新聞記事

2011年02月15日号から

◆若い世代に権限をつけてやる

十勝 工務店 社長
 帳場が若いと取引業者が言うことを聞かないケースがあるといいますが、当社もそれを少し経験しました。そこで打ち合わせだけでなく、発注もすべて任せるようにしました。工事業者の中には価格や条件についてわれわれおじさん世代に電話してくるものもいますが、そのときは必ず、「帳場に聞いて」としか答えずに権限と責任を集中させます。小さな会社でも人を育てることはできるし、それがこれからの受注確保の決め手ではないかと思います。

◆地域に根ざした設計事務所に
札幌市 設計事務所 所長
 設計事務所というと、敷居が高くて訪問しにくいというイメージが一般的かと思いますが、気軽に近所の人が相談できる設計事務所になりたいと考えています。今までもイベントで無料相談コーナーを担当したりいろいろ試しましたが、当事務所自体が看板をきちんと掲げていないため目立たないのが一番の問題でした。今年は道路から見える位置に看板を取り付けるところから始めます。まずは近所でお仕事をきちんといただけるように、と思っています。

◆「位置ゲー」とは?
札幌市 工務店 社長
 エンドユーザーがインターネット上で多くの時間やお金を費やす時代。ケータイのアプリなど、モバイルコンテンツ市場は、mixiやモバゲーなどを中心に3年で2000億円以上市場が拡大したそうです。旅行するとケータイのGPSがその人の位置情報を把握、ゲームが進行するので、旅に出かけたくなるという「位置ゲー」など、ネット上の仕掛けが実生活、その人の消費や行動を誘導する時代。観光や消費、地域活性化にまで関連が広がるという状況、驚きますね。


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