新聞記事

2009年08月25日号から

◆高性能に対するニーズはあっても...

◆高性能に対するニーズはあっても...
札幌市 工務店 社長
 
 住宅の性能が高ければ高いほどいいのは当たり前ですが、高性能な住宅ほどコストがかかるのも事実。そうなると高性能住宅はある程度所得の多いユーザーが主な顧客層となるわけですが、えてして所得の多い人は内外装や設備にお金をかけ、性能はあまり気にしません。一方、平均所得者層以下のユーザーは光熱費削減につながる性能アップに関心はあるものの、予算には余裕がありません。このような状況をなんとも歯がゆく感じるのは私だけではないでしょうか。
 
 
 
◆売上状況は深刻
札幌市 建材メーカー 所長
 
 道内の住宅着工が落ち込んでいますが、当社の住宅向け製品の売上げはさらに深刻で、市場シェアを落としてしまいました。他社に比べ新製品のPRがうまくないことは原因の1つだと思いますが、単価の高い新製品が出ても、お客さまに見ていただくご予算自体が変わらないこともあり、なかなか新製品への切替が進みません。今年度下半期に向け、何か手を打たなくてはならないと、少し焦り気味です。
 
 
 
◆ボタンの掛け違いがないように
札幌市 住宅会社 営業
 
 家を建てている最中の友人が、細かなことで夫婦が真っ向から対立しているそうです。奥さんから見るとご主人は自分が気になる部分は差額を出してでも良いものと考えるのに、つまらないところで数千円単位の費用削減をするとか、クロスの柄選びとか。新築の一軒家を建てると決めたときからボタンを掛け違った面もあるようです。家を建てると決める前に夫婦で相談することが何より大切ですし、それをアドバイスすることがお手伝いの第一歩かと思う今日このごろです。


試読・購読のお申し込みはこちら 価値のある3,150円


関連記事

powered by weblio


内容別

月別

新着記事