらどうしようかと内心ビクビクでした。
◆モデルハウスをどうするか
札幌市 住宅会社 社長
モデルハウスの建設を検討しています。そろそろ決めなければならないのですが、まだハッキリと方向を決めかねています。一般的な常設の展示場のほかに、大きな建物の屋内に展示場を作ったケース、巨大なショールーム、複数のモデルハウスとショールームを合わせた展開、仲間との合同展示場、建築家とのコラボ...。ほとんどを見て回りました。どのタイプがいいのか、設計をどうするなど、まだまだ手つかず。ただこういう時期こそ攻めていきたいと思っています。
2009年05月15日号から
◆GWの集客は良かったが
◆GWの集客は良かったが
札幌市 住宅会社 部長
例年ゴールデンウイークの集客は期待していないのですが、今年は意外と多くてびっくりしました。でも、大半はスタンプラリーなどのイベント目当ての家族連れで、お金のかからないレジャーとして住宅展示場めぐりをしているのかもしれません。30代前半で土地込み予算が2500万円という方が多いようですが、立地にこだわる方が多くて契約に持っていくまでかなり大変です。それでも商談中のお客様が去年より増えているのでなんとか頑張りたいです。
◆性能に自信があるから
道央 工務店 部長
断熱性能がアップした新しい仕様では、入居した年の冬は暖房費のモニターをお客さまにお願いすることにしています。その代わり、「初年度の暖房費は全額当社で負担します」というのが売り文句です。仮にシミュレーションより暖房費が少なくてもそれだけ実性能がいいんだという証になってお客さまにイヤな印象を与えませんし、当社としてもさほどの負担なしで高性能ぶりをアピールできることになるのでいいアイディアだと思っています。
◆リフォームより新築なんだけど...
関東 工務店 専務
今年に入って新築はボチボチですが、リフォームはちょっとした模様替えから耐震改修まで例年以上に仕事があります。中には新築したほうがいいのではと思える物件もあるのですが、さすがに今のご時世ではなかなか新築まで踏み切れない様子です。当社としては新築の営業にもっと力を入れたいところですが、仕事が好調に舞い込んできているという流れを切りたくないのでリフォームを減らすというわけにもいかず、何とも歯がゆい状態です。
2009年05月05日号から
◆住宅需要は自動車販売と連動する?
◆住宅需要は自動車販売と連動する?
札幌市 工務店 社長
先日、いつもお聞きしている確認検査機関の社長とお会いした時、今年の札幌の確認申請量は前年比3割くらい少なくなりそうと言っていました。なぜかというと、今年の自動車販売がそれくらいの見通しになっているからとのこと。住宅の着工戸数と自動車の販売台数は似たような動きを示すそうで、そう言われてみれば家を新築したお客様が自動車を買い替えるというケースは割とあるような気がします。でもこの不況の中で家も車もという人はどれだけいるでしょうか。
◆デザインは難しい
道東 工務店 部長
ここ数年住宅需要が低迷しているので、モデルハウスを公開する時にはデザインやプランなど工夫していますが、時には意図しない反応が返ってきて戸惑うことがあります。以前内外装を白で統一したモデル住宅を公開しましたが、見学に来られた年配の方に「病院みたい」と言われました。こちらはカフェのようなおしゃれなイメージで建てたのですが、見る人によって受け取り方は様々で作り手側の思いをお客さまに伝えるのは難しいですね。
◆いつまで変更するの?
道央 製材会社 部長
プレカット工場では作業に入る前に、プレカットCADの最終図面を工務店さんへ示して「これで間違いないですね」と確認していますが、その時に確認ではなく「お客さんから窓の位置を変えるよう言われた」と変更指示を受けることがあります。こちらの都合を言えば最終確認後すぐに生産に入りたいのですが、図面変更があると生産スケジュールがタイトになり、従業員を深夜出勤や休日出勤させることになって余計な経費がかかり、加工料は変わらないので辛いです。
2009年04月25日号から
◆アパートはデザイン性も重要
◆アパートはデザイン性も重要
旭川市 工務店 社長
木造賃貸アパートはもう供給過剰だと言われていますが、私はまだ可能性がある市場だと思います。今のアパートは収益性を追求するあまり安かろう悪かろうという物件ばかりで、デザインや間取りはどこも似たようなもの。立地など利便性だけを優先して入居を決める人にはそれでいいしょう。でももし「住みたい」と思える魅力的なデザイン・間取りを備えたアパートがあったらどうでしょうか。車が必需品の北海道なら、利便性が多少悪くても入居したいと思うのでは。
◆ホームページかブログか
札幌市 工務店 社長
私はこまめにブログを更新しています。当社のお客様は、チラシや雑誌を見て、そのあとにほぼ100%当社のホームページとブログを詳しくみて、さらに当社のことを書いてある他のホームページを見て、十分に研究してから当社に来られます。ホームページはウェブデザイナーに依頼しなければならないけどブログなら思ったときに気軽に書けます。ただし新しい記事ばかり読まれて、過去のブログ記事はあまり読まれないのが問題ですね。
◆去年の努力が帰ってきた
道東 工務店 社長
去年は仕入れ価格の値上げなど苦しい中、売上を確保するため原価ギリギリで住宅を受注していましたが、今年になってその時建てたお客さまからいくつも紹介をいただき、おかげさまで今年は何とか無事過ごせそうです。厳しいと言われる住宅会社さんが増えている中、ホッとひと息ついています。もちろん、来年のことを考えると安心はできませんので、すべての住宅を現場公開させていただくとか、先手を打つ対策を現在考えています。
2009年04月15日号から
◆リフォーム需要上向き!?
