新聞記事
2012年01月25日号から
読者のつぶやき
◆住宅取得者層以外への対処
札幌 工務店 社員
集客がしたいあまりに、チラシで価格訴求を繰り返すと、確かに集客できるでしょうが、住宅を本気で取得する意志が無い人だったり、数社を比較し続けなかなか決断できない人、そもそも所得の面で住宅取得が難しい人に出会う確率が高まります。その中から見込客を見つけ、フォローするにはそれなりの営業力が必要です。インターネットの時代ですから、こちらが顧客を見つけるというより、顧客に選んでもらって、その方に絞って熱いフォローをしたいと思っています。
◆仕事があるのが有り難い
札幌 工務店 大工
所属している工務店では新築の仕事も少ないので、仕事の多い工務店に応援に行く機会が増えています。応援先は受注好調な工務店なのでベテランの大工も若手も揃っており、活気があります。社員も大工も忙しいけど明るいし、仕事のレベルを上げて成長したいという気持ちが感じられるので自然と私もやる気が出てきます。仕事があるというのは希望とやる気の源ですね。本当に有り難いです。
2012年01月15日号から
読者のつぶやき
◆マニュアルの無い仕事
札幌 工務店 部長
新入社員から仕事の進め方に関するマニュアルはないのかと言われました。確かに会社の人材育成方針と手法を定め、社員として何を身につけるべきかという面で新人社員に渡せるものがあった方が良いと思った一方で、エンドユーザーの生活スタイルや、顧客ニーズに対し、目に見えないものも汲み取り、家づくりの提案に活かしていく、指示されていないことも実行できる力が欲しい、マニュアルを欲しがったり、答えを教わって済まそうとするな、と言いたくなりました。
◆奥様に評価されなければ...
札幌 工務店 社員
数十年前の家づくりは、夫が全ての権限を持ち、妻は何一つ意見を言えないのが当たり前だったと聞きます。しかし今や夫主導の家づくりは珍しい。表面上夫主導のように見えても実際は奥様の意見が重要だったりします。新築でもリフォームでも奥様の要望は半分以上のウエイトを占めるでしょう。男性が好む住宅の断熱や外壁の素材などへのこだわりはご主人を納得させるために最低限配慮しますが、肝心なのは水まわりやインテリア、収納などの提案力でしょう。
2011年12月25日号から
読者のつぶやき
◆顧客満足を高めるために
札幌 工務店 社員
引き渡しの時に、お客様がキッチンなどをさすりながら「こんなキッチンつけたく無かった...」っておっしゃったりすると、こちらとしてはかなり悲惨な心境になりますよね。実際、どこに予算の重点を置くか、譲れないところは何か、あきらめて良いところは何かについては本当に徹底して合意しておかないと、最近のお客様は不満で頭がいっぱいになってしまいます。最高に喜ばれるように、私ももっと勉強し気配りしようと思っています。
◆ギラギラした男はダメ
札幌 住宅会社 社員
モデルハウスなどでお客様に応対するのは男性より女性の方が、お客様も話しやすいし警戒心も持たれにくい、気配りもできるというのは確かにそう思いますが、最近は草食系で、物腰柔らかで笑顔が素敵な男性も奥様に人気があり、受注もとれる場合があるようです。ギラギラした男性営業マンだとちょっと及び腰になる奥様たちも、さわやか路線の男性なら話もしやすいようです。草食系の男性の出番ですね。
◆頑張りすぎた反動が...
旭川市 工務店 社長
今年1年は仕事こそ切れなかったものの、家づくりに対するモチベーションはずっと低いままでした。というのも、昨年はもっと会社を大きくしようと自分の限界まで仕事をして、業績は過去最高となったのですが、その反動で張りつめた糸が切れたようになり、何事にもやる気が起こらなかったんです。このままではいけないので、来年はまた心機一転して家づくりに取り組もうかと思いますが、昨年みたいに根を詰めず、心に余裕を持って仕事をしようと思っています。
◆クロス職人が足りない
オホーツク 工務店 社長
年末の忙しい時期なのに、こちらではクロス職人が足りなくて困っています。どうやら前回の住宅エコポイントを利用するため、着工期限の7月末に現場が始まった多くの物件が完成時期を迎えていることが原因のようで、特にハウスメーカーの物件が多い様子。知り合いの工務店の中には完成現場見学会当日の朝までクロス工事をやっていた現場もあるとか。来年の国の住宅補助はまだ明らかになっていませんが、こういう状況が起こるのだけは何とかしてほしいものです。
2011年12月15日号から
読者のつぶやき
◆まさかそんなことを・・・
道央 設計事務所 所長
少し前、あるお客さまの希望を取り入れて設計すると、ご予算を300万円ほどオーバーする住宅がありました。値引きを何度も迫られ、それが無理と分かるとお客さまはなんとその図面を持ってローコストが売りの住宅会社に「この図面で見積もってくれ」と行ったそうです。ところが、さらに300万円以上高い見積が出た上、よく見ると造作などは「同じ仕様では不可」など×印がついてこちらに戻ってきました。「だから言わんこっちゃない」と心の中で思いました。
◆倒産が気になる
札幌市 建材メーカー 所長
最近、今年の倒産会社データベースを作っていたのですが、今年は結構工務店様の倒産が多いようです。札幌も有名な会社が倒産しましたが、道南も多いですね。それではハウスメーカーが元気かというと、派手な宣伝をしている割に昨年より棟数を減らしている会社もありますし、必ずしも良いとは言えないようです。来年は税率アップ前の駈け込み需要などもあり、棟数が増えるのではと期待していますが、引き続き厳しい状況が続くと気を引き締めています。
◆サービスされることに慣れている
札幌市 住宅会社 設計スタッフ
お客さまとの打ち合わせが長引くということは、今や当たり前ですが、そのやりとりの中で感じるのは、お客さまがサービスされることに慣れていることです。ただ、家づくりにハッキリとした方向を持っていない場合も多く、ヒアリング・提案・ナビゲート・決定という道をたどります。ナビゲートというのが今までなかった作業ですね。提案しても本人たちは決められないので、決断を促す誘導が必要になります。これが時間がかかる最大の要因だと思います。
2011年12月05日号から
読者のつぶやき
◆相談しにくい工務店?
札幌市 工務店 社長
先日当社で家を建ててくれたお施主様から「知人の紹介というご縁があったから良かったけど、社名も聞いたことがない、ホームページなどインターネット上ではどんな工務店なのか、実績はどうなのか、どんな家づくりなのか、社員は何人いるのか、社長は何者なのかなどの情報も少ない、事務所も中の様子がわからないし、かなり入りにくい雰囲気だった」と率直に言われました。改めて会社の前から眺めまわしてみたり、ネット検索して見直しをしているところです。
◆最後になっての値引き要求
札幌市 工務店 社長
お施主さんの中には、いかに住宅会社と有利に交渉するか作戦を考えている方もいて、例えば施工中や打ち合わせでの出来事を記録しておいて完成引き渡しの前に提出される方も。我々の至らぬ点があったら、場合によっては値引きなどの対応も必要な場合もあるでしょう。しかし最初から値引き要求目的で、気になることがあってもその時は言わず、最後に提示して、というやり方に正直落胆しました。良い家を建てることがお互いに最優先であるべきだと思うのですが。
◆facebook活用中
札幌市 工務店 社長
「最近facebookを始めました」と知人や名刺交換をさせていただいた方などには伝えています。もし相手がfacebookをやっていたら、その方とはその後滅多に合うことがない相手であってもその方の考えや状況、行動、交友関係などに関してその後は色々と情報が入ってきてご縁が深まります。まだインターネット活用意識の薄い人、住宅業界、そして地方では利用している人が少ないようですがメリットは大きいと思います。
2011年11月25日号から
読者のつぶやき
◆今になって猛烈に忙しい
札幌市 工務店 社長
震災後は資材調達のメドもつかず、「今年は営繕やリフォーム中心でなんとかやり過ごすか」と思っていましたが、夏頃から資材流通も回復して新築受注が次々舞いこむようになりました。ホームページ経由で問い合わせてきたお客さまも多く、気がつくと今年もそこそこの結果を残せそうなのでホッとしています。性能重視のお客様も多く、やりがいもあります。その代わり、今はとても忙しいです。来年3月引き渡しの物件もあり、慌ただしい年末を迎えそうです。
◆職人が足りない
札幌市 工務店 社長
今年は昨年に比べると新築受注は減りました。それでも営繕やリフォーム受注がけっこうあったのでなんとか年末を迎えられそうです。困っているのは、職人の手当て。屋根工事、外壁工事などは特に人出不足で工事の日程を組むのも大変です。ものすごく好景気というわけでもないですし、東北にみなさん行ったわけでもないと思うので廃業された方が多いのではないかと思います。この分でいくと大工も足りなくなるのではないかと心配です。
2011年11月15日号から
読者のつぶやき
◆建材店の存在感とは?
十勝 建材店 部長
新築住宅では、スマートハウスが流行りで、そこに家電量販店が食い込むなど、今までと違う流れができています。工務店に対しても今後電材ルートからの営業が進むかもしれません。一方、住宅リフォームは水まわりが中心なのは変わりません。この分野ではやはり管材ルートが強いと感じています。そうすると、我々建材ルートにいる人間は何をなすべきか、考えるところです。今後の生き残りのためには、今のままではダメだと感じています。
◆木枯らしが吹き始めている
札幌市 建材メーカー 課長
住宅新聞を読んでいると、数字の上では道内の住宅市場は二ケタ増なのですが、どうも数字とお客さまからの引き合いが一致しません。7月ぐらいまでは確かに悪くない感じでした。しかし、お盆明け頃から「あれっ?」という感じで反応が鈍くなり、10月は出荷数がかなり落ちました。既に景気上は木枯らしが吹き始めている感じで、今後の住宅動向には注意が必要かな、と思います。来年は住宅政策も少し変わりますし、作戦を練り直す必要が出てきたようです。
2011年11月05日号から
読者のつぶやき
◆録音して聞いてみた
札幌 工務店 社員
一度現場見学会に来てくれたお客様と、出会うのはそれっきりということが多く、自分の接遇に問題があるのではないかと心配しています。いろいろな住宅会社を回ってきているお客様が多いので、他社とも常に比較されています。住宅に興味を持ってくれている方がお相手なのですからもっとお客様の話を上手に引き出し、良く理解した上での適切な返しをすれば何とかなると思うのですが、録音して聞いてみるとイマイチでした。自分のトークを聞くと恥ずかしいですね。
◆お客さまの感謝の声でやる気充電
札幌 工務店 社長
先日リフォームのお客様に、リフォーム後は、家全体が暖かいし、居間の家族の様子を感じながら、そしてテレビを見ながら、時には外の景色を見ながらキッチンで料理ができるので家事をするのが嫌でなくなったというお手紙をいただきました。家族を支えてきたお母さんの負担を少しでも軽減できたのなら良いリフォームができたと言って良いでしょう。社員みんなで読んでやる気が充電されました。
◆刺激を注入したい!
札幌 工務店 社長
いつも職場内で似たような役割で仕事をこなしていると、慣れた仕事をこなすことになったり、いつも出会う人にまた出会うというマンネリが発生します。大きな成長が見込めない上に自分の得意分野しかわからない、偏った潰しのきかない人間になる。自分とは全く違う生き方や仕事で努力している人にどんどん会えば刺激を受けるので自然に成長すると思います。社外の優れた人との接点を社員にもっと持たせようと考え中です。
2011年10月25日号から
読者のつぶやき
◆いつまでもこんな景気は続かない
札幌市 住宅会社 部長
数年前から対象顧客を予算に余裕のある層に限定し、競合を避けて営業したところ、昨年から今年にかけては平均単価が3,000万円台になりました。幹部は大喜びしていますが、仕掛けた自分としてはいつまでもこんな景気が続くわけないと思っていて、むしろ怖いのです。グレードを上げたのは競合対策で、当社本来の2,000万円台の顧客にもアプローチしたいのですが、そうすると新しい商品を作らねばなりません。幹部の承認が得られるかどうか・・・。
◆電気は売れるがお湯は売れない
オホーツク 工務店 社長
太陽エネルギー利用という点では光を電気に変換するより、熱でお湯を作ったほうが効率的と言われますが、お客様の関心はやはり太陽光発電のほうが圧倒的。考えて見れば電気は売ってお金になるけれど、お湯は売れないですよね。経済的に目に見えてトクになるほうを選ぶのは、ある意味当然かもしれません。国の力の入れ方も違うみたいですし。私としては太陽熱給湯をやってみたいのですが、設置したいというお客様を見つけるまでには、まだ時間がかかりそうです。
◆家が良かったのか治療の効果か・・・
道北 工務店 社長
シックハウスは少なくなったと言われていますが、当社のお客様の中にはアレルギーの方や化学物質に過敏な方も結構います。標準仕様でシックハウス対策にはかなり気を遣っていますが、これらのお客様には建材のパッチテストを行うなど、念には念を入れます。そのかいあってか入居後に体調が良くなったという声をよく聞くのですが、お客様は病院にも通っているので、治療の効果かもしれません。家が良かったので健康になったと言いたいところなんですが...。
2011年10月15日号から
読者のつぶやき
◆「モダン」「ナチュラル」?
札幌市 工務店 社長
ある住宅会社の営業マンに、自分が建てたい家のイメージを一生懸命説明したら「モダン系でしょうかね」と言われて一気に冷めたというお客さんがいました。理想のイメージを担当者と共有したかったお客様は、自分の要望を自社の商品や「モダン」とか「ナチュラル」といった類型で仕分けようとした営業マンにがっかりしたようで「私はモダン系住宅を建てたいわけではないのに...結局この担当者はいくら話しても分かってくれなさそうだ」と他社を選んだそうです。
◆地方は景気悪いかも
札幌市 建材販売会社 課長
札幌は今年好調なビルダー様が多いように感じます。中には忙しくてなかなか連絡の取れない社長様もいます。一方、地方では受注が伸び悩んでいるビルダー様が多いように思います。建築確認や着工統計からすると、地方も数字上はそれほど悪くないのですが、よくお取引いただいているビルダー様は、少し発注量が落ちているようです。長期優良住宅の補助金やフラット35Sの特別優遇金利が終わったので、今後の動向はちょっと心配です。
◆エネルギーの見える化は大切
オホーツク 工務店 社長
北海道住宅新聞でも記事に取り上げていますが、HEMS(ヘムス)を当社でも採用できないかと考えています。やはり実際に使っている電気や灯油の使用量がわかるのとわからないのとでは、お客様の省エネ意識も変わってくると思うからです。現状では毎月の請求書を見て「今月は使いすぎた」とか「意外と少なかった」などとなりますが、それは結果論。リアルタイムで電気の使用料などがわかれば、もっと節約しようという意識も高まるんじゃないでしょうか。
2011年10月05日号から
読者のつぶやき
◆外観はさほど変わらない
札幌市 リフォーム店 店長
フルリフォームのパンフをつくっていて気がついたのですが、古い家を骨組みだけにするフルリフォームは、劇変する室内に比べ外観は意外と変わりません。施工例を見て気がついたのですが、写真でビフォー/アフターを比べたら、色が違うだけに見えるケースがとても多いのです。大がかりな増築を伴わないこと、そして屋根形状がフラット系のまま変化がないことが原因のようです。昔のリフォームは三角屋根を無落雪にして、増築して総2階にするなんてのが多かったので、ずいぶん変わったものです。
◆部屋数の少ない家
札幌市 工務店 社長
今20~30代の住宅購入者層に話を聞くと、子どもが数人でも間仕切りできれば1部屋でいい、リビングダイニング、客間なども仕切りなし、吹き抜けや大きな窓も欲しいという開放感重視の声が多いと思います。親世代だと部屋数が少ないと納得出来ない人も多いようですが、実際のところ両親の同居もしない、客は呼ばない、子どもも多くて2人、家財道具も最小限、子育てが終わったら夫婦2人の家、が実状ですから部屋数は少ない、しかも小さな家で十分でしょうね。
◆インターネットでの反響
札幌市 工務店 社長
最近契約が決まったお客さまは、インターネットに掲載された事例の記事がきっかけでした。突然「お願いしたい」というような電話があったので驚いたのですが、それまで大きな反響もなかったので「ネットに掲載してもこんなものかなぁ」と思っていました。掲載事例が少々特殊なものだったので、インターネット検索でダイレクトに記事がヒットしたのかもしれません。どちらにしても、決まるときはすんなり決まるものだと思いました。
2011年09月25日号から
読者のつぶやき
◆来年の受注
札幌 工務店 社長
今年は比較的受注が良かったのと、前半が東日本大震災もあって少し遅れたため、秋口に工事が集中しています。社員も疲れのせいか、仕事のミスや段取りの遅れなどがちょくちょく見受けられます。心配なのは来年以降の受注です。現場見学会に来てくれたお客様への後日のフォローとか、今お付き合いのあるお客様への丁寧な対応ができていなくて信頼を失ったりしていないか、そして来年以降の戦略作りがおろそかになっていないか。気を引き締め直したいと思います。
◆若い社員に任せたい
札幌 工務店 社長
私も相当なおじさんになってしまっているので20代30代の若いオーナーさんたちとの間での父親と子のような年代差は大きく、ニーズとか、興味のある話題などに話を合わせるのはちょっと難しいというか無理という気がしています。接客や設計、商品化、施工に至るまで、できるだけ顧客に接するのは若い世代に任せ、経営や人事、トラブル対応を年配者がやるように若手社員をできるだけ責任のある立場に置き、育てていこうと思っています。
2011年09月15日号から
読者のつぶやき
◆足場で現場がドタバタ
札幌市 リフォーム会社 社長
今年の札幌市内は新築が好調なようですが、リフォームもそれに劣らず多くの需要があります。ただ、市内で新築・リフォーム両方の現場が多いためか、足場の手配が非常に困難。頼んで1週間以上待たされることはしょっちゅうで、それどころか足場を解体・搬出してもらうにも、頼んでから1週間かかることがあります。「工事が終わった後も足場をそのままにしておいから泥棒に狙われた」なんてことにならいかと、いらぬ心配までしてしまいます。
◆定期点検やらなくていいの?
