◆社員の疲労も心配
札幌市 工務店 社長
今年は、昨年何回か行った現場見学会などでご縁のあったお客様からの受注が春先から多く、ある程度受注が確保できていました。とてもありがたい状況ですが、むしろ現場をしっかり回せるかが不安の1年です。実際のところは私を含め社員一同残業も多く、何とかやりくりしている状況です。私もかなり疲れています。社員も頑張ってくれてはいますが、限界を超えてへばってしまわないように常に目配りしようと思っています。
◆大工さんの接客力
札幌市 工務店 社長
住宅会社を決める際に現場を見たいというお客さんや、着工後に頻繁に現場を見にこられるオーナーさんと現場で会うことが多くなりました。うちは人見知りをする大工が多いので、現場を見に来た方に挨拶したり現場の状況を説明、応対したりといった顧客対応の部分は正直言ってまだまだ不十分です。とりあえず私がホームページとメールでお客さんに現場の進捗状況などをレポートしたり、お客さんと大工さんの接点づくりをしたり、率先してやっていこうと思っています。
◆2代目の苦悩と自負
十勝 工務店 社長
創業者でもある父と仕事への考え方が合わず、父親の元で働きだして数年で出て行きました。その後父親が病気がちとなり、故郷に呼び寄せられた時は、私のやることに父は口を出さなくなりました。それまで父親は現場優先で、営業もしていませんでした。実は戻ってきたときは会社の経営が傾いていました。私は必死で建て直し、なんとか今は新しいことに取り組む余裕も出てきました。苦労はしましたが、ずっと地場でやってきたから続いたのだと思います。