◆リフォーム需要上向き!?
札幌市 リフォーム会社 社長
当社では、昨年に比べてリフォームの相談がかなり増えており、コンバージョン(建物の用途変更)や断熱改修など大規模なリフォームのお話も舞い込んできています。リフォーム相談会のイベントでも、有望な見込み客が多数いらっしゃったので、そのフォローに追われているところです。景気が上向く兆しなのか、それとも新築をあきらめてリフォームに走っているのかはわかりませんが、当社としては明るい話で素直に喜んでいます。
◆工務店にいた時に学んだこと
札幌市 工務店 社長
今でこそ工務店の社長をしていますが、若いころはハウスメーカーや工務店の社員として働いていました。一番いい経験をした、と思えるのは工務店勤務の時代です。職人さんたちの建前と本音が分かるようになり、工務店経営の収支や原価も知ることができ、住宅会社の全体像がつかめました。想像もできなかった事情や、自分としてはどうしようもない事情などもあって、何度も転職しましたが、その経験は人材育成や経営、営業面など全てにおいて役に立っています。
◆断熱・気密改修はまだまだ少数派
オホーツク 工務店 社長
今年も国の200年住宅に対する補助事業が始まりました。当社も北方型ECOの協議会には迷わず参加したのですが、リフォームの北海道R住宅協議会はどうしようか考えた結果、参加しませんでした。新築であれば物件はあるのですが、断熱・気密改修を含むとなると、そこまでやりたいというお客様を探せるかどうかわかりません。まだまだ断熱・気密改修を望むお客様は非常に少ないですからね。参加したはいいけれど、最終的に「できません」となるのも嫌ですし。
2009年04月05日号から
◆今年は太陽光発電!!
◆今年は太陽光発電!!
道東 工務店 社長
当地も例外なく厳しくて、同業も半数に減りました。次を考える余裕があるうちに、何とか手を打ちたい。今年は太陽光発電だと思っており、まず自社物件でやります。価格がどれだけ安いかの競争に参入する気はないので、付加価値や、初期費用を払ってもこの先の生活経費を抑えたい人、そういう層に訴求したいと思います。お金を持っている人はいるので、投じた費用に対してどういう効果があるのかを実績で説明できれば、まだまだ市場開拓の可能性はあるはずです。
◆昨年の辛かった体験を踏まえ
札幌市 工務店 社長
昨年は中盤から急に受注が取れなくなり、一時はどうしようかと思いました。3ヵ月ほど契約ゼロが続いた後、秋口になってから受注が回復してなんとか息をつきました。今年は、昨年の反省も踏まえた上で経費を節約し、受注が昨年よりダウンしても慌てないような経営体制を準備しました。リフォーム需要の開拓も以前より積極的に行っています。人を減らさず会社を維持していくため、今年はより一層必死に取り組みたいと考えています。
◆住宅会社は信用されていない
札幌市 工務店 社長
最近のエンドユーザーは、雑誌、チラシ、その住宅会社のホームページ、その会社のことを書いている他のホームページなど、いろいろな情報を複数見つけて、その結果どうやら信用できそうだと思ったらコンタクトをとってくれる、情報量が不十分だったり、内容に疑問を感じたら住宅会社の選考からは漏れる、というような感じで工務店選びをしている人が多いようです。幅広く、様々な機会を捉えて自社の情報を発信しなければ受注に結び付きませんね。
2009年03月25日号から
◆プロに任せる気持ちを
◆プロに任せる気持ちを
札幌市 工務店 社長
工務店社長の多くは、建築のことは詳しいいわば建築バカ。詳しいから好きになり好きだからますます詳しくなる。逆にデザインやインテリア、家具、広告宣伝、若者のニーズなどは苦手な人が多いと思います。社内に力のある人間がいるなら大いに活用し、いないなら外部の力を借りるべきです。プロに頼んでおきながら自分の好みなどで口出しする社長がいます。自戒を込めて「あなたの趣味のためではなく、顧客のために仕事をすべき」と言いたいです。
◆勉強熱心な工務店さん
札幌市 建材店 社長
やはり受注を確保している工務店さんはよく勉強していると思います。我々でもメーカー各社の新商品をしっかり把握するのは大変なのに、主なキッチンメーカーの新商品を知っていたり、自社のデザインに合う、あるいはエンドユーザーの希望に合う建材・機器を知っていたり。向上心や意欲、そしてお客さんに提案できることを少しでも増やしたい、という姿勢は素晴らしいと思います。そういう工務店と1社でも多く出会いたいと日々頑張っています。
◆さすがに高くなりすぎる
札幌市 工務店 社長
暖かくて暖房費が安い家。デザインは個性的に。そんな家を自分は建てたいと思っています。昨年はそういう考えに共感してくれるお客さまに巡り会えて、とても楽しかった。そのお宅では新しい断熱材にも挑戦しました。本当はそれを宣伝広告にも使いたいと思うのですが、今年は見送りです。暖房費の実績が出ていないこと、そして何よりコストが上がるからです。高ければ売れないと正直感じている中で、当社の建物はただでさえ高い。さらに価格を押し上げる提案は、さすがのボクも見送らざるを得ません。
2009年03月15日号から
◆展即の盛況は不況のせい?