オホーツク 工務店 社長
当社では新築後1ヵ月、半年、1年、3年と定期点検をやっていますが、その時に他社が建てた隣家の人とちょくちょく話をする機会があります。その時にちょくちょく「ウチには点検なんてきたことがない」という声を耳にします。それも建てた会社の規模にかかわらず。おそらく、何かあったら向こうから連絡してくるだろうと考えているのかもしれませんが、こういうところから信頼って崩れていくのでは。新築の数だけ追求しても先はないと思うのですが...。
2011年09月05日号から
読者のつぶやき
◆なんで好調なんだろう?
オホーツク 工務店 社長
今年の住宅市場は震災の影響で少し落ち込むかなと思っていたんですが、そんなことはなく、これまで好調に推移しています。しかし、なぜ好調なのかがわからないだけに、逆に不安になってきます。今年4月に現場見学会を開いた時は、建材等の値上がりを不安視して新築を前倒ししようとするお客様も見られましたが、今ではそんな話をするお客様もいなくなりました。好調なんだから理由はどうでもいいじゃないかという人もいますが、何となく落ち着きません。
◆造作ものの打ち合わせは大変
旭川市 建設会社 社長
こだわりのあるお客様の満足度を高めようと、昨年くらいからキッチンやテレビ台、テーブル、収納などを造作するようになりましたが、これがけっこう大変。素材から寸法、色はもちろん、取っ手の一つに至るまで、すべてお客様に合わせて使いやすくし、気に入ってもらえるようにしなければならないので、打ち合わせにかかる時間は既製品を使う場合と比べて5倍以上に増えました。でも最後にお客様が喜んでくれれば、そんな苦労も吹っ飛んでしまいます。
◆OB客訪問が受注の決め手
札幌市 工務店 社長
受注を獲得するために、これまでいろんなことを考えてやってきましたが、その中でも最も効果的なのがOB客訪問です。普通の現場見学会と違い、実際住まわれている生活状態の家を見ることができますし、その場に私どもは立ち会わないので、OB客に住み心地からアフター対応などまで、当社に直接聞きにくいことも聞くことができます。それだけ当社に対する信頼感も増すようで、OB客訪問に行ったお客様はまず間違いなく当社に決めてくれますね。
2011年08月25日号から
読者のつぶやき
◆札幌版次世代住宅基準って
札幌市 工務店 社長
この春にできた「札幌版次世代住宅基準」はかなりのインパクトですね。市民はまだ知らないですが、業界ではその内容よりも言葉だけが先走って、「いつから補助もらえるんだ?」とか、「うちはクリアできない」とかけっこう話題になっています。性能にこだわる当社は、この基準を意識しながら来年以降は仕事をすることになりそうです。ただ、基準内容がちょっとわかりにくいですよね。補助金もどのくらいつくのでしょうか...。嗚呼、やっぱり気になっている(笑)。
◆何回来ても最後はわからない
札幌市 工務店 社長
以前は現場見学会に何回も足を運んで下さるお客様の成約率が非常に高かったのですが、最近は必ずしもそうではなくなりました。ホームページなどで見学会の告知をすると必ず来てくれて、質問もいろいろしてくるので、てっきり当社に決めてくれると思っていたのに、いつの間にか全然顔を見せなくなって、連絡したら別の業者で建てていたなんてこともあります。きっとこちらが考えているよりも、多くの業者に何回も足を運ぶお客様が増えているのでしょうね。
◆犯人は隣家の太陽光発電か?
オホーツク 工務店 社長
先日OB客の住宅の定期点検に行った時のこと。屋根にプツプツとサビが出ていたのにビックリしました。前回の点検では全然見当たらなかったのに。どうしてかと思って回りを見渡したら、隣の家の屋根に以前はなかった太陽光発電パネルが・・・。私は「パネルを載せる架台の切断・加工で金属粉が飛び散り、それがOB客の家の屋根に付着してサビが出た」と推測。しかし証拠はありません。結局、隣家の太陽光パネルを恨めしく思いながらも自腹で補修しました。
2011年08月15日号から
読者のつぶやき
◆大震災が北海道で起きたら?
札幌市 工務店 社長
大震災が北海道で起きたら、海岸沿いの町はたちまち20m級の津波で水没するとか、暖房機を備えた避難所は数%しかないとか、いやむしろ暖を取ったり食事を確保するのは人口密度が日本一低い北海道では誰かの助けなんか期待できない場合が多いとか、泊原発が停止したら道内で停電が広まって暖房どころかあらゆる電化製品が使えなくなるとか、逆に泊原発は無くても北海道の電気は足りているんだとか、いろんな噂。何が本当なんでしょうか・・・。
◆手袋着用、裸足禁止
北見市 工務店 営業
たまたま用事で札幌に行った時、知り合いの工務店が現場見学会を行っていたので寄ってみました。すると玄関には白い手袋の山が。聞いてみると、汚れ防止対策として着用してもらっているとのこと。確かに当社でも現場見学会の後に白いクロスや建具に汚れがついていたことがありました。また、裸足で上がることは禁止。これは以前、お施主さんがフローリングに付いた足跡を見て、嫌な顔をされたためだそうです。当社もこういう配慮が必要だと気付かされました。
◆相談が多かった
札幌市 設備店 社長
東日本大震災の翌日は電話対応でけっこうな忙しさでした。多くが「心配だから点検して」という内容。そういう顧客との関係を維持できていることはありがたい。で、実際に点検に行ったところ、ほとんどの家で何の不具合もなかったので今回はよかったのですが、もし札幌で大地震が起きたとしたら・・・。まず、当社のサービスマンは客先に出向くことができない。被害がひどければ何から手をつけてよいかわからないでしょう。訓練をしておく必要があると思いました。
2011年08月05日号から
読者のつぶやき
◆社員の疲労も心配
札幌市 工務店 社長
今年は、昨年何回か行った現場見学会などでご縁のあったお客様からの受注が春先から多く、ある程度受注が確保できていました。とてもありがたい状況ですが、むしろ現場をしっかり回せるかが不安の1年です。実際のところは私を含め社員一同残業も多く、何とかやりくりしている状況です。私もかなり疲れています。社員も頑張ってくれてはいますが、限界を超えてへばってしまわないように常に目配りしようと思っています。
◆大工さんの接客力
札幌市 工務店 社長
住宅会社を決める際に現場を見たいというお客さんや、着工後に頻繁に現場を見にこられるオーナーさんと現場で会うことが多くなりました。うちは人見知りをする大工が多いので、現場を見に来た方に挨拶したり現場の状況を説明、応対したりといった顧客対応の部分は正直言ってまだまだ不十分です。とりあえず私がホームページとメールでお客さんに現場の進捗状況などをレポートしたり、お客さんと大工さんの接点づくりをしたり、率先してやっていこうと思っています。
◆2代目の苦悩と自負
十勝 工務店 社長
創業者でもある父と仕事への考え方が合わず、父親の元で働きだして数年で出て行きました。その後父親が病気がちとなり、故郷に呼び寄せられた時は、私のやることに父は口を出さなくなりました。それまで父親は現場優先で、営業もしていませんでした。実は戻ってきたときは会社の経営が傾いていました。私は必死で建て直し、なんとか今は新しいことに取り組む余裕も出てきました。苦労はしましたが、ずっと地場でやってきたから続いたのだと思います。
2011年07月25日号から
読者のつぶやき
◆似てないのに連続バッティング
札幌市 工務店 社長
市内のある会社と連続してバッティングしました。数ある会社の中でなぜ? 少々不思議な気持ちです。テイストはわれわれ専門家からみるとぜんぜん違うのですが、お客さまからみるとなぜか比較の対象になるようなのです。例えば本格○○風と○○テイスト、いぶし色とダーク調のあいだで、お客さまの気持ちは揺れ動くようです。2回目ともなると意識するので、ちょっと研究をしたりもします。お客さまからの見え方ってホントわからないものです。
◆中国の技術力向上
札幌市 工務店 社長
先日、中国に視察旅行に行ってきましたが、建材を作る技術力がどんどん向上しているようです。これまでは普及品、低価格品という位置づけでしか見ていなかったと思いますが、手間のかかる加工を依頼して日本に輸入する方がおもしろいかもしれません。たとえば、家具調の高級キッチンとか。また、海外の銘木を中国に持ってきてフローリングに加工して日本に輸入するというのも、割安に高級品を作ることができていいと思います。
◆工程管理しっかりやりたい
道央 工務店 社長
7月中旬は雨が降った日が多くて、現場の遅れも発生しました。7月下旬も、やや雨の多い日が多いようですので、さらに工期が伸びてしまわないか心配になってきました。暑い夏に厳しい工期、協力業者の技能者の方々も大変な負担をおかけしています。想定外のこともいろいろ起こりうるだけに、工程管理もしっかりやって、早め早めに仕事をこなし、引き渡し日はしっかり守らないと、と思っております。
2011年07月15日号から
読者のつぶやき
◆着工遅れがどう影響するか
札幌市 建材メーカー 所長
今年の売上げ予測がなかなか立てられずに困っています。というのも、震災の影響が掴みきれないからです。新築で言えば3月末から4月、5月にかけて着工が延期になった物件があるはずですが、それがどのくらいかまだ統計などを見ても把握しきれません。また、リフォームでは震災の影響でとりやめた人がいるかもしれませんが、もともと指標となる統計がないだけにリフォーム会社さんなどから聞き込むしかありません。聞くところによると、リフォーム中止が2件あった会社もあるそうです。
◆見えない力が働く?
東京 建材メーカー 部長
仮設住宅では、建築資材が大量に動くので建材メーカーは必死で営業攻勢をかけます。そこで当社も住宅の業界団体に働きかけるなどあらゆる努力をしてきました。しかし、話し合いがある程度進んだと思ったら突然その住宅団体から「実はこの部位は全て○○○になったので」と断られました。調べてみると、採用された建材の業界団体が裏でいろいろ動いていたようです。「その建材は震災の影響で供給が滞っていたのに・・・」と悔しい思いをしました。
◆仕事がないのは景気のせいじゃない
札幌市 工務店 幹部
5月までは絶好調で、10ヵ月で予算達成の勢いでしたが、あることで社長と大げんかしてからやる気が消えました。それから約2ヵ月。不思議とお客さまからの問い合わせもピタッと消え、いい具合に遊んでいましたが、さすがにマズイと動き出しました。仕事がないのは景気のせいだと言いたくなりますが、自分の場合、やる気の問題だと思っています。1年中やる気をキープできるとすごい営業になれると思うのですが、そこが自分はイマイチです。
2011年07月05日号から
読者のつぶやき
◆災害に関心薄い北海道民?
札幌市 設計事務所 所長
東日本大震災を経て、本州では、被災地ではなくても住宅購入希望者がハザードマップを見ながら土地選びをしたり、建物の耐震性などに関心を持つ人が増えたと聞きます。一方で北海道はあまりそういうユーザーをみかけない気がします。次は東海で地震が起きる、といった予測だってあてになりませんし、次は北海道かもしれません。日本は地震や噴火など災害大国だし、外国の地震が日本で津波を起こすこともある。災害経験の少ない地域でも油断できないはずですが。
◆リノベーションブームの陰で
札幌市 設計事務所 所長
最近は不動産会社がフルリフォームした住宅を販売することが増えているようですが、危なっかしいと思うことがあります。というのも、彼らにとっては住宅も土地と同様に左から右に流れていくものという意識が見え隠れするからです。つまり、売ってしまえば後は...みたいな。増築と断熱材の入れ替えと水まわり一式交換で「リノベーション」と称している例もあります。イメージばかりが先行して工事の内容や質が検証できないと怖い気がします。
◆難しいのはむしろ人間関係
帯広市 工務店 社長
「結露がひどくサイディングもボロボロなので見てほしい」と声がかかり、行って参りました。そしたら、問題の家は電話をくれた知人の娘さんの家で、しかもその家は施工した工務店と親戚関係。しかしその工務店とは関係が薄くなっているよう。原因は調べる前からかなりハッキリしていて、換気がほとんど止まっていることに加え、排気ダクトがどこかではずれて軒天やサイディングの凍害を引き起こしたようなのですが、人間関係が複雑で、どう説明しようか悩んでいます。
2011年03月05日号から
◆住まいづくりの全権掌握
札幌市 工務店 社長
住まいづくりで、ご主人よりも奥様のほうが主導権を握っていると感じるケースが多いのは今に始まったことではありませんが、最近は、ご主人はそんなに家を建てたいとは思ってないけど、奥様が望んでいるから建てるという、家づくりの主導権どころか、ほぼ奥様の全権掌握のようなお客様に出会うことが増えたような気がします。まあそういう私も、妻が言い出したことに異を唱えることはほとんどありません...。奥様への気配り。大事ですね。
◆はぁ? ですよ・・・。
暖房換気設備店 社長
セントラル換気の配管のことですが、ボクらは取り回しに問題がないならスパイラルダクトを使いたいと思っています。特に第1種換気のように配管内の掃除を行う必要がある場合には、やはり管材は鋼管やVU管などの硬い材料がいい。
そんなことをお話しすると、「じゃあなんで標準仕様にしないんだ」と責める住宅会社さまがいらっしゃいます。
はぁ? ですよ。われわれは販売・工事店として、あるべき施工法と仕様をご提案はいたします。しかし、提案内容を採用するかどうかは元請である住宅会社さまが決めることではないでしょうか。こういう勘違い、とても多いんです。元請の自覚を持ち、調べた上で自ら判断するか、わからないことは専門家の提案を受け入れるか、そういう姿勢を持ってほしいです。
2011年02月25日号から
◆タマホーム全道展開で・・・
道央 工務店 社長
タマホームが札幌・苫小牧に続いて函館・帯広・旭川に進出するそうですね。住宅展示場内に出展ということでやはりハウスメーカーとの競合が激化するのだと想像します。一方我々工務店との競合という意味では、今までなら住宅展示場で予算や趣味が合わないと感じ、工務店に流れてきていた顧客層が、タマホームのわかりやすい商品説明で契約に至るケースも多いような気がします。新築需要が低迷する今、やはり影響は大きいのではないかと思っています。
◆経営に徹する社長が増えた
北見市 工務店 社長
昔の工務店の社長は職人気質の人が多く、新しい工法や技術についても自ら勉強するタイプが多かったのですが、最近では現場のことは設計や現場管理の人間に任せてタッチせず、自分は会社の経営に徹するという社長が増えてきました。それはそれで悪いことではありませんが、少し違和感を感じるのも事実です。私は会社の顔としてお客様から家のことを何か聞かれた時にはきちんと対応できるようにしたいですし、自社で建てる家のことはすべてわかっていたいですね。
◆戸建ての借家に注目
札幌市 工務店 社長
昨年に引き続き今年も戸建住宅はそこそこ良さそうですが、それでも以前と比べたら低水準であることに変わりはありません。そこで今後も生き残るための戦略として、今年は戸建ての借家をやってみようと考えています。アパートでは生活音などで隣人に気を遣うし、子どもも伸び伸び育てられないという人は少なくないので、戸建ての借家に対するニーズはけっこうあるかなと。住んでて家を気に入ってもらったら中古として売るのもアリだと思います。
2011年02月15日号から
◆若い世代に権限をつけてやる
十勝 工務店 社長
帳場が若いと取引業者が言うことを聞かないケースがあるといいますが、当社もそれを少し経験しました。そこで打ち合わせだけでなく、発注もすべて任せるようにしました。工事業者の中には価格や条件についてわれわれおじさん世代に電話してくるものもいますが、そのときは必ず、「帳場に聞いて」としか答えずに権限と責任を集中させます。小さな会社でも人を育てることはできるし、それがこれからの受注確保の決め手ではないかと思います。
◆地域に根ざした設計事務所に
札幌市 設計事務所 所長
設計事務所というと、敷居が高くて訪問しにくいというイメージが一般的かと思いますが、気軽に近所の人が相談できる設計事務所になりたいと考えています。今までもイベントで無料相談コーナーを担当したりいろいろ試しましたが、当事務所自体が看板をきちんと掲げていないため目立たないのが一番の問題でした。今年は道路から見える位置に看板を取り付けるところから始めます。まずは近所でお仕事をきちんといただけるように、と思っています。
◆「位置ゲー」とは?
