◆コンパクト&低価格がウケる?
道北 工務店 営業
北海道の中でも道北は特に景気の冷え込みが厳しく、今年の受注見通しは非常に不透明な状況です。その中でも「これはいけるのかな」と思っているのが、30坪そこそこのコンパクトな大きさで、価格も抑えた住宅です。年収が上がらず、金融機関も貸し渋りが見られるようになってきたこともあり、建てる見込みのあるユーザーは多少狭くてもローン負担が少ない住宅を考える傾向にあるようです。企画商品として売り出せば、そこそこいけるのかなと思っています。
◆ホームページで受注確保
函館市 工務店 社長
当社はチラシも広告も一切やらない零細の工務店で、年間3棟の受注で十分。当社のホームページは、年間1~2棟の新規受注を稼いでくれて、今も2件ほど受注が決まりそうです。営業はしていません。このホームページを管理しているのはうちの奥さん、素人です。検索エンジンでも上位表示されないし、内容も大したことはないんだけど、ホームページを見た人は良い会社だと思ってくれているようで、非常に活躍しています。素人感覚も悪くない気がします。
◆3割程度減りそう
札幌市 工務店 社長
今年は出足が悪いですねえ。3月末の予測で去年より3割程度、成約物件の数が減りそうです。パワービルダーの進出については、バッティングしたのは今のところ1件だけ。同業に聞いてもバッティングの話がありません。不動産屋さんからの話では、本気で土地協力する業者はあまりいないのではないかという話でした。ただ、4月以降はわかりません。この景気ですし、危機感は持ち続けています。