◆展即の盛況は不況のせい?
札幌市 建材メーカー 所長
今年札幌市内で開かれている展即はどこも盛況のようです。地方からの人出は、建材販売店が招待ツアーをやめるところもあり減っている反面、札幌圏のお客さまが多いようです。しかも、大工さんなど現場で働く方も多いんです。考えてみると、着工が低迷して冬場の仕事が減ってヒマになったものの、ブラブラ遊ぶくらいなら情報収集に、と会場へ足を運んでいるのかもしれません。こちらも売上がなかなか上がらないので人出が多くても嬉しさ半分です。
◆富裕層のために一般庶民がお金払うの?
旭川市 工務店 社長
国が太陽光発電による電力の買取価格を2倍にすると報道されていますが、その費用負担として全世帯の電気代がひと月数百円上がることになると言われていますね。太陽光発電設置価格が下がったとは言え、まだkWあたり60~70万円するので、そう簡単に誰もが付けられるものではありません。太陽光発電を設置できる富裕層のために設置できない一般庶民は電気代値上がり分の一部負担が増えることになります。このような政策は絶対納得できません。
◆仕事仲間に迷惑をかけない
札幌市 工務店 社長
当社は手形を一切扱わないので資金繰りのために無理な受注をしようということにならないし、経営規模を無理に拡大しようとも思わない。バブルで失敗した経営者を見て学んだのです。会社設立2年目からはずっと黒字。もし万が一当社が破たんして債権者集会が開かれても負債は小さく、信頼関係があれば債権者も「また一緒に仕事したい」と思ってくれるかもしれません。仕事仲間にもエンドユーザーにも迷惑をかけないような仕事を心がけています。
2009年03月05日号から
◆コンパクト&低価格がウケる?
◆コンパクト&低価格がウケる?
道北 工務店 営業
北海道の中でも道北は特に景気の冷え込みが厳しく、今年の受注見通しは非常に不透明な状況です。その中でも「これはいけるのかな」と思っているのが、30坪そこそこのコンパクトな大きさで、価格も抑えた住宅です。年収が上がらず、金融機関も貸し渋りが見られるようになってきたこともあり、建てる見込みのあるユーザーは多少狭くてもローン負担が少ない住宅を考える傾向にあるようです。企画商品として売り出せば、そこそこいけるのかなと思っています。
◆ホームページで受注確保
函館市 工務店 社長
当社はチラシも広告も一切やらない零細の工務店で、年間3棟の受注で十分。当社のホームページは、年間1~2棟の新規受注を稼いでくれて、今も2件ほど受注が決まりそうです。営業はしていません。このホームページを管理しているのはうちの奥さん、素人です。検索エンジンでも上位表示されないし、内容も大したことはないんだけど、ホームページを見た人は良い会社だと思ってくれているようで、非常に活躍しています。素人感覚も悪くない気がします。
◆3割程度減りそう
札幌市 工務店 社長
今年は出足が悪いですねえ。3月末の予測で去年より3割程度、成約物件の数が減りそうです。パワービルダーの進出については、バッティングしたのは今のところ1件だけ。同業に聞いてもバッティングの話がありません。不動産屋さんからの話では、本気で土地協力する業者はあまりいないのではないかという話でした。ただ、4月以降はわかりません。この景気ですし、危機感は持ち続けています。
2009年02月25日号から
◆ホームページは会社とともに
◆ホームページは会社とともに
札幌市 工務店 社長
当社のホームページは、まさに自社を反映していると思います。注文住宅の受注が伸び始めたころに事例が増え、コンテンツがどんどん付け足されていきました。今、改めて見ると、全体のコンセプトや会社の方針が分かりにくくなっています。階層が複雑で好印象を与えない。主力商品と主力でない商品の露出があべこべになっているなど...。もういちど自社のコンセプトや構造を見直すことから始めようと思います。
◆共働きが標準になると
札幌市 工務店 社長
共働きのご夫婦が増えているなかで、世帯収入がある程度確保でき、趣味や日頃のお買いものに使う予算が多いというケースが少なくありません。そういう家庭では、奥様もこだわった要望を持っている場合があり、暮らしを豊かにするプラスアルファの工夫・提案が喜ばれるようです。奥様が家事に時間をどれだけ割くか、あるいはどんな趣味・お金の使い方をするか、住宅会社はよく観察しなければならない時代かもしれません。