札幌市 工務店 社長
エンドユーザーがインターネット上で多くの時間やお金を費やす時代。ケータイのアプリなど、モバイルコンテンツ市場は、mixiやモバゲーなどを中心に3年で2000億円以上市場が拡大したそうです。旅行するとケータイのGPSがその人の位置情報を把握、ゲームが進行するので、旅に出かけたくなるという「位置ゲー」など、ネット上の仕掛けが実生活、その人の消費や行動を誘導する時代。観光や消費、地域活性化にまで関連が広がるという状況、驚きますね。
2011年02月05日号から
◆うちより5万円も高い
道内地場ビルダー 部長
ある大手の求人が求人誌に掲載されました。それを見たうちの現場・工務の連中が、「基本給でうちより5万円も高い」と大騒ぎに。「面接会場で会ったりしてね」とジョークも出ていますが、あながちジョークではないかも。仮に社員本人は会社や社長に忠実だったとしても、奥さまは『誠実な経営者は5万円多く払ってくれる経営者だ』と判断するのではないかと思うのです。今年は賃金闘争の春になりそうです。
◆燃費表示をやりたい
道東 工務店 社長
ハウスメーカーはCMなどで断熱性能の高さもPRしますが、それに対しQ値表示で対抗してもお客様には伝わりません。そこで、お客様に「検討中の住宅会社に『ひと冬の暖房費はどれくらいかかるの?』と聞いてください」と話しています。具体的な数字となるとトラブルの火種になる可能性があるので「13万円」など妥当な金額を言ってきます。当社の住宅はシミュレーションすると10万円を軽く切るのでQ値訴求よりも優位性が伝わりやすいと思います。
◆若い頃は必死だった
道北 工務店 社長
自分にとって転機となったのは、あるお客様の住宅でした。東京暮らしを経験した方で洗練されたデザインを好まれました。大きな住宅でしたが、要求は細部にまでわたっていました。自分も本を買いあさって勉強。その後、気に入った建築家の自邸を見るために札幌まで行って外観を見学するだけでなく、菓子折を持ってアポ無しで「勉強中の身ですが、この住宅がとても気になっているので中を見学させてください」と訪問したこともあります。今思えば必死でしたね。
2011年01月25日号から
◆戻って来ている感じ
札幌市 住宅会社 社長
住宅業界はおおむねいい年を越せたと思いますが、年明けに倒産が出ているそうです。11月末から2ヵ月続いており、経営がキツイ会社もかなりあるのだろうと思います。ただ、一方では久しぶりに新聞の年賀広告がにぎわったり、年明け早々に求人が出たりしています。かなり戻って来ている感じです。
当社はあいも変わらず、同じ人員で2011年に臨んでいます。今年は長期優良の補助金をやろうかなと思っています。
◆高い気密性をわかってもらうには
札幌市 リフォーム会社 部長
一昨年くらいから断熱・気密改修に力を入れ始め、徐々に施工件数も増えてきましたが、いまだに営業や現場で苦労するのが"高気密"の説明です。私たちは高い気密性能が快適な住宅に欠かせないと、経験と知識によって理解していますが、目で見えるものではないだけに、説明してもお客様はわかったようなわからないような顔をすることがほとんど。気密測定を行っていい結果が出ても、あまり反応はありません。うまく説明できる方法はないかと、いつも悩んでいます。
2010年12月25日号から
◆お日さまでバラ色とはならず
札幌市 設備店 部長
会社の方針で、来年から太陽光発電の販売をはじめる予定です。世の中の流れなので、やるなら早い方が良いと思っていました。ただ、位置づけはとても難しいです。当社は太陽光発電を受注しても、工事はすべて外注。工事から利益は生まれません。販売利益はありますが、薄くならざるを得ません。なので、当社の商品の中の位置づけとしてどうするか、という点がとても大切になるのですが、いまのところいい方法が見つかっていません。
◆社内総出で現場回り
道北 工務店 社長
今年も秋から年末にかけて現場が集中し、毎日わけもわからなくなるほどバタバタした状態となっています。こうなってくると現場管理の人手が足りなくなるので、普段は社内で仕事をしている設計担当者や帳場も時間を見て現場を回るように。工務店仲間からは「人を増やせば」と言われることもありますが、一時的な仕事のピークに合わせて社員の数を揃えるわけにもいきません。今を乗り切れば来年こそ明るい年になると信じ、社内一丸となって頑張っています。
◆家も中古で十分
札幌市 工務店 社長
家も車も新しい方がいいと考える人が多いでしょうが、私は昔から中古でいいと考えるタイプでした。今まで新車を買ったことがありません。家も築20年の中古住宅を手に入れ、増改築して今も住んでいます。中古住宅は私にとって「自分の住みたい場所の土地を手に入れたら、家がおまけで付いてきた」感覚なんです。同年代では珍しいようですが、今の若い人はそういう感覚の人が増えているようですね。当社としても大規模リフォームに力を入れたいと思っています。
2010年12月15日号から
◆小さな家じゃなく大きな家で
オホーツク 工務店 社長
これからの家づくりは"小さな家"がキーワードになるという話をちょくちょく耳にします。確かに若年層が買える価格や家族数の減少、エネルギー効率などを考えると、そういう選択もアリかなと思うんですが、今はもう世の中の流れにただ乗っかって他社と同じことをやるだけでは、生き残っていけない時代。だったら思い切って"大きい家"に特化してはどうかと。医者や弁護士など高額所得者層にうまくアピールできればイケるんじゃないかと思うのですが。
◆社員総出の大騒動に
道東 工務店 社長
ベテラン大工に70坪ほどの住宅現場を任せました。彼は経験浅い若い大工2人を引き連れ、フローリング張りをさせていました。引き渡しが近づいて、とんでもないことが発覚。フローリングの大半に接着剤の足跡がついているのです。若い大工はフロアの実部分に接着剤を付けて敷いた後、表面にはみ出た接着剤を拭き取らずそのまま歩いていたらしいのです。社員総出でフローリングについた接着剤を拭き取る羽目に。現場の監理不行き届きを深く反省しました。
◆最初に目が行きますね
札幌市 工務店 社長
『読者のつぶやき』は最初に目が行きますね。自分とは全然考え方の違うつぶやきも載っていますが、「へえ、そんなこと考えているんだ」って思いながらすごく参考になります。もちろん似た意見が載っていれば共感するんですが、それよりむしろいろいろな考え方があることがいいです。
2010年12月05日号から
◆信じるか信じないかはあなた次第です
首都圏 工務店 社長
北欧や北米など、先進諸国は新築か中古かといった新しさの指標ではない価値と、物価で住宅価格が決まります。築50年の住宅でも程度が良ければ新築と変わらない価値が認められ、価格も同等です。自分はそういう住宅づくりをしているつもりで、お客さまには『価値が低下しない家をつくりましょう』と語りかけています。
しかし、その意味がなかなか伝わりません。古い住宅は価値がないという現実の中で何十年も生きてきているし、住宅や住生活について教育を受けた経験もない。難しいのは当然です。ちゃんと説明しようとすれば、だんだん説明型の営業となっていくので、『信じるか信じないかはあなた次第です』みたいなノリに。商売ですから、関心を持ってくれた方だけを対象にしていればいいのですが、本当は信じるかどうかではないのに。いつもそう思います。
◆実感わかない景気回復
札幌市 建材メーカー 所長
新聞を見ていると着工数が回復してきているようですが、当社は前年割れこそないものの着工数の伸び率ほど回復していません。価格競争力がある大手が市場を握っており、当社のシェアは若干落ちてきているようです。着工数が回復してもお客様の価格第一の傾向は変わらず、営業開拓が今ひとつうまくいきません。これといった新製品がないため、しばらくは苦戦が続きそうですね。住宅市場は景気回復に向かっているのかもしれませんが、私は実感が湧きません。
◆自分で決められないお客様
札幌市 住宅会社 社長
このところ、住宅のデザインや仕様をお任せにするお客様が少しずつ増えてきたように思います。先日契約したお客様もこれまでの施工例やプラン集、建材のカタログなどを見せて特徴を説明しましたが、悩むばかりで決断できず、最後には「社長さんがいいと思うものにします」と一言。一生に一度の家づくりなのにそれでいいのかと言いたくなりました。こだわりがないのか優柔不断なのかわかりませんが、これで引き渡した後に不満でも言われたらたまりませんね。
首都圏 工務店 社長
北欧や北米など、先進諸国は新築か中古かといった新しさの指標ではない価値と、物価で住宅価格が決まります。築50年の住宅でも程度が良ければ新築と変わらない価値が認められ、価格も同等です。自分はそういう住宅づくりをしているつもりで、お客さまには『価値が低下しない家をつくりましょう』と語りかけています。
しかし、その意味がなかなか伝わりません。古い住宅は価値がないという現実の中で何十年も生きてきているし、住宅や住生活について教育を受けた経験もない。難しいのは当然です。ちゃんと説明しようとすれば、だんだん説明型の営業となっていくので、『信じるか信じないかはあなた次第です』みたいなノリに。商売ですから、関心を持ってくれた方だけを対象にしていればいいのですが、本当は信じるかどうかではないのに。いつもそう思います。
◆実感わかない景気回復
札幌市 建材メーカー 所長
新聞を見ていると着工数が回復してきているようですが、当社は前年割れこそないものの着工数の伸び率ほど回復していません。価格競争力がある大手が市場を握っており、当社のシェアは若干落ちてきているようです。着工数が回復してもお客様の価格第一の傾向は変わらず、営業開拓が今ひとつうまくいきません。これといった新製品がないため、しばらくは苦戦が続きそうですね。住宅市場は景気回復に向かっているのかもしれませんが、私は実感が湧きません。
◆自分で決められないお客様
札幌市 住宅会社 社長
このところ、住宅のデザインや仕様をお任せにするお客様が少しずつ増えてきたように思います。先日契約したお客様もこれまでの施工例やプラン集、建材のカタログなどを見せて特徴を説明しましたが、悩むばかりで決断できず、最後には「社長さんがいいと思うものにします」と一言。一生に一度の家づくりなのにそれでいいのかと言いたくなりました。こだわりがないのか優柔不断なのかわかりませんが、これで引き渡した後に不満でも言われたらたまりませんね。
2010年11月25日号から
◆基礎体力より挑戦する姿勢
東北 研究所 職員
自分は商売はしていないですが、商売を支える営業支援も行っており、いろいろな顧客をまわっていて思うんです。この30年で生き残った人たちは、みんな挑戦者でした。しかも現状に満足せずさらに新しいことに挑戦している。一方、経営の基礎体力がある会社でも、攻めないと資産を食いつぶし、結果廃業していきました。いなか、そして地方で生き残るためには、「挑戦」しかないと思います。そのとき必要な支援は保護ではなく、ムダな規制を取っ払っうことではないかと。
◆いつまで会社を続けるか
道南 工務店 社長
最近は新築の仕事も減り、リフォームで食いつないでいます。こうなると心配するのは先行きのこと。自分で創業した会社なので、息子は継いでくれるものと思い込んでいましたが、東京に行ったきり帰ってきません。帰省したときに問い詰めると「跡を継げなんて、それはお父さんの都合でしょう」とまで言われてがっくりです。あと数年頑張って会社をたたんでもいいのですが、お客さんの顔を思い浮かべるとそれも無責任な気がして悩んでしまいます。
◆時代は変わった
道央 工務店 社長
昔は手先さえ器用であれば工務店を立ち上げて家づくりをすることができましたが、今となってはその頃が夢のようです。構造やQ値、換気量の計算を行うためには数学や物理・化学などの知識が必要になりますし、関連法規や制度などが目まぐるしく変わる今日では情報を収集・整理・活用する能力も不可欠。若い人ならまだしも、年配の人たちにこのようなことを求めても、対応するのは難しいでしょう。私も面倒な計算や書類作成などは、すべて専務に任せています。
2010年11月15日号から
◆今年はタイヤの交換どうするか...
