新聞記事

2009年11月15日号から

◆長期優良住宅は見学会向き

◆長期優良住宅は見学会向き
札幌 工務店 社長
 ユーザーが長期優良住宅にはじめから関心を持っていて、しかも長期優良住宅の提案で受注につながったということは当社では1件もありません。多くの方はデザイン、価格、当社の雰囲気を気に入っていただき、その結果受注につながりました。接客時にいきなり性能の話をしても反応が良くないのです。ただし当社の提案を一通りしたお客様に、長期優良住宅の現場見学会も見ていただき、最後のダメ押しに長期優良住宅対応が役立ったことはありました。

◆思うがままの家づくり
札幌近郊 工務店 社長
 最近出会うお客様は、予算オーバーの提案は受け付けない、デザインや間取り、仕様、ライフスタイルなどをこちらが提案しすぎると嫌がる方が多いような感じがします。お客様が求めるイメージがあって、少々無理があっても住宅会社側が必死に対応して思い通りの家が出来たという意思決定の流れを期待しているように感じます。縛りを受けたくない、わがままを言わせてあげる家づくり、そして土地探しなどのプラスαの親切で受注する状況になっています。

◆農家が弱るとやはり痛い
新潟県 工務店 社長
 新潟は米どころですから、稲作農家が元気をなくすといろいろ影響が出ます。少々乱暴ないい方ですが、昔は田んぼ2枚売ったら80~100坪の家が建ったのですが、いまはリフォーム代も全額まかなうことができません。というわけで、新築が減りました。隣りの山形・庄内地方も同じようです。もう一つこれまでと違うのは、農家の跡継ぎの若い世帯が、親と同居せずに小さな一軒家を構えることでしょうか。純和風もずいぶん減りました。


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