◆お国柄が反映するキッチン
帯広市 住宅会社 社長
海外に行くと、キッチンはだいたい2タイプに分かれるようです。冷凍食品など使ってキッチンでは調理せず、ホームパーティなど開きたがるのがアメリカやイギリスなど。一方、見た目はともかく、料理のしやすさはあまり考えられていません。人をいつも呼ぶわけじゃないけれど、お母さんの味を大切にして凝った料理も作るのがフランスやイタリアのキッチン。日本はと言うと、どちらもありというのが状況で、当社のお客さまも両タイプいらっしゃいますね。
2009年02月15日号から
◆今年の冬はマイペース
◆今年の冬はマイペース
札幌市 工務店 社長
受注が少ないときは、営業に駆けずり回って、大工の仕事を見つけてこないとならないので忙しいのですが、今年はありがたいことにある程度仕事を確保しています。大工は忙しく働いていますが、私は若干時間の余裕があります。おそらく今後は経営環境もますます厳しくなってくると思いますので、こういう時こそ今後の経営戦略を考えたり、ホームページを更新したりと、やるべきことをやりたい。気を抜かず、しっかり取り組んでいきたいと思っています。
◆支給品対策の見積書
札幌市 住宅会社 社長
施主がタイルなどの建材をネット通販で買ってきて支給するやり方は、少し前から増えてきました。最近はさらに進んで設備機器を支給される例が出てきています。1度見積を出したIHヒーターや食器洗浄乾燥機など「こっちが安いから」と施主がネット通販で買って支給となるケースがありました。今後は、設備機器は仕入れ値段で見積を出し、ネットで値段がわからない建材は以前よりも高めにし、トータルで以前と同額になるよう調整する方が良さそうです。
◆着工後の表情が対照的
札幌市 設備工事業 部長
新築するお客様の顔を見ていると、ハウスメーカーと工務店では着工後のお客様の表情が対照的なことが多いですね。と言うのも、ハウスメーカーは施工が始まると、「やっぱりこうしたい、ああしたい」と言ってもまず無理ですが、工務店は小回りが利くので、ちょっとした変更でも対応できます。ですので着工後にハウスメーカーのお客様は気持ちがしぼんでいきがちですが、工務店のお客様は逆に着工から引き渡しにかけて気持ちがどんどん高まっていくようです。
2009年02月05日号から
◆意外と競合しない?
◆意外と競合しない?
札幌市 工務店 課長
昨年末に全国大手が札幌にも進出してきましたので、当社もどれほど影響を受けるかと考えていました。確かにものすごい集客だったようですが、現段階では当社にお問い合わせいただいているエンドユーザーさんでこの会社との競合というケースはほとんどありません。客層が違うのか、それとも今後バッティングしてくるのか、まだよく分かりませんが、住宅会社にとっての勝負は今から春にかけてだと思います。社内の体制、商品を見直して生き残りを目指します。
◆テーマをキープしながら贅肉を落とす
札幌市 設計事務所 社長
多くのお客さんはあれもこれもと要望を出してきますが、最終的には建設費を予算内に収めるため、何を削るかという話になることがほとんど。そこで気を付けたいのは、お客さんが考えているテーマ。簡単に言えば「○○な家」とか「△△な家」ということですが、要望を削っていった時にこのテーマが揺らぐようなら、すぐに飽きがくると思います。そこで私は、いかにテーマをキープしながら贅肉を削ぎ落としていくかということを考えて設計を行うようにしています。
◆春から先の仕事が心配
道北 工務店 社長
当社ではこの冬もいくつか現場があるのですが、問題は春先以降です。例年ならこの時期はお客さんとの商談をいくつか抱えていて、受注も少しずつ決まり始めるのですが、今年は商談するお客さんの数も少なければ受注も決まらないというほど悪い出足。このままいけば今年の売り上げのメドが立ちません。社内が暗くならないよう「うちも民事再生で新聞に出て有名になっちゃうな」などブラックジョークを話したりもしてますが、そんな余裕もいつまで続くことやら...。