旭川市 工務店 社長
当社では走行距離に関係なく社用車のスタッドレスタイヤを毎年買い替えていますが、今年はどうしようかと思案中です。「社員の命にかかわるだけに、そんなところをケチるな」という先代の社長の言葉もあって続けていたことですが、売上げも減少している中、経費節約はやっぱり大事。よほどすり減っていなければもうひと冬くらい十分使えると思うんです。でも毎年買い替えていたのを止めた途端、何か起こったらと思うと、なかなか決断できません。
◆独立して大きなやりがいを得る
札幌市 工務店 社長
以前務めていた住宅会社を辞めて、独立して早3年。何とかここまでやってこれたという感じです。独立して一番良かったのは、すべて自分で仕事をコントロールできること。会社勤めの時は何かというと上司など周囲の人との意見の調整が必要でしたが、今ではすべて自分の判断で物事を進めていけるので、ストレスがたまりません。もちろん責任も重いわけですが、成功も失敗もすべて自分に跳ね返ってくるだけに、大きなやりがいを感じています。
◆今後の経営が心配
札幌市 工務店 社長
戸建住宅は、最近仕事が集中して忙しいのですが、やはり不況の影響で、新築戸建てよりも中古住宅を検討するユーザーが多い気がしますし、今後の受注という面では見通しが立たない状況です。今後新築戸建住宅の需要が伸びるということはないんでしょうね。分譲マンションは売れ行き好調な物件もあったようですが、それは供給が少ないからでしょう。継続受注ができる戦略と、無駄の少ない経営を強化しないと、これからの時代を生き残るのは困難だと思っています。
2010年10月25日号から
◆アンケートに記入しないお客さま
札幌市 工務店 社長
現場見学会に訪れたお客さんでもアンケートに記入いただけなければ、もう出会うことは事実上ほとんど無いと思います。住宅会社のモデルハウスを見て回って知識も豊富、具体的な質問はしてくるし、いろいろ評価してくれたりするので、興味はあるのかな、と思わせるのですが...。こちらも真剣に説明し、ツールもお渡ししているのですから、お客さんの方も名前や自分の希望をアンケートに書く位のことはすべき。そう思うのですが・・・。
◆さじ加減が重要
札幌市 住宅会社 専務
当社はお客さまから「高い」と思われているようです。自分はこのことについてけっこう敏感です。というのも『ちょっと高い』はOKですが、『高い』ではお客さまを遠ざけてしまうから。どちらかというと、ちょっと高いという評判も好ましくないと思っています。確かにこのところは予算に余裕のあるお客さまが多いのですが、常に広い層を狙っておかないと、気がついたら客層が偏っていたということになりかねないゾと、そのことに神経をとがらしているのです。
2010年10月15日号から
◆訪販リフォームの下請け
札幌市 工務店 社長
昔、大手訪販リフォーム会社の下請けを数社していましたが、元請けだけボロ儲けし、下請けと客が泣きを見るやり方に嫌気がさして止めました。あるとき、増築工事をしていたらお客さんから「この工事ね、屋根とかが特別なので6坪で1,000万円なんだって。でもできあがるのが楽しみ」と言われたことがあります。その工事、私が60万円で請けたものでした。どこに利益が消えていくんだろうと不思議に思いましたね。その会社、今も札幌に営業所あります。
◆仕事に集中できない時・・・
札幌市 工務店 社員
家族のトラブルとか、借金とかがあって仕事が手につかない状態の社員も時にはいます。そういう厳しい状態であっても仕事を投げ出さないで努力できるなら道は開けていく。自暴自棄になったりせず、仕事はきっちりやっていれば仕事が助けてくれると思います。むしろそういう厳しい経験をした人間の方が、仕事の面で大きく成長することもあります。本人の強い意志が感じられるなら、社員の少々のスランプは受け止める会社でいたいと思っています。
2010年10月05日号から
◆補助金は複数回に分けて
◆補助金は複数回に分けて
十勝 工務店 社長
北方型ECOプラスや長期優良住宅の補助金のおかげで受注増につながっていることは確かだと思います。でも、補助金の概要が決まるのが毎年遅い。お役所の都合はわかりますが、北海道はそれに合わせていたら仕事が遅れてしまいます。昔の公庫のように年数回募集するなど、工夫があれば仕事が集中して「大工が足りない」という事態にもなりにくいと思うのですが。また、年5棟までという長期優良住宅補助金の制限もなんとかしてほしいです。
◆メディアミックスでの宣伝
札幌市 工務店 社長
雑誌や新聞などに記事や広告を掲載した後の数日は、自社ホームページのアクセス数を毎度チェックしているのですが、実は全然アクセスが伸びません。雑誌の掲載内容だけで当社の全貌が分かるはずもなく、ホームページに誘導し、受注に結び付くものかと思っていたのですが...。紙媒体とインターネットのメディアミックスと言ってもなかなか簡単ではないですね。本当に効果のある紙媒体の吟味とネット戦略の強化を考えているところです。
◆自動掃除機能付きの換気がほしい
札幌市 建設会社 部長
健康な室内空間の維持や結露の防止などを考え、「換気システムの役割はとても大切なので年に1~2回は掃除して下さい」とお客様には話しているのですが、これまで掃除をしてくれたお客様はほんのわずか。日本人は家のメンテナンスに無頓着と言われていますが、これはもうしょうがないことのように思います。自動でフィルターを掃除してくれるエアコンがあるのだから、換気も自動掃除機能が付いた製品を開発してもらえるといいんですが...。
2010年09月25日号から
◆去年は雨、今年は猛暑で現場遅れる
◆去年は雨、今年は猛暑で現場遅れる
北見市 工務店 社長
去年の夏は雨が多くて現場に遅れが出ましたが、今年の夏はとんでもない暑さのせいで大工の作業がなかなか進まず、現場の工期が遅れ気味となっています。寒ければストーブやジェットヒーターなどを焚いて何とかしのげるんですが、暑いのだけはどうにもなりません。汗をぬぐったり、水分を補給するたびに手が止まるのですから、しょうがないと言えばそれまでなんですが、こちらとしてはお客様への引き渡しが予定通りにできるか気が気ではありません。
◆ライフスタイル提案
札幌市 工務店 社長
「子どもがもう1人生まれても、子ども部屋に可動間仕切り家具があれば、個室を2部屋にできる」「子どもは個室でこもりがちなので、むしろ小さな部屋に」「20年もしたら独立して家を出て行くのだからその後の用途も考えて」というような提案が意外とウケますね。ユーザーは今後の人生設計を見越した提案をする住宅会社に好感を持つようになりました。家族構成や趣味、暮らし方の変化などに対応できる家づくり提案を強化したいと思っています。
◆ホームページよりブログ
札幌市 工務店 社長
当社はホームページを持っていません。仕事は口コミで今のところ十分ありますが、突然仕事が途切れたらどうしよう、という不安感は常にあります。かといってホームページをこれから作るとなると何十万とお金がかかるでしょう。そこでお金をなるべくかけずに効率的にPRできる方法がないか考え、ブログを始めようと思っています。現場の進行状況や完成見学会告知など、いろいろな情報を無料で発信できるので使わない手はないと思います。
2010年09月15日号から
◆マンションリフォームは気を遣う
◆マンションリフォームは気を遣う
札幌市 リフォーム会社 部長
今年は例年になくマンションのリフォームが多いのですが、上下左右に他の住戸がくっついているだけに戸建てよりも気を遣います。事前に工事日と工事内容、音が出そうな時間帯などをまとめた印刷物を、回りの住戸にポスティングしておくことはもちろん、資材や工具の搬入・搬出などもエレベーターや通路を占領しないよう、タイミングを見計らって迅速に行うなど、とにかく回りに迷惑をかけないことが第一。どんなに小さな工事でもそれは変わりません。
◆きつい予算のリフォーム
札幌市 リフォーム会社 社長
リフォームの時に「耐震改修や断熱改修を同時提案」と思っていますが、実際に実現は難しい。今も若いお客さんが不動産屋で中古住宅を購入し、入居前に当社にリフォームを頼むという話があります。予算は300万円ですが、「キッチンと浴室を変えたい」「間取りの変更も」というのです。この時点で予算オーバーしそう。さらに「フラット35で借りたい」と言ってきたので、壁量計算などが必要になり、場合によっては耐震補強が必須となります。なかなかきつい仕事です。
◆優良企業はニト*だけではない
札幌市 住宅会社 社長
ユニ*ロとかニト*とかが優良企業といわれています。利益を生んでいるという点ではそのとおりだと思いますが、雇用は創出しているのでしょうか。雇用が生まれなければ地域は人がいなくなります。若者も故郷に残ることができなくなります。ローカルな視点から活動を行う企業だって、優良な会社のはず。大企業はともかく、少なくても当社は、雇用が生まれる仕事をしたいと思います。そうしないと北海道から人がいなくなってしまいそう。
2010年09月05日号から
◆そんなに寒さに強いとは...
◆そんなに寒さに強いとは...
道北 工務店 社長
今年はリフォームの仕事が多く、断熱改修も1棟ありましたが、その家は築25年程度で断熱材こそ入っていたものの、気密は適当にポリフィルムを張っていただけ。気流止めもありませんでした。さぞかし寒かっただろうと思い、お客様に尋ねてみると、「いや、寒くなかったよ」と一言。暖房をガンガン入れてたのかと考えましたが、暖房費はそんなに多くかかっていないとのこと。体感温度は人それぞれと言いますが、これほど寒さに強い人がいるとは思いませんでした。
◆狭小で安い家が主力になるのでは?
札幌市 工務店 社員
昔の家はシェルターでした。冬には漬物を漬けて食料の確保、そして生活用品を蓄える場でした。しかし現代は、スーパーなども増え生活のための利便性が向上し、生きるためにたくさんの食糧や生活用品を家に詰め込む必要性も薄れています。日本人は他の国の人に比べても、家財道具などで家の中を埋め尽くす傾向が強かったと思いますが、今や若者はモノの少ない暮らしを好む人も増えています。家族の数も少なくなっています。狭小で安い家が主流になるのでは?
2010年08月25日号から
◆800万円住宅が出現
◆800万円住宅が出現
長野県 建材店 部長
新潟や北陸、そして長野にも登場しました。880万円住宅(パパまる)に触発されたのでしょうか、地元住宅会社やゼネコンの新規参入組が800万円の住宅を発表しています。今年30棟受注したという話も聞こえてきます。こういう世の中ですので、お客さまの関心は支払い可能な、あるいはリスクの少ない支払額で、という方向に向かうからでしょう。家の広さは20坪とかで現実的なのかどうかわかりませんが、とにかくユーザーとの接点が大切だという点は良くわかります。
◆エコアパートも挑戦したい
札幌市 設計事務所 代表
エコハウスというと戸建住宅を思い浮かべる人が多いと思いますが、先日東京に行った時、知人の紹介でエコアパートを見学する機会に恵まれました。形態的にはコーポラティブハウスとよく似ているのですが、屋根緑化や太陽熱利用など、自然エネルギーを活用する仕組みを取り入れているのが大きな特徴。入居者も共同の畑で野菜を作るなど、都会にいながらエコライフを楽しんでいる姿が印象的でした。ぜひ北海道でも建てることができればと考えています。
◆水まわりリフォームが好調
札幌市 リフォーム会社 社長
今年は断熱内窓など、明らかにエコポイントがらみのリフォームもありますが、それ以上に水まわりリフォームが増えているのが目立っています。トイレや風呂の場合はバリアフリー化でエコポイントがもらえることもあるのでわかりますが、キッチンが意外に好調です。売れる価格帯も幅広く、これまで我慢していたお客さまが動き始めたのかな、と考えています。それに比べると、外装材リフォームは今ひとつ盛り上がっていません。
2010年08月05日号から
◆雪のせいにしても解決しないので
札幌市 住宅会社 社長
本州の元気な工務店と話をすると、経営体力の違いを痛感させられます。彼らの「悪い」は赤字すれすれの線だけれど、北海道では「大赤字」だったりします。当然いいときも利益率が違います。何としても収益体質をしっかり、強い会社を作らなければなりません。なにが違うんでしょうね。経営者の能力、社員のやる気といったあたりが一番の問題だと思って、いろいろやり始めています。雪のせいにしていても、いつまでも解決しないので...。
◆若い世代は案外イイ!!
帯広市 工務店 社長
最近、内覧会を開くとけっこうお客さまが多いです。真剣に考えている方ばかり。もちろん当社に決まるかどうかはまだわかりませんが、ちょっと変化を感じます。若い世代は共通してまじめで物わかりがいい方が多いです。一方、年配者はささいなことにこだわって前に進まない場合があります。コミュニケーションさえうまくとれれば、若い世代は案外イイお客さまだと、当社では思っています。
(イラストあり)
◆地域材って一体...
旭川市 工務店 社長
地域材って言うからには、てっきりその土地で生産されている木材や建材を指すのかと思っていたら、そうではないんですね。例えば長期優良住宅の100万円補助では、産地証明があれば外国で生産された木材も地域材として認めてます。そう言えば昔は輸入丸太を道内で挽いた木材も道産材と言ってたそうです。輸入材を使って外国の森林環境保護と地域の活性化に貢献したけど、国内の森林は荒れて、林産業も衰退したなんてことになったら、とても笑えません。
2010年07月25日号から
◆商売のタネはいくらでもある
◆商売のタネはいくらでもある
札幌市 建材商社 部長
自分はもう退職するつもりですが、商売のタネならいくらでもあるし、言い訳が多くて意固地な後輩たちに、考え方を変えることをよくアドバイスしています。住宅産業が成熟から衰退期に入っていることは間違いないですが、それは全体の話であって言い訳にはなりません。ボクらがやり始めたころは高性能建材の市場自体が小さかったので、全体市場が大きくても関係なかったのです。中小企業は商売がニッチなので、市場の規模に惑わされてはいけません。
◆リフォームは共感から
札幌市 リフォーム会社 社長
今まで地道に取り組んできたことが花開いたのか、今年は受注件数も売上げも絶好調です。その中で大事だと思っているのがお客さまとの話の進め方です。いきなり断熱改修のメリットを説いても「高いから」と断られます。年金生活が間近に迫った奥さま方へその不安や不満などを伺いながら、自分の経験も元に個人的に共感してあげるのです。若い人にはハードルが高いと思いますが、人生経験豊富なお客さまばかりですから、うわべの営業では振り向いてくれません。
◆マニュアル以外の施工は相談を
札幌市 建材販売店 社長
先日、当社が道内で代理店になっている内装建材を使った工務店さんから、製品がすぐに剥がれてしまうというクレームが入りました。詳しく話を聞いてみると、こちらが指定したものとは違う接着剤を使っていたことが判明。原因がわかってひと安心でしたが、他の建材も含めて意外とマニュアル通りに施工してくれないことって多いんです。工務店さんは経験をもとに「このほうがいいだろう」って考えるようですが、そうするなら事前に一度相談してほしいですね。
2010年07月15日号から
◆上向きの実感はない
◆上向きの実感はない
札幌市 建材問屋 部長
今年に入ってから数字上では道内着工は上向きです。しかし当社の売上はというと、辛うじてプラスという程度で、景気が上向きになってきた実感はほとんどありません。ハウスメーカーや工務店の動きを見ていても、景気のいいところと悪いところとはっきり差が付いているので、全体が良くなっているわけではないのでしょうね。最近目立つのは高級キッチンの売れ行きがいいこと。普及タイプに比べて利益率がいいので当社にとってもありがたいことです。
◆やはり受注は取りたい
札幌市 工務店 社長
「住み心地はどうでもいいから、とにかく希望通りのデザイン・間取りにして」。これは先日、あるお客様から言われた言葉です。これまでもお客様の希望で明らかに快適性や居住性を損ねるとわかるものは、その理由を説明し、当社ではやらないことを納得してもらっていたのですが、今回のお客様はまるで耳を貸そうとしません。断ろうとも思いましたが、このご時世だけにやはり受注は取りたいのが本音。何とか説得できる方法はないかと毎日頭を悩ませています。
2010年07月05日号から
◆CASBEEは取っておくべきか
◆CASBEEは取っておくべきか
北見市 工務店 社長
何だか最近、私の回りではCASBEE(戸建て)の資格取得を目指す人がやたら増えてきたように思います。今すぐ必要にはならなくても、将来的には国の住宅政策の中で重要な資格に位置付けられる可能性があるというのが、その理由だそうです。特に根拠がある話とは思えないのですが、北方型ECOのBIS・BIS―Eの例があるので、補助金絡みで突然重要性を増すことがあるかもしれません。いずれにしても簡単に取れる資格ではなさそうですが・・・。
◆エアコンは冷房専用?
札幌市 工務店 社長
ここ数年で寒冷地用のエアコンが各メーカーから市販されたので、当社でもエアコン暖房にチャレンジしてみようと思い、何人かのお客様に「こんな暖房方法もありますよ」と話をしました。ところがみなさんいずれも「エアコンって夏に冷房するものでしょ」という反応。暖房設備としては見ていないんです。まずはお客様に寒冷地でも使えるエアコンがあると知ってもらうことから始める必要がありそうです。
2010年06月25日号から
◆わかりやすい記事を
◆わかりやすい記事を
札幌市 住設建材会社 所長
5月15日号に、熱交換換気装置を採用した場合のQ値低減と「換気用消費電力増分量」についての記事に大いに関心がありましたが、同僚といっしょに何度読んでも意味がわかりませんでした。記者さんから説明を聞いて初めて理解できましたが、関心を持っている分野なので、もう少しわかりやすく書いてほしかったです。
編集長から:ご指摘ありがとうございます。確かに難解な内容でした。今後はいっそうわかりやすい紙面づくりを進めます。また不明点は遠慮なく編集部へ問い合わせてください。
(℡011-736-9811、fax011-717-1770)
◆秋以降の見積り依頼がこない
札幌市 設備工事業 社長
今年の住宅着工は、札幌市内を見る限り今のところ好調なようですが、お盆開け以降は下り坂に入るのではないかと懸念しています。例年なら5月の終わりになると、秋以降に着工予定の住宅の見積り依頼があるのですが、今年はまったくありません。実質先着順である長期優良住宅の100万円補助や住宅版エコポイントをもらうため、家を建てようと思っていた人はみんな今年前半に駆け込み着工したという声も聞くだけに、これから先、仕事があるのかどうか不安です。
◆大工がアポとるアフター訪問
十勝 工務店 社長
当社では年1回、建てたお客さまのアフター訪問をしていますが、アポを取るのも訪問するのも建てた時の大工がやります。専門のアフター要員を抱える余裕がないという理由もありますが、一番のメリットはミスを二度と繰り返さないこと。ベテラン大工が多く、プライドもあるので社長が怒鳴ってもうまくいきません。しかしお客さまに言われると非常に効果があります。自分が担当した現場ですから逃げも隠れもできません。毎年大変ですが、今後も続けるつもりです。
2010年06月15日号から
昔の家はみんなシックハウス?
