新聞記事

2012年04月05日号から

◆断熱材の薄手化が進むでしょうが...

断熱建材メーカー 札幌所長
 札幌版次世代住宅基準によって、断熱材、窓、換気メーカーは商品ラインナップの強化をはじめています。断熱材でいえば、やはり薄手化、つまり高性能化の方向だと思います。Q=1.3Wをクリアするためには、少しでも断熱材の熱抵抗値が高いほうが有利だからです。国もトップランナー制度で高性能化を後押しするそうですし、当社も販売的には新しい商材が必要です。ただ、断熱強化する上で本当に必要なのは高性能化より厚手化。厚手化が進めば良いと思っています。


◆まさかそんなことを・・・
道央 設計事務所 所長
 少し前、あるお客さまの希望を取り入れて設計すると、ご予算を300万円ほどオーバーする住宅がありました。値引きを何度も迫られ、それが無理と分かるとお客さまはなんとその図面を持ってローコストが売りの住宅会社に「この図面で見積もってくれ」と行ったそうです。ところが、さらに300万円以上高い見積が出た上、よく見ると造作などは「同じ仕様では不可」など×印がついてこちらに戻ってきました。「だから言わんこっちゃない」と心の中で思いました。


◆メール対応力
札幌市 工務店 社員
 最近のお客さんは気になった住宅会社にはまずメール。質問や相談を送って担当者の対応の良さ、自分と合うかどうかをチェックする人が増えてきた気がします。その日のうちに、しかも親身になった良いお返事を書くことで受注につながったケースも、そしてメールによって現在商談中のお客様との間での信頼関係が深まったケースも何度も経験しました。もちろんお会いしてお話するのが一番ですが、メールでの対応力もかなり重要だなと思うこのごろです。


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