新聞記事

2009年02月05日号から

◆意外と競合しない?

◆意外と競合しない?
札幌市 工務店 課長
 
 昨年末に全国大手が札幌にも進出してきましたので、当社もどれほど影響を受けるかと考えていました。確かにものすごい集客だったようですが、現段階では当社にお問い合わせいただいているエンドユーザーさんでこの会社との競合というケースはほとんどありません。客層が違うのか、それとも今後バッティングしてくるのか、まだよく分かりませんが、住宅会社にとっての勝負は今から春にかけてだと思います。社内の体制、商品を見直して生き残りを目指します。
 
 
◆テーマをキープしながら贅肉を落とす
札幌市 設計事務所 社長
 
 多くのお客さんはあれもこれもと要望を出してきますが、最終的には建設費を予算内に収めるため、何を削るかという話になることがほとんど。そこで気を付けたいのは、お客さんが考えているテーマ。簡単に言えば「○○な家」とか「△△な家」ということですが、要望を削っていった時にこのテーマが揺らぐようなら、すぐに飽きがくると思います。そこで私は、いかにテーマをキープしながら贅肉を削ぎ落としていくかということを考えて設計を行うようにしています。
 
 
◆春から先の仕事が心配
道北 工務店 社長
 
 当社ではこの冬もいくつか現場があるのですが、問題は春先以降です。例年ならこの時期はお客さんとの商談をいくつか抱えていて、受注も少しずつ決まり始めるのですが、今年は商談するお客さんの数も少なければ受注も決まらないというほど悪い出足。このままいけば今年の売り上げのメドが立ちません。社内が暗くならないよう「うちも民事再生で新聞に出て有名になっちゃうな」などブラックジョークを話したりもしてますが、そんな余裕もいつまで続くことやら...。


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