◆昔の家はみんなシックハウス?
道北 工務店 社長
住宅版エコポイントの影響か、今年は古い家の断熱改修に関する問い合わせが多いですね。話を聞くと、やはり寒くてしょうがないという家がほとんど。冬が来るたびに風邪を引くなど体調を崩したりすると言います。昔の家は隙間が多く、自然換気で室内の有害化学物質が排出されていたから、シックハウスにかかる人もいなかったと言う人もいますが、とんでもない。寒くて体調を崩す家なんて、それこそシックハウスみたいなものではないでしょうか。
◆某大手会社の見積り
札幌市 リフォーム会社 社長
今年は1000万円を超える大型リフォーム物件が多くて忙しい日々を過ごしています。大手リフォーム会社との競合も増えてきています。ここが腕の見せ所で、今のところほとんど勝っています。お客様に大手会社の見積りを見せていただくと値段の高さにいつもびっくりします。築15年の住宅のリフォームで1500万円という見積りを見たときは「道民を舐めてるのか」と思いました。まあそのおかげで当社が仕事をいただけているのかと思うと感謝しないといけませんが。
2010年06月05日号から
◆アパートもエコポイント
◆アパートもエコポイント
札幌近郊 工務店 部長
当社は木造アパートなどの賃貸事業もコンサルから仲介までやっています。アパートでもエコポイントが1戸あたり30万円(ポイント)もらえるので、6戸1棟のアパートで180万円相当。その威力は絶大で、次世代省エネ基準対応を提案するとほとんどのオーナーさまがOKを出します。分譲マンションも一気に次世代基準対応が進んでいるようです。ただし、札幌市内は賃貸住宅の収益性が低下していて、新築でアパート経営を始めること自体がちょっと難しいですね。
◆エコポイントの省エネ効果絶大
札幌市 エネルギー関連 課長
1月ころの貴紙や編集長コラム(ブログ)を見て、札幌市内の大手住宅会社があまりエコポイントに対応していないことを知りました。半信半疑でしたが、営業してみると本当に対応していなかった。この半年でほとんどの会社が対応を終わりましたが、驚きでした。いま、マンションが分譲も賃貸も一気に次世代省エネ対応を進めています。エコポイントは当社にとってものすごい追い風ですし、高断熱化に大きく貢献していると思います。
◆ネット広告の反響
札幌市 建材メーカー 係長
一般消費者にアピールしたいと思い、当社の製品をネット広告に出したところ、資料請求問い合わせなどの反応が何件も出てきました。実は雑誌広告も出してみたのですが、ネット広告の反応の方が2倍多かったのです。広告料金はネットの方がずっと安いので、コスト効率を考えるとネット広告が断然オトクかなあと思います。売上が伸び悩んで広告費の捻出が難しくなってきているご時世なので、今後も効果的な使い方を検証しようと思います。
2010年05月15日号から
◆大工の道極めたい気持ちも...
◆大工の道極めたい気持ちも...
札幌市 工務店 大工
昔からものづくりが好きで、20歳で大工になりました。就職して2年。ひと通りのことはできるようになった自信があります。ただ、いまの住宅建築はプレカットなので手刻みで墨つけする機会がなく、このままでは墨つけができない大工になってしまいそうです。大工としての道を極めたい気持ちもあり、その道に進むなら早いほうがいいとも思います。いまの職場に待遇の不満は一切ありません・・・。
◆値引だけは社長決裁
札幌市 住宅会社 社長
ふだん、営業にはほとんど口を出しませんが、値引だけは自分が決済します。というのも、これまでの経験上、いちど値引販売を許すと営業マンは"値引という武器"で仕事をラクに取ろうとするからです。なので原則として当社は値引きしません。じゃ例外はあるのかと申しますと、あります。戦略上、何としても受注を取りに行く場合、施工中の些細なクレームでも値引が避けられない場合などです。
◆北海道の人間はマナーが悪い?
札幌市 工務店 社長
冬場は講演会やセミナーなどを聞きに行く機会が多かったのですが、札幌では主催者が「携帯は電源を切るかマナーモードにして下さい」と言っているにもかかわらず、派手な着信音を鳴らしている人がけっこういます。もちろん、うっかりしていたという人もいるでしょうが、東京で行われるセミナーではまずそんなことはありません。道民ならではのおおらかさも関係しているのでしょうが、本州の人たちから見たら、北海道の人間はマナーが悪いと思われそうです。
2010年04月15日号から
◆児童館トルエン高濃度を調べてほしい
◆児童館トルエン高濃度を調べてほしい
札幌市 建材メーカー 幹部
札幌市の児童館で国の指針値を20倍以上も上回るトルエンが検出され、大騒ぎになっています。室内のVOC濃度と空気環境についてはずっと調査をしてきたので大いに関心があります。貴紙(北海道住宅新聞)はぜひこの事件を取材し、技術的な視点から原因と対応を解明してください。VOC問題は終わったと思っていらっしゃる方も多いですが、住宅でもアセトアルデヒドとトルエンは指針値を超える例が多いですし、公共建築では今回のような事件がままあります。
◆今年度は飛躍したい
札幌市 工務店 社長
独立して工務店を始めて数年、ようやく経営も軌道に乗ってきましたが、営業面ではそれほど苦労しませんでした。というのも、前に在籍していた会社時代からのお客さまとのつながりがあり、積極的な営業をしなくても仕事が確保できていたのです。でも、そろそろ自分の意識を変えないとたいへんな事になるなと思いました。気がついたら会社が傾いていたということがないよう、今年度は初心に戻って勉強会に参加するなど飛躍するために前向きに活動したいです。
2010年04月05日号から
◆少子高齢化で田舎は...
◆少子高齢化で田舎は...
空知 工務店 社長
私の町はここ20年で中心部のデパートが無くなり、商店街もシャッター街になりました。若い人はどんどん郊外に出ていき、お年寄りばかりで子どもはほとんどいない。小中学校はどんどん廃校になっていきます。地場産業である農業の担い手は減り、町の活気はどんどん失われています。50代でも若手扱いされてしまいます。新築住宅を受注できるチャンスも激減です。都市部に引っ越し、チャレンジすべきか迷っています。
◆当社がお客さまに選ばれる理由
札幌市 ハウスメーカー 常務
実を申しますとずっと受注が振るわず、この2月は久しぶりににぎわって活気も戻りました。それは素直にうれしいのですが、ではお客さまが当社を選ぶ理由は何かと、消費者目線で見たときに、置かれた状況は改善したわけではないと思っています。もちろん消費刺激策などの後押しはありがたいのですが、会社の商品力とか、サービスレベルといった本質的な力を高めることが、大きな課題であり、それを改善することがこれからの課題です。
2010年03月25日号から
◆100万円で広く補助してほしい
◆100万円で広く補助してほしい
札幌市 住宅会社 社長
当社も200万円、100万円の補助金を申請していますが、少々矛盾を感じています。補助金がなくても家を建てられる人たちが200万円を狙い、ゲットします。一方、200万円の補助金があれば建てられる人には補助金がどうしてもわたらないのです。"先導的"にこだわるという考え方もありますが、広く住宅助成という観点から考えると、補助金を100万円に一本化して、受けられる人数を倍にしたほうが効果が上がるし不平等もなくせると思うのです。
◆展即を主催する方も大変?
札幌市 建材メーカー 係長
今年も昨年と同じ顔ぶれで展即が行われましたが、集客も全般的に良くなかったようです。ブースの数が目に見えて減ったところは通路が広くなって来場者の少なさが目立ったり、あるいはブースの小間が埋まらず穴埋めに必死だった建材問屋もあり、不況の影響が色濃く出ていたようです。小間埋めにあんなに苦労しているのなら、当社も値引き交渉をもっとシビアにしておくべきだったと反省しています。でも、今の状況では「主催する建材問屋も大変だ」と感じました。
2010年03月15日号から
◆昼も雪に埋もれた営業車
◆昼も雪に埋もれた営業車
札幌市 工務店 社長
先日、出先で昼飯を食べようと、たまたま本州系大手ハウスメーカーの営業所前を通りかかりました。すると驚いたことに、敷地内には雪に埋もれたままの社名入り営業車が何台も止まっていました。まるで営業マンが何も仕事していないみたい。「朝出勤したら、営業車をきれいな状態にしておくのが常識では?」と思いましたが、いったいどうしたんでしょうねぇ。さすがにあれではまずいんじゃないかと、他人事ながら心配になりました。
◆訪販業者と差別化したい
札幌市 リフォーム会社 社長
当社では、お客さまへのしつこい営業はしていませんし、飛び込み訪問もいっさいありません。その代わり消費者向け無料セミナーの実施やショールームの充実など、お客さまに来ていただくことで商談のチャンスを増やす営業方針です。理想は、お客さまから「○○社にお願いしたい」と言っていただけるような仕組み作り。そのために専門知識や確かな技術でお客さまに信頼される会社になることが大切で、訪販との差別化につながると思います。
2010年03月05日号から
◆節水はいいけれど...
◆節水はいいけれど...
道東 リフォーム店 店長
各社の最新型トイレのセールスポイントは、洗浄水を大幅に節水できることですが少し心配なこともあります。それは、洗浄後に便器ではなくその先の配管などに汚物が付着しやすくならないか、ということ。水量が減ればトラップ部分などに流れ残って付着するかもしれません。配管詰まりの原因になって後から大変なことにならないか心配です。メーカーも「便器から出て行った汚物がどうなろうが関係ない」とまでは思ってないでしょうが。
◆家は奥様が決める時代
札幌市 リフォーム会社 社長
今までの経験を言うと、ほぼ100%の確率で、リフォーム工事をするかしないか、どのようにするかを決めるのはご主人ではなく奥様です。少なくとも9割は奥様に決定権があると思います。ご主人が最初に応対してくれた物件で、ご主人がこうしたい、と意思表示をしてきたとしても、それが奥様の意向に沿っていない場合は簡単にひっくり返ります。奥様が話し易いように、奥様が納得できるように、接客も提案も工夫しないと受注確率は減るでしょうね。
◆何か矛盾してる?
旭川市 工務店 社長
話題の住宅版エコポイントはリフォームの場合、使用する断熱材がノンフロン製品に限られていたので、新築でも同じかと思って相談窓口に確認したら「新築に使う断熱材はノンフロンに限ると決めていないので、フロン製品も使うことは可能です」とのこと。せっかく"エコ住宅"という名称を付けているのだから、新築もノンフロン製品に限定すればいいのに、何か矛盾してるような気がします。断熱材の多くはノンフロンに切り替わっているとはいえ、変な話ですね。
2010年02月25日号から
◆暖まらないペレットストーブ
◆暖まらないペレットストーブ
札幌市 住宅会社 社長
環境にやさしい住宅づくりを実践する意味で、ペレットストーブは積極的に使いたいと思っていました。ところが、何件か使ってみると見込み通りに暖かくならず、お客さまからクレームをいただきました。定期訪問で行ってみたら、お客さまの手で灯油ストーブに変わっていた住宅もあります。原因は不明ですが、排気筒からムダな熱が逃げているんではないか、と疑っています。こうした事情をお客さまに話しているので、最近ペレットストーブは採用していません。
◆華やかな世界の裏側
札幌市 工務店 部長
以前勤めていた工務店は、おしゃれでスマートなイメージの会社でしたが、経営は綱渡りの連続でした。年間で二ケタ以上の棟数を受注していましたが手元資金はいつもギリギリ。給料も遅れることが多かったです。事務所内は負のオーラが漂っていました。資金がショートしそうになり、「早く登記したいんだ。いつ階段が付くんだ」と社長が現場と電話でやりあっていたことも。社員たちの結束力はあったと思いますが、その会社も今はありません。
2010年02月05日号から
特集「怒りが収まらない!!」
◆「家がカワイイ」が理解されない
札幌市 工務店 女性社員
女性ってお気に入りのグッズやデザイン、何でも「カワイイ」って言いますね?今や「カワイイ」は世界共通語ですよ。でも、ウチの男性社員は「家がカワイイ」が理解できないみたいなんです。「動物や子どもがカワイイはわかるけど」と言われたことがありますが、女性は自分の感性に合ったモデルハウスや家を見つけると「あ、この家カワイイ」って気持ちになるんです。男性はどうしても機能や性能に目がいってしまうみたいですね。
「ダイニングにこんな暗そうなランプをつけてどうするの?」という反応が返ってきたこともあります。生活を楽しむという感覚がピンとこないみたいなので、話していて時々「なんでわからないの!」って言いたくなることがありますよ。
◆「だって大手じゃないでしょ」とは何事ダッ
オホーツク 工務店 社長
昔からオホーツク地域の役場の確認申請窓口では、訳のわからないことを言う担当者に当たることが多いのですが、先日出会った担当者の言葉は許せませんでした。
ある新築住宅の確認申請だったのですが、提出した図面・書類のうち面積を記入する書類が2種類あり、1枚は小数点以下第3位を切り捨て、もう1枚は小数点以下第3位を四捨五入した数値を書いていました。それを見た担当者から後日、「出し直して下さい」との指示。窓口に飛んでいき、「小数点以下第3位を切り捨てた数値は認められないのか」と聞くと、「認めます」との返事。「じゃあ四捨五入は?」と言うと、「それも認めます」とのこと。
両方認めることができる数値だけど、統一してもらわないと困るということなのですが、「それなら出し直さなくても、訂正で済む話なのでは」と言うと、担当者いわく「だっておたく大手じゃないでしょ」。こんな公務員は絶対許せません。
◆公文書の不実記載を勧めるのかっ!!
北海道 工務店 社長
北海道でおそらく最も建築戸数が多い「長期優良住宅先導的モデル事業」に当社も参加しています。あまりに腹が立ったのでひと言。
現在、書類の精査を行っており、当社の書類もチェックしていただいています。その担当の設計事務所ってまるで役人みたい。説明はわかりにくいし、回答の内容も意味不明。たとえばこんなことがありました。履歴保管のシステムに、使用した商品の品番を記入する欄があります。しかし、当社が使った商品は品番がないのです。それで質問したら「JIS番号を記入してください」とおっしゃる。でもその商品にはJIS番号もないのです。答えは「関連JISでも入れておいてください」。
ちょっと待てよ。そんなことでいいのか!! これだけコンプライアンスがうるさく言われ、われわれも細かく厳しくチェックされているのに、しかも関連 JIS記入は公文書への「不実記載」ではないのか??? ヘタをしたら俺って東京地検特捜部に事情聴取されちゃうかも!?
もう一つついでに言えば、施工管理者登録がうまくできない。その理由は登録してある氏名がいわゆる旧字・異体字で、その字がインターネットの世界では出てこないからなのだが、これもおかしいゾ。登録のときは「正しい氏名を記載してください」と言われた。しかし、インターネットで施工管理者を記載しようとすると、自分は存在しないことになるのだ。旧字・異体字を常用漢字に直せばいいという話ではない。役人の言う「正確さ」は、ほころび直しのような場当たり的ないい加減さで成り立っているということを言いたい。そしてそれに振り回されるのも、責任をとらされるのも、まじめにやっているわれわれ国民だ。もっとまじめに取り組め。そういいたい。
2009年12月05日号から
◆新築住宅が寒い!?
◆新築住宅が寒い!?
札幌市 建材メーカー 所長
知り合いが去年、新築住宅を購入したのですが「寒~い」と愚痴をこぼしていました。聞くと、浴室回りが非常に冷えるのだそうです。高断熱・高気密住宅ではあり得ないはずです。実際にその住宅に行ったことはないので断定はできませんが、断熱欠損などの問題があるかもしれません。折り込みチラシや雑誌広告を見ても、どの会社も高断熱・高気密であるかのように書いていますが、実際はそうではないんだな、とあらためて思いました。
◆長期優良住宅の住宅履歴は?
帯広市 建材販売店 課長
長期優良住宅の住宅履歴は、どう保管するのがベストなのでしょうか。北方型住宅ECOは、自動的に道の仕組みを利用するので安心ですが、それ以外はどうでしょうか。民間の情報サービスで保管すると、プライバシーの保持やその会社が倒産する心配があります。建てた会社が責任もって保管すればいいのですが、建て主さんが別の会社でリフォームしても家歴書にその履歴が記録されるでしょうか? 補助金の話が先行してこうした運用面の情報が足りない気がします。
◆「お金をためてからやりましょう」
山形 工務店 女性幹部
私は断熱改修を中心に仕事をしています。お客さまからの要望にこたえるというより、「こんな素晴らしいリフォームがあったんだ」と感動していただくことで仕事が続いています。いままではお客さまに喜んでいただくだけでしたが、数年前にわが家もリフォームし、祖母がすっかり元気になりました。もちろん予算とかの壁はあります。でもそういうときには、「2~3年してお金をためてからやりましょう」とお話ししています。
2009年11月25日号から
不可解な銀行の融資審査
◆不可解な銀行の融資審査
札幌市 設計事務所 所長
1,000万円の運転資金はニコニコ貸すのに、3,000万円の住宅ローンは貸さない―そんな変な話が実際にありました。お客さまは自営業。10年前に始めた会社が順調に発展し、今は人を何人も雇うほどに。ずっと同じ銀行とお付き合いし、お店の土地と建物、それからお祖母さんの住む家も自己所有。それでもその銀行では、住宅ローン審査が通らないのです。フラット35で事なきを得ましたが、納得いかない話です。
◆長期優良住宅に救われる
東京都 設計事務所 所長
数年前までは、パワービルダーから分譲住宅の設計業務を多数受注し、一度に数百軒分の図面を作ることもありました。もちろん自社でこなせる量ではありませんし、コスト要請も厳しいので下請けに出しました。しかし原油高騰の頃から徐々に景気が悪くなり、リーマンショックでガタガタになりました。困っていたところに長期優良住宅関連のお仕事です。こちらも儲かる仕事ではありませんが、住宅着工数が激減している中では大助かりです。
◆張り倒してやりたい
道東 工務店 社長
先日、長期優良住宅の確認申請を役場に出したところ、性能評価機関から技術審査の適合証を受けているにもかかわらず「この設計で長期優良住宅には適合しないんじゃないか」などと言い出しました。それは確認とは別の話ではないかと言ってもいろいろケチを付けてくるので、「こちらでも技術審査をやってもらえるんですよね。じゃあこれからおたくに技術審査を頼みます」と言ったら、「いいけど、3ヵ月かかるよ」ですと。思わず張り倒したくなりました。
2009年11月15日号から
◆長期優良住宅は見学会向き
◆長期優良住宅は見学会向き
札幌 工務店 社長
ユーザーが長期優良住宅にはじめから関心を持っていて、しかも長期優良住宅の提案で受注につながったということは当社では1件もありません。多くの方はデザイン、価格、当社の雰囲気を気に入っていただき、その結果受注につながりました。接客時にいきなり性能の話をしても反応が良くないのです。ただし当社の提案を一通りしたお客様に、長期優良住宅の現場見学会も見ていただき、最後のダメ押しに長期優良住宅対応が役立ったことはありました。
◆思うがままの家づくり
札幌近郊 工務店 社長
最近出会うお客様は、予算オーバーの提案は受け付けない、デザインや間取り、仕様、ライフスタイルなどをこちらが提案しすぎると嫌がる方が多いような感じがします。お客様が求めるイメージがあって、少々無理があっても住宅会社側が必死に対応して思い通りの家が出来たという意思決定の流れを期待しているように感じます。縛りを受けたくない、わがままを言わせてあげる家づくり、そして土地探しなどのプラスαの親切で受注する状況になっています。
◆農家が弱るとやはり痛い
新潟県 工務店 社長
新潟は米どころですから、稲作農家が元気をなくすといろいろ影響が出ます。少々乱暴ないい方ですが、昔は田んぼ2枚売ったら80~100坪の家が建ったのですが、いまはリフォーム代も全額まかなうことができません。というわけで、新築が減りました。隣りの山形・庄内地方も同じようです。もう一つこれまでと違うのは、農家の跡継ぎの若い世帯が、親と同居せずに小さな一軒家を構えることでしょうか。純和風もずいぶん減りました。
2009年11月05日号から
◆構造計算の間違いは確かにある
◆構造計算の間違いは確かにある
東京都 住宅会社 社長
10月15日付の北海道住宅新聞で構造計算の結果、基礎のベース幅が1.3mになったという記事を読みましたが、北海道だけでなく本州でも構造計算の現場はかなりひどい状況です。これまでトレース屋とかCAD入力屋などと呼ばれていた人たちが、構造計算できないのにソフトだけ使って仕事をしているケースもあり、手計算が必要な物件ではお手上げ状態になって、おかしい結果を出してくることも珍しくないようです。もし間違って強度不足になったらと思うとゾッとしますね。
◆こんな住宅があったなんて...
道央 工務店 社長
今年になって築20年の住宅のリフォーム工事で、躯体の状況を調べるために床下にもぐった時のこと。お客様がしっかり保管していた設計図書と見比べてみると、あるはずの間仕切り基礎が入っていなかったんです。一瞬目を疑いました。施工したのがけっこう名の知れた住宅会社だっただけに、信じられない気持ちでしたね。普通、間仕切り基礎がなければ現場の人間は誰だって気付くと思うんですが...。きっと見て見ぬふりをしていたんでしょうが、ひどい話です。
◆長期優良住宅の補助金が怪しまれる
帯広市 工務店 社長
長期優良住宅を建設する人に最大100万円の補助金が出るという話を施主様にしても、かえって「そんなうまいこと言って」と怪しまれることがあり、営業に苦労します。お客様にしてみれば、「そんな虫のいい話あるわけないでしょ」ということらしいのです。リフォームの悪徳商法や欠陥住宅の問題でお客様が住宅会社に対して信頼感が持てないのかもしれませんが、国がこのことについて周知を充分していないのも原因じゃないかと思います。
2009年10月25日号から
◆社内体制の見直し
◆社内体制の見直し
札幌市 工務店 社長
実際のところ、私自身は自分の会社をこんなに大きな事務所、社員を抱えるような大所帯にするつもりはなかったんです。仕事を一生懸命やっているうちに仕事が増え、スタッフが増え、事務所も大きくなって。ところが急激に新築もリフォームも落ち込み、改めて今後どうするべきか、考えています。原点に戻って会社のスリム化、経費削減などを行いながら、やるべき仕事はしっかりやっていきたい。そう思って社内の総点検を行っています。
◆地元に貢献できる熱源は...
道北 工務店 社長
住宅の熱源は今やほとんどが電気ですが、当社では灯油とガスをお客様にお勧めしています。というのも、地元経済への貢献を考えた場合、灯油やガスであれば地元の販売店・小売店の収益につながるからです。確かに安全性や耐久性を考えると電気は魅力的な熱源で、お客様からの要望も多いのですが、地元が潤わなければ私たちの仕事も少なくなるばかり。地産地消とは違いますが、少しでも地元にお金が落ちる家づくりを考えていきたいものです。
◆チラシ折込を止めた
札幌市 設計事務所 所長
以前は現場公開する近辺の地区には折り込みチラシを入れることをやっていましたが、費用対効果の問題や、不特定多数を集客することに疑問を感じて最近は止めています。今は現場周辺の住宅に現場公開チラシを自分たちでポスティングしたり、ご縁のあった人たちに郵送などでお知らせするなど方法を切り替えましたが、質の高い集客ができています。しばらくはこの方法を続けていこうと思います。
2009年10月15日号から
◆札幌は集客しにくい
◆札幌は集客しにくい
札幌市 工務店 社長
札幌から車で1時間ほどの町で現場見学会をやったときは、新聞の折り込みチラシでたくさんの人が訪れ、見込み客が何組もできましたが、札幌市内でチラシをポスティングしたときは、数千枚入れたのにフリーの客は1組だけで、あとは施主の知り合いや近所の人たちが来場しただけでひどいものでした。2軒とも同じくらいこだわった家ですが、札幌はなかなか集まらないようです。こだわるお客さまが減っているんでしょうかね。
◆期待より不安
東京 断熱材メーカー 営業
ローコスト化によって、高断熱化はこのところ停滞しているように見えますが、民主党政権になって断熱業界に追い風が吹くのでしょうか。実はあまり楽観できません。省CO2の方法としてヒートポンプや太陽光発電、断熱でも他素材にいってしまえば、当社にとってメリットはないのです。大きな声では言えませんが、これまで省エネ・断熱化を推進してきた行政機関もあまり信頼できず、期待より不安が大きいです。
◆現場見学会が受注に効く
札幌市 工務店 社長
当社は雑誌広告などはせず、構造と完成の現場見学会をなるべく多く開催し、DM等の告知と近隣へのチラシ配布を行い、あとは自社ホームページとポータルサイトなどに参加する方法である程度の受注を確保しています。現場見学会が営業の主軸です。数年後に受注に結ぶ付くこともあります。一方、共働きのオーナーには特に、施工状況の写真と一言を添えて頻繁にメールを送るなど、契約していただいたお客様への対応が信頼と口コミに結びつくことも感じています。
2009年10月05日号から
◆シンプルモダンも終わり
◆シンプルモダンも終わり
札幌市 工務店 社長
今年は昨年より忙しく、まずまずの1年になりそうです。これまではシンプルモダン系のお客さまが圧倒的に多かったのですが、去年ぐらいからお客さまの好みが変わってきて、無垢フローリングやシックなインテリアを好む方が増えてきました。南欧風ナチュラル系と言いましょうか。外観もこれまではガルバリウム鋼板をよく使ってきましたが、今回現場公開する住宅は塗り壁を使っています。長く続いたシンプルモダンデザインの流行も終わったのかなあと思います。
◆工事前に大きな壁が...
札幌市 建設会社 社長
先日、市街地で古い住宅の大がかりなリフォームを行った時のこと。近所へ工事の挨拶にうかがったら、裏の家のおじいさんだけが「工事をやるのは許さない」と徹底抗戦の構え。もちろん法的に問題はなく、その家の奥さんも「気にしないで工事してください」と言ってくれたのですが、お客様の近所付き合いのことを考えると工事を強行するわけにもいきません。何日か通ってようやくおじいさんの承諾を得ましたが、こういうことで神経をすり減らすのはもう勘弁です。
◆気持ちの持ちようなのか...
札幌市 工務店 社長
もともと数を追っているわけではないのですが、今年は意外にも感触がいいです。いままでは「性能や品質のこだわりを捨てて」という気持ちでお客さまと接していましたが、今年は「自分は20代、30代のニーズがわからない」と割り切ったので、気持ちもスッキリ。そうすると、反応もいいようです。「お客さまが望むものを提供する」と言葉で表現すれば、去年も今年も同じつもりなのですが、どこかが微妙に違うのです。仕様変更などはいっさいありません。
2009年09月15日号から
◆家を無理やり売る?
◆家を無理やり売る?
道南 工務店 営業
若いころ車のセールスをやっていたのですが、当時は訪問営業が主で、御自宅に止まっている車が当社の車種で、なおかつ一定の年数が経っていれば、次の車は出世に合わせてこの車、という提案で売れたものです。ところが人々の価値観の多様化、モノへの憧れより節約指向、そして車を持つこと自体がエコでない、インターネットなどで車は選べるとなってしまっては...。顧客ニーズは激変。我々も顧客に必要とされる仕事のスタイルを確立させたいですね。
◆お客さまはそこまで求めない
北見市 工務店 社長
住宅の構造・工法や建材・設備機器は年々進化していますが、いち早く最新の技術や製品を取り入れようとしても、それがお客様のニーズに合うとは限りません。例えば免震工法やヒートポンプの話をしてみても、ほとんどのお客様はそこまで求めていません。もちろんコストがかかるということもありますが、「無理しなくても普通の家で十分」という意識がうかがえます。家を建てる側としては新しいことにもっとチャレンジしたいんですが...。
◆まずは少子化の改善が先決
東京 建材販売会社 営業部長
ご多分に漏れず当社も売上は厳しいのですが、今年は底と見ていいのでしょうか。政権交代によって景気はどうなるのでしょうか。今のところはローコストビルダーの名前ばかりが聞こえてきていますが、政策によって消費者の好みは変わるでしょうか? みなさんも同じでしょうが、不安と期待が入り交じっています。ただ、何より子供が増えて人口減少が止まらないと、経済が活性化しません。それが第一だと思います。
2009年09月05日号から
◆太陽光に活路
◆太陽光に活路
札幌市 工務店 社長
景気は良くないのですが、当社ではなんとか打開しようといろいろ手を打ってみました。まず太陽光発電の施工会社を別に設立し、キャンペーンしたところ非常に反応がいいので驚いています。今年の自社の新築住宅にも、8割の方が太陽光発電パネルを装着しました。また、性能にこだわるお客さまが去年より増えたのも特徴です。世の中ローコスト一辺倒だと思っていたのでこれも意外です。おかげさまで今年は順調にいってます。
◆ラジオのCMって効果あるかも
札幌市 建設会社 専務
道内も昔に比べたら地域コミュニティFMがだいぶ増えてきたこともあり、当社でもラジオCMをやってみようかという話が出ています。うちもそうですが、主婦は家事で家の中をあちこち動き回っているため、テレビを付けずに、ラジオをかけっぱなしにしていることが多いようです。なので、新聞チラシなどよりラジオで宣伝したほうが効果的ではないかと。もし決まったら、制作費を安くあげるためにパソコンを使って自社でCMを作ってみようかと考えています。
◆工務店と仕事してみて
札幌市 設計事務所 所長
今回、施工を依頼した工務店とは初めての仕事でしたが、気になることがありました。工務店担当者と私とお施主様でキッチンメーカーのショールームに行ったのですが、担当者は「このシリーズになります」と示すだけで、同じIHでどう違うのかなど、細かな提案や説明がありません。結局私から詳しくお客さまに説明しました。選択肢をたくさん示すと手間がかかるでしょうが、お客さまの満足度を考えればやるべきだと思います。
2009年08月25日号から
◆高性能に対するニーズはあっても...
◆高性能に対するニーズはあっても...
札幌市 工務店 社長
住宅の性能が高ければ高いほどいいのは当たり前ですが、高性能な住宅ほどコストがかかるのも事実。そうなると高性能住宅はある程度所得の多いユーザーが主な顧客層となるわけですが、えてして所得の多い人は内外装や設備にお金をかけ、性能はあまり気にしません。一方、平均所得者層以下のユーザーは光熱費削減につながる性能アップに関心はあるものの、予算には余裕がありません。このような状況をなんとも歯がゆく感じるのは私だけではないでしょうか。
◆売上状況は深刻
札幌市 建材メーカー 所長
道内の住宅着工が落ち込んでいますが、当社の住宅向け製品の売上げはさらに深刻で、市場シェアを落としてしまいました。他社に比べ新製品のPRがうまくないことは原因の1つだと思いますが、単価の高い新製品が出ても、お客さまに見ていただくご予算自体が変わらないこともあり、なかなか新製品への切替が進みません。今年度下半期に向け、何か手を打たなくてはならないと、少し焦り気味です。
◆ボタンの掛け違いがないように
札幌市 住宅会社 営業
家を建てている最中の友人が、細かなことで夫婦が真っ向から対立しているそうです。奥さんから見るとご主人は自分が気になる部分は差額を出してでも良いものと考えるのに、つまらないところで数千円単位の費用削減をするとか、クロスの柄選びとか。新築の一軒家を建てると決めたときからボタンを掛け違った面もあるようです。家を建てると決める前に夫婦で相談することが何より大切ですし、それをアドバイスすることがお手伝いの第一歩かと思う今日このごろです。
2009年08月15日号から
◆どうして料理しないのかなぁ?
◆どうして料理しないのかなぁ?
札幌市 工務店 女性営業
モデルハウスのプランで、はやりのカウンターキッチンを入れることになりました。でも個人的には反対でした。油汚れが飛ぶし、見せたくないものもあるからです。そのことを知人に何となく話したら、「今どきは料理しない・コンロを使わない人が増えているからなあ」と言われ驚きました。料理しないならキッチンは家具そのものですね。家づくりに携わるものとして、この先に大きな不安を感じてしまいます。でもどうして料理しないのかなぁ...。
◆役員は動物がいい?
オホーツク 工務店 社長
夏になれば少しはお客さんの動きも出てくるだろうと思っていましたが、そのアテも外れ、これからどうやって今年を乗り切っていこうかと思案中です。そこで一つ考えたのが、わが家の猫を取締役にする案。最近では猫を駅長にしたローカル線が人気になりましたし、先日見たテレビ番組では、ワニが専務になっている会社が業績好調だと紹介されていました。今やペットを飼いたくて家を建てる人もいるだけに、これは集客につながるかと。人件費?もかかりませんしね。
◆将来は棟梁か帳場か
札幌市 工務店 社長
真面目で仕事熱心、モノづくりが好きで仕事に誇りを持っている、責任を自覚して仕上げるまでやり遂げる。そんな大工は会社の貴重な戦力です。若くてもそういう人材は時々います。大切に育てたいと思いますが、問題はその先です。腕はもちろん、工程管理能力やコミュニケーション能力を身につけて棟梁を目指すか、あるいは時には人に頭を下げたり、社外との連携、経営感覚を身につけ優秀な帳場になるか。いずれにしても若いうちに鍛えないとダメだと思っています。
2009年08月05日号から
◆補助金より理想のわが家
◆補助金より理想のわが家
道北 工務店 専務
最大200万円の補助金が出る北方型ECOに当社も参加していますが、実際に物件が決まるまで2人のお客様から「補助金はいらないから自分たちが欲しい家を建てて欲しい」と言われました。長期優良住宅認定基準の耐震等級2をクリアしようとすると、大空間や吹き抜けは造りづらくなり、プラン上の制約がかなり出てくるからです。こちらもお客様の満足度が低い家は建てたくないですから、補助金より理想のわが家を選んだ決断には拍手を贈りたいですね。
◆常に差別化と価値創造を
東京 建材メーカー 部長
新分野の建材を売り込んでも、少し売れてくると他社も営業力を付けてきて値段競争になりがちです。それを避けるためには、常に新しい付加価値を見つけるか、創り出していかなければなりません。部下には、「スーパーがある中で、どうして米屋の存在価値があるかわかるか?」と話しています。私自身走り回って、全国各地の研究者とコンタクトを持ち、当社の建材にどんな価値があるのか共同研究で明らかにしています。
◆モデルハウスは極端な提案を
札幌市 住宅会社 部長
エンドユーザーから嫌がられる可能性のある斬新な間取り、インパクトの強い建材の採用、コンセプトを全面に出したようなモデルハウスは、我々にとってなかなかやりにくい面があります。でもやってみると意外といいですね。お客さんの反応がはっきり分かりやすいし、嫌なら嫌で、どんな家が好きか話を深めることができ、別のプランを提案できます。総合点で80点位の無難なモデルハウスが一番つまらなく、受注に結び付かないのではと思いました。
2009年07月25日号から
◆"補助金漬け"で足腰弱る危険
◆"補助金漬け"で足腰弱る危険
東京 FCチェーン 本部長
これまで国からさまざまな補助金を引き出してきましたし、会員工務店の中には独自に補助金を獲得している会社も少なくありません。最初は補助金を活用してもっといい家を、と営業するのですが、だんだん営業マンが補助金に頼りっきりになってしまうのです。ある意味麻薬と同じで、打ち続けなければ怖くなってしまう。民需だけで生きてきた強い足腰を補助金が弱めてしまう危険があることを、住宅会社の経営者に知ってほしいと思います。
◆どうしてわかってくれないの
帯広市 工務店 社長
ハウスメーカーと当社とを比較検討中のお客さまから話を聞きました。すると、ハウスメーカーの見積は高くて住宅ローンを希望額借りられないので、足りない分は別居している親名義でノンバンクローンを借りる計画なんだとか。無茶な計画だと思い、「当社ならノンバンクローンが不要になる低価格でハウスメーカーより良い住宅ができますよ」とアピールしたのですが返事はありません。どうしてわかってくれないのかなあ。
◆新築着工がどんどん延びる
札幌市 工務店 社長
今年は北方型ECOと100万円の補助事業あわせて6戸の長期優良住宅を予定しているのですが、認定が6月4日からだったうえ、事前審査や認定申請の準備に手間取って着工がどんどんずれ込んでいます。その間、何も仕事をしないわけにはいかないのでリフォームを積極的に行っていますが、やはり新築の現場をやってないと何か不安です。お客さんが補助金を利用できるのはいいのですが、各種手続き・申請はもっと早く簡単にできるようにならないものでしょうか。
2009年07月15日号から
◆社員のモチベーションアップ
◆社員のモチベーションアップ
札幌市 工務店 社長
社員にやる気を起こさせるにはどうしたら良いか、それは明確な目標を社員に提示し、達成できた時にどんな「ごほうび」があるのか説明し、その後達成したときには約束に応えてあげることだと思います。また、社員が住宅に関連する資格取得をする際には積極的に応援し、費用などを負担しています。大手に勝つために、中小企業は人こそが財産で、大事に育てていかないといけないと思います。
◆自社のスタイルを見失っているのでは
オホーツク 工務店 社長
今年の新築住宅市場はひどい状態になっていますが、それゆえ自社のこだわりを捨ててまで価格競争に走る工務店が増えているように思います。以前ならグレードの高い建材を使っていたのに、最近はアパートにでも使うような安物を使っていたり、内外装の仕上がりを見ていてもプロが見れば雑に施工しているのが一目瞭然だったりとか。ホントは工務店それぞれ自社のスタイルがあるはずなのに、この不況によってそれを見失っているようです。
◆決着をつけられる営業マン
札幌市 工務店 部長
自分がフォローしている見込み客の中で、最初から「受注がとれそうだ」と思えるならやはり受注できる。でも「やるだけのことはやったが自信はない」お客様のケースは9割受注できません。「最終候補には残ったけど結局受注できなかった」が多い営業マンよりも、序盤の提案で決着をつけて、見切りよく次のお客様に気持ちを切り替えられる営業マンの方が、結局年間では多く受注しています。引きずられるくらいなら最初から断られた方がいいという発想が大事です。
2009年07月05日号から
◆"売り"を説明しやすい
◆"売り"を説明しやすい
函館市 工務店 社長
長期優良住宅と北方型住宅ECOは、実際の営業で役に立っています。お客さまから声がかかるわけではないのですが、こちらからそういった提案をすると、乗ってきていただけるのです。その中で当社の"売り"をうまくご説明できています。お客さまの年齢層が比較的高く、余裕をお持ちだということも関係していると思います。当社にとってはいい流れです。
◆反応薄い長期優良住宅
札幌市 住宅会社 部長
テレビや住宅雑誌などであまり告知されていないのか、エンドユーザーから「長期優良住宅」という言葉が出てくることがほとんどありません。もしかして住宅業界内部だけの盛り上がりなのか、とも思ってしまいます。住宅会社が一斉に長期優良住宅をアピールすれば認知もされるでしょうが、それでは差別化になりません。エンドユーザーの関心が薄い。のであれば、住宅会社の差別化にもならないという結果になるのならあまり熱心にPRする気にはなれません。
◆飲み会前の時間帯に話し合い
札幌市 工務店 社長
当社で業務内容に関する話し合いは、飲み会の時に行うことがほとんどです。以前は社内で会議を開いてたんですが、そういうあらたまった場では大工など現場の人間からはなかなか意見が出てこなかったんですが、「これから飲むぞ」というリラックスした時間帯にいろいろ話をすると、活発な討論になることもあるなど、みんな積極的に発言するんです。これまでクレームの対応や現場のマナーの確認、報告のし方などは、すべて飲み会の前の時間に決めました。
2009年06月25日号から
◆建て替えとリフォームの分かれ目は?
◆建て替えとリフォームの分かれ目は?
札幌市 工務店 社長
リフォームを考えているお客様から「工事費がどれくらいになったら建て替えたほうがいいですか」と聞かれた時、私は1,000万円が目安だと答えてきました。昔はその金額でリフォームから建て替えに変更するお客様が多かったのですが、最近は1,200万円まではリフォームというお客様も増えてきました。私はその金額ならもう少し頑張って新築したほうがいいと思うんですが、やはりこの不景気の中、そこまで踏み切れるお客様は少なくなっているんでしょうね。
◆共働き比率の多さに驚き
十勝 工務店 社長
数年前に下の子が通っていた小学校のPTA会長を務めましたが、驚いたのが家庭の7割が共働きだったことです。お母さんはフルタイムというよりパートが多いのですが、それでも家にいる時間が減るので家族団らんという言葉が死語になりそうな気がしています。最近間取りで家族の団らんを重視する傾向が増えていますが、間取り以前に家族のあり方を考える必要があるんじゃないかと思いました。
◆リフォームは面倒くさい
道南 工務店 社長
札幌などの大都市では、営繕・リフォーム・リノベーション・中古住宅販売など、新築需要がめっきり落ち込んでいる中でリフォーム受注を強化する策を練る企業が増えているようですね。しかしその他の市町村の場合は、リフォーム事業で食っていくことはなかなか困難だと思うのです。手間の割に利益額が少ない、思っている以上に大変な気がします。同じ建築とは言え、新築とリフォームは別世界のように感じます。私はまだ新築で勝負するつもりです。
2009年06月15日号から
◆マナー良くなり地位下がる
◆マナー良くなり地位下がる
札幌市 足場レンタル会社 部長
20年前は道内の建設需要も旺盛で、足場が足りなくなるぐらいでした。単価だって今より良かったですし、建築会社もこちらの言うことに耳を傾けてくれた。一方で荒っぽい職人も多く、マナーは悪かったと思う。それが今はどうでしょう。職人のあいさつやマナーは格段に良くなり、業界の地位が向上したと思いきや、現場は減る、値切られて価格下がる、といった具合。現場での地位はうんと下がってしまったように感じます。
◆継続すれば施主に還元できる
札幌市 設計事務所 所長
過去にいろいろな工務店様といっしょに仕事していますが、2回目の仕事依頼がくる会社はほとんどありません。ただ、何社かは継続しておつき合いがあります。継続すれば信頼関係が生まれますし、たとえば施工管理は工務店様に全面的に任せてその分設計料を下げるなど、施主様にも必ず還元できます。「建築家」という肩書きに溺れるのではなく、施主様や工務店様が何を望んでいるのかを絶えず考えながら家づくりを進めたいと思っています。
◆テレビや新聞でも周知して
旭川市 工務店 社長
このところの相次ぐ法改正や新法の施行には目が回る思いですが、特に今年に入ってからは補正予算でいろいろな住宅関連補助事業が知らない間に実施されていたりして、"浦島太郎状態"になることもしばしばです。これらの情報は各省庁のホームページをこまめに見ていないと気付かないと言われ、国交省などは毎日欠かさず新着情報をチェックするようになりました。でもパソコンは得意ではないので、テレビCMや新聞広告で周知してもらえればいいんですけど。
2009年06月05日号から
◆一部の土地に人気集中
◆一部の土地に人気集中
札幌 工務店 社長
札幌圏内の20代30代のエンドユーザーは、予算が限られるが、土地についても利便性や環境などへの要望が多いので、いつまでも土地が決まらないとか、一部の物件だけに人気が集中するといった傾向が目立つように思います。条件に合う土地をご紹介できないと受注できない、「住宅受注は土地次第」という傾向がますます目立ってきているように思います。当社もその点をもっと強化したいとは思っているのですが、なかなかうまくいきません。
◆激安液晶テレビに思う
札幌市 住宅会社 部長
32型のDVD付き液晶テレビが5万円で販売されるというニュースを見て、どうしてそんなに安く売れるのかと思ったら、中核部品に安い汎用品を使ったり、雑な設計だったりといった、いわば家電メーカーらしいこだわりを一切捨てたような割り切りだそうです。ところが画質はソニー製とさほど変わらないというのですから驚きです。高機能・高付加価値の製品より、安くてお買い得な商品が欲しいというユーザー心理を読んだ戦略。参考になるような...。
◆公務員の住宅取得も弱気に
道東 住宅会社 社長
今年の受注は、棟数は昨年並みですが1棟あたりの受注金額が落ちこみそうです。たとえば夫婦とも公務員の場合、合算年収は1200万円を超えることも珍しくありません。こうしたお客さまは今まで土地込み4500万円という予算でした。ところが今は3500万円ぐらいに落ち込んでいます。そのため仕上げなどにあまりお金をかけられない状況です。景気が弱っているため、あまり将来の心配がない公務員でも消費マインドが弱っているんだと実感しました。
2009年05月25日号から
◆最近のお客さんはわからない
◆最近のお客さんはわからない
札幌市 工務店 社長
お客さまのホンネがわからない。最近営業していてそう思います。言ってることが支離滅裂なことがあるからです。他社の社長から聞いた話では、頭金1,000万円で住宅を建てると契約したお客さまが、いざ支払い時になってから「サラ金の借金があって頭金を全額払えない」と言ってきたそうです。その会社はいろいろ悩んだあげく、契約を破棄して違約金を請求したそうですが、お客はどうしてそんな状態で頭金を払えると言ったのか不思議でなりません。
◆灯油ボイラーの燃焼音にビックリ
旭川市 工務店 専務
お客様のニーズがオール電化に集中していることから、ここ数年、灯油の暖房・給湯はまったく採用してなかったのですが、先日オーナーの要望で久々に灯油の暖房・給湯システムを採用しました。そして実際にボイラーを運転したら、燃焼音がうるさくてビックリ。すっかりオール電化の静けさに慣れていたことに気付きました。オーナーは別に気にする様子もなく、建物も気に入ってもらえましたが、うるさいと思われたらどうしようかと内心ビクビクでした。
◆モデルハウスをどうするか
札幌市 住宅会社 社長
モデルハウスの建設を検討しています。そろそろ決めなければならないのですが、まだハッキリと方向を決めかねています。一般的な常設の展示場のほかに、大きな建物の屋内に展示場を作ったケース、巨大なショールーム、複数のモデルハウスとショールームを合わせた展開、仲間との合同展示場、建築家とのコラボ...。ほとんどを見て回りました。どのタイプがいいのか、設計をどうするなど、まだまだ手つかず。ただこういう時期こそ攻めていきたいと思っています。
2009年05月15日号から
◆GWの集客は良かったが
◆GWの集客は良かったが
札幌市 住宅会社 部長
例年ゴールデンウイークの集客は期待していないのですが、今年は意外と多くてびっくりしました。でも、大半はスタンプラリーなどのイベント目当ての家族連れで、お金のかからないレジャーとして住宅展示場めぐりをしているのかもしれません。30代前半で土地込み予算が2500万円という方が多いようですが、立地にこだわる方が多くて契約に持っていくまでかなり大変です。それでも商談中のお客様が去年より増えているのでなんとか頑張りたいです。
◆性能に自信があるから
道央 工務店 部長
断熱性能がアップした新しい仕様では、入居した年の冬は暖房費のモニターをお客さまにお願いすることにしています。その代わり、「初年度の暖房費は全額当社で負担します」というのが売り文句です。仮にシミュレーションより暖房費が少なくてもそれだけ実性能がいいんだという証になってお客さまにイヤな印象を与えませんし、当社としてもさほどの負担なしで高性能ぶりをアピールできることになるのでいいアイディアだと思っています。
◆リフォームより新築なんだけど...
関東 工務店 専務
今年に入って新築はボチボチですが、リフォームはちょっとした模様替えから耐震改修まで例年以上に仕事があります。中には新築したほうがいいのではと思える物件もあるのですが、さすがに今のご時世ではなかなか新築まで踏み切れない様子です。当社としては新築の営業にもっと力を入れたいところですが、仕事が好調に舞い込んできているという流れを切りたくないのでリフォームを減らすというわけにもいかず、何とも歯がゆい状態です。
2009年05月05日号から
◆住宅需要は自動車販売と連動する?
◆住宅需要は自動車販売と連動する?
札幌市 工務店 社長
先日、いつもお聞きしている確認検査機関の社長とお会いした時、今年の札幌の確認申請量は前年比3割くらい少なくなりそうと言っていました。なぜかというと、今年の自動車販売がそれくらいの見通しになっているからとのこと。住宅の着工戸数と自動車の販売台数は似たような動きを示すそうで、そう言われてみれば家を新築したお客様が自動車を買い替えるというケースは割とあるような気がします。でもこの不況の中で家も車もという人はどれだけいるでしょうか。
◆デザインは難しい
道東 工務店 部長
ここ数年住宅需要が低迷しているので、モデルハウスを公開する時にはデザインやプランなど工夫していますが、時には意図しない反応が返ってきて戸惑うことがあります。以前内外装を白で統一したモデル住宅を公開しましたが、見学に来られた年配の方に「病院みたい」と言われました。こちらはカフェのようなおしゃれなイメージで建てたのですが、見る人によって受け取り方は様々で作り手側の思いをお客さまに伝えるのは難しいですね。
◆いつまで変更するの?
道央 製材会社 部長
プレカット工場では作業に入る前に、プレカットCADの最終図面を工務店さんへ示して「これで間違いないですね」と確認していますが、その時に確認ではなく「お客さんから窓の位置を変えるよう言われた」と変更指示を受けることがあります。こちらの都合を言えば最終確認後すぐに生産に入りたいのですが、図面変更があると生産スケジュールがタイトになり、従業員を深夜出勤や休日出勤させることになって余計な経費がかかり、加工料は変わらないので辛いです。
2009年04月25日号から
◆アパートはデザイン性も重要
◆アパートはデザイン性も重要
旭川市 工務店 社長
木造賃貸アパートはもう供給過剰だと言われていますが、私はまだ可能性がある市場だと思います。今のアパートは収益性を追求するあまり安かろう悪かろうという物件ばかりで、デザインや間取りはどこも似たようなもの。立地など利便性だけを優先して入居を決める人にはそれでいいしょう。でももし「住みたい」と思える魅力的なデザイン・間取りを備えたアパートがあったらどうでしょうか。車が必需品の北海道なら、利便性が多少悪くても入居したいと思うのでは。
◆ホームページかブログか
札幌市 工務店 社長
私はこまめにブログを更新しています。当社のお客様は、チラシや雑誌を見て、そのあとにほぼ100%当社のホームページとブログを詳しくみて、さらに当社のことを書いてある他のホームページを見て、十分に研究してから当社に来られます。ホームページはウェブデザイナーに依頼しなければならないけどブログなら思ったときに気軽に書けます。ただし新しい記事ばかり読まれて、過去のブログ記事はあまり読まれないのが問題ですね。
◆去年の努力が帰ってきた
道東 工務店 社長
去年は仕入れ価格の値上げなど苦しい中、売上を確保するため原価ギリギリで住宅を受注していましたが、今年になってその時建てたお客さまからいくつも紹介をいただき、おかげさまで今年は何とか無事過ごせそうです。厳しいと言われる住宅会社さんが増えている中、ホッとひと息ついています。もちろん、来年のことを考えると安心はできませんので、すべての住宅を現場公開させていただくとか、先手を打つ対策を現在考えています。
2009年04月15日号から
◆リフォーム需要上向き!?
◆リフォーム需要上向き!?
札幌市 リフォーム会社 社長
当社では、昨年に比べてリフォームの相談がかなり増えており、コンバージョン(建物の用途変更)や断熱改修など大規模なリフォームのお話も舞い込んできています。リフォーム相談会のイベントでも、有望な見込み客が多数いらっしゃったので、そのフォローに追われているところです。景気が上向く兆しなのか、それとも新築をあきらめてリフォームに走っているのかはわかりませんが、当社としては明るい話で素直に喜んでいます。
◆工務店にいた時に学んだこと
札幌市 工務店 社長
今でこそ工務店の社長をしていますが、若いころはハウスメーカーや工務店の社員として働いていました。一番いい経験をした、と思えるのは工務店勤務の時代です。職人さんたちの建前と本音が分かるようになり、工務店経営の収支や原価も知ることができ、住宅会社の全体像がつかめました。想像もできなかった事情や、自分としてはどうしようもない事情などもあって、何度も転職しましたが、その経験は人材育成や経営、営業面など全てにおいて役に立っています。
◆断熱・気密改修はまだまだ少数派
オホーツク 工務店 社長
今年も国の200年住宅に対する補助事業が始まりました。当社も北方型ECOの協議会には迷わず参加したのですが、リフォームの北海道R住宅協議会はどうしようか考えた結果、参加しませんでした。新築であれば物件はあるのですが、断熱・気密改修を含むとなると、そこまでやりたいというお客様を探せるかどうかわかりません。まだまだ断熱・気密改修を望むお客様は非常に少ないですからね。参加したはいいけれど、最終的に「できません」となるのも嫌ですし。
2009年04月05日号から
◆今年は太陽光発電!!
◆今年は太陽光発電!!
道東 工務店 社長
当地も例外なく厳しくて、同業も半数に減りました。次を考える余裕があるうちに、何とか手を打ちたい。今年は太陽光発電だと思っており、まず自社物件でやります。価格がどれだけ安いかの競争に参入する気はないので、付加価値や、初期費用を払ってもこの先の生活経費を抑えたい人、そういう層に訴求したいと思います。お金を持っている人はいるので、投じた費用に対してどういう効果があるのかを実績で説明できれば、まだまだ市場開拓の可能性はあるはずです。
◆昨年の辛かった体験を踏まえ
札幌市 工務店 社長
昨年は中盤から急に受注が取れなくなり、一時はどうしようかと思いました。3ヵ月ほど契約ゼロが続いた後、秋口になってから受注が回復してなんとか息をつきました。今年は、昨年の反省も踏まえた上で経費を節約し、受注が昨年よりダウンしても慌てないような経営体制を準備しました。リフォーム需要の開拓も以前より積極的に行っています。人を減らさず会社を維持していくため、今年はより一層必死に取り組みたいと考えています。
◆住宅会社は信用されていない
札幌市 工務店 社長
最近のエンドユーザーは、雑誌、チラシ、その住宅会社のホームページ、その会社のことを書いている他のホームページなど、いろいろな情報を複数見つけて、その結果どうやら信用できそうだと思ったらコンタクトをとってくれる、情報量が不十分だったり、内容に疑問を感じたら住宅会社の選考からは漏れる、というような感じで工務店選びをしている人が多いようです。幅広く、様々な機会を捉えて自社の情報を発信しなければ受注に結び付きませんね。
2009年03月25日号から
◆プロに任せる気持ちを
◆プロに任せる気持ちを
札幌市 工務店 社長
工務店社長の多くは、建築のことは詳しいいわば建築バカ。詳しいから好きになり好きだからますます詳しくなる。逆にデザインやインテリア、家具、広告宣伝、若者のニーズなどは苦手な人が多いと思います。社内に力のある人間がいるなら大いに活用し、いないなら外部の力を借りるべきです。プロに頼んでおきながら自分の好みなどで口出しする社長がいます。自戒を込めて「あなたの趣味のためではなく、顧客のために仕事をすべき」と言いたいです。
◆勉強熱心な工務店さん
札幌市 建材店 社長
やはり受注を確保している工務店さんはよく勉強していると思います。我々でもメーカー各社の新商品をしっかり把握するのは大変なのに、主なキッチンメーカーの新商品を知っていたり、自社のデザインに合う、あるいはエンドユーザーの希望に合う建材・機器を知っていたり。向上心や意欲、そしてお客さんに提案できることを少しでも増やしたい、という姿勢は素晴らしいと思います。そういう工務店と1社でも多く出会いたいと日々頑張っています。
◆さすがに高くなりすぎる
札幌市 工務店 社長
暖かくて暖房費が安い家。デザインは個性的に。そんな家を自分は建てたいと思っています。昨年はそういう考えに共感してくれるお客さまに巡り会えて、とても楽しかった。そのお宅では新しい断熱材にも挑戦しました。本当はそれを宣伝広告にも使いたいと思うのですが、今年は見送りです。暖房費の実績が出ていないこと、そして何よりコストが上がるからです。高ければ売れないと正直感じている中で、当社の建物はただでさえ高い。さらに価格を押し上げる提案は、さすがのボクも見送らざるを得ません。
2009年03月15日号から
◆展即の盛況は不況のせい?
◆展即の盛況は不況のせい?
札幌市 建材メーカー 所長
今年札幌市内で開かれている展即はどこも盛況のようです。地方からの人出は、建材販売店が招待ツアーをやめるところもあり減っている反面、札幌圏のお客さまが多いようです。しかも、大工さんなど現場で働く方も多いんです。考えてみると、着工が低迷して冬場の仕事が減ってヒマになったものの、ブラブラ遊ぶくらいなら情報収集に、と会場へ足を運んでいるのかもしれません。こちらも売上がなかなか上がらないので人出が多くても嬉しさ半分です。
◆富裕層のために一般庶民がお金払うの?
旭川市 工務店 社長
国が太陽光発電による電力の買取価格を2倍にすると報道されていますが、その費用負担として全世帯の電気代がひと月数百円上がることになると言われていますね。太陽光発電設置価格が下がったとは言え、まだkWあたり60~70万円するので、そう簡単に誰もが付けられるものではありません。太陽光発電を設置できる富裕層のために設置できない一般庶民は電気代値上がり分の一部負担が増えることになります。このような政策は絶対納得できません。
◆仕事仲間に迷惑をかけない
札幌市 工務店 社長
当社は手形を一切扱わないので資金繰りのために無理な受注をしようということにならないし、経営規模を無理に拡大しようとも思わない。バブルで失敗した経営者を見て学んだのです。会社設立2年目からはずっと黒字。もし万が一当社が破たんして債権者集会が開かれても負債は小さく、信頼関係があれば債権者も「また一緒に仕事したい」と思ってくれるかもしれません。仕事仲間にもエンドユーザーにも迷惑をかけないような仕事を心がけています。
2009年03月05日号から
◆コンパクト&低価格がウケる?
◆コンパクト&低価格がウケる?
道北 工務店 営業
北海道の中でも道北は特に景気の冷え込みが厳しく、今年の受注見通しは非常に不透明な状況です。その中でも「これはいけるのかな」と思っているのが、30坪そこそこのコンパクトな大きさで、価格も抑えた住宅です。年収が上がらず、金融機関も貸し渋りが見られるようになってきたこともあり、建てる見込みのあるユーザーは多少狭くてもローン負担が少ない住宅を考える傾向にあるようです。企画商品として売り出せば、そこそこいけるのかなと思っています。
◆ホームページで受注確保
函館市 工務店 社長
当社はチラシも広告も一切やらない零細の工務店で、年間3棟の受注で十分。当社のホームページは、年間1~2棟の新規受注を稼いでくれて、今も2件ほど受注が決まりそうです。営業はしていません。このホームページを管理しているのはうちの奥さん、素人です。検索エンジンでも上位表示されないし、内容も大したことはないんだけど、ホームページを見た人は良い会社だと思ってくれているようで、非常に活躍しています。素人感覚も悪くない気がします。
◆3割程度減りそう
札幌市 工務店 社長
今年は出足が悪いですねえ。3月末の予測で去年より3割程度、成約物件の数が減りそうです。パワービルダーの進出については、バッティングしたのは今のところ1件だけ。同業に聞いてもバッティングの話がありません。不動産屋さんからの話では、本気で土地協力する業者はあまりいないのではないかという話でした。ただ、4月以降はわかりません。この景気ですし、危機感は持ち続けています。
2009年02月25日号から
◆ホームページは会社とともに
◆ホームページは会社とともに
札幌市 工務店 社長
当社のホームページは、まさに自社を反映していると思います。注文住宅の受注が伸び始めたころに事例が増え、コンテンツがどんどん付け足されていきました。今、改めて見ると、全体のコンセプトや会社の方針が分かりにくくなっています。階層が複雑で好印象を与えない。主力商品と主力でない商品の露出があべこべになっているなど...。もういちど自社のコンセプトや構造を見直すことから始めようと思います。
◆共働きが標準になると
札幌市 工務店 社長
共働きのご夫婦が増えているなかで、世帯収入がある程度確保でき、趣味や日頃のお買いものに使う予算が多いというケースが少なくありません。そういう家庭では、奥様もこだわった要望を持っている場合があり、暮らしを豊かにするプラスアルファの工夫・提案が喜ばれるようです。奥様が家事に時間をどれだけ割くか、あるいはどんな趣味・お金の使い方をするか、住宅会社はよく観察しなければならない時代かもしれません。
◆お国柄が反映するキッチン
帯広市 住宅会社 社長
海外に行くと、キッチンはだいたい2タイプに分かれるようです。冷凍食品など使ってキッチンでは調理せず、ホームパーティなど開きたがるのがアメリカやイギリスなど。一方、見た目はともかく、料理のしやすさはあまり考えられていません。人をいつも呼ぶわけじゃないけれど、お母さんの味を大切にして凝った料理も作るのがフランスやイタリアのキッチン。日本はと言うと、どちらもありというのが状況で、当社のお客さまも両タイプいらっしゃいますね。
2009年02月15日号から
◆今年の冬はマイペース
◆今年の冬はマイペース
札幌市 工務店 社長
受注が少ないときは、営業に駆けずり回って、大工の仕事を見つけてこないとならないので忙しいのですが、今年はありがたいことにある程度仕事を確保しています。大工は忙しく働いていますが、私は若干時間の余裕があります。おそらく今後は経営環境もますます厳しくなってくると思いますので、こういう時こそ今後の経営戦略を考えたり、ホームページを更新したりと、やるべきことをやりたい。気を抜かず、しっかり取り組んでいきたいと思っています。
◆支給品対策の見積書
札幌市 住宅会社 社長
施主がタイルなどの建材をネット通販で買ってきて支給するやり方は、少し前から増えてきました。最近はさらに進んで設備機器を支給される例が出てきています。1度見積を出したIHヒーターや食器洗浄乾燥機など「こっちが安いから」と施主がネット通販で買って支給となるケースがありました。今後は、設備機器は仕入れ値段で見積を出し、ネットで値段がわからない建材は以前よりも高めにし、トータルで以前と同額になるよう調整する方が良さそうです。
◆着工後の表情が対照的
札幌市 設備工事業 部長
新築するお客様の顔を見ていると、ハウスメーカーと工務店では着工後のお客様の表情が対照的なことが多いですね。と言うのも、ハウスメーカーは施工が始まると、「やっぱりこうしたい、ああしたい」と言ってもまず無理ですが、工務店は小回りが利くので、ちょっとした変更でも対応できます。ですので着工後にハウスメーカーのお客様は気持ちがしぼんでいきがちですが、工務店のお客様は逆に着工から引き渡しにかけて気持ちがどんどん高まっていくようです。
2009年02月05日号から
◆意外と競合しない?
◆意外と競合しない?
札幌市 工務店 課長
昨年末に全国大手が札幌にも進出してきましたので、当社もどれほど影響を受けるかと考えていました。確かにものすごい集客だったようですが、現段階では当社にお問い合わせいただいているエンドユーザーさんでこの会社との競合というケースはほとんどありません。客層が違うのか、それとも今後バッティングしてくるのか、まだよく分かりませんが、住宅会社にとっての勝負は今から春にかけてだと思います。社内の体制、商品を見直して生き残りを目指します。
◆テーマをキープしながら贅肉を落とす
札幌市 設計事務所 社長
多くのお客さんはあれもこれもと要望を出してきますが、最終的には建設費を予算内に収めるため、何を削るかという話になることがほとんど。そこで気を付けたいのは、お客さんが考えているテーマ。簡単に言えば「○○な家」とか「△△な家」ということですが、要望を削っていった時にこのテーマが揺らぐようなら、すぐに飽きがくると思います。そこで私は、いかにテーマをキープしながら贅肉を削ぎ落としていくかということを考えて設計を行うようにしています。
◆春から先の仕事が心配
道北 工務店 社長
当社ではこの冬もいくつか現場があるのですが、問題は春先以降です。例年ならこの時期はお客さんとの商談をいくつか抱えていて、受注も少しずつ決まり始めるのですが、今年は商談するお客さんの数も少なければ受注も決まらないというほど悪い出足。このままいけば今年の売り上げのメドが立ちません。社内が暗くならないよう「うちも民事再生で新聞に出て有名になっちゃうな」などブラックジョークを話したりもしてますが、そんな余裕もいつまで続くことやら...。



