新聞記事

2011年10月25日号から

読者のつぶやき

◆いつまでもこんな景気は続かない
札幌市 住宅会社 部長

 数年前から対象顧客を予算に余裕のある層に限定し、競合を避けて営業したところ、昨年から今年にかけては平均単価が3,000万円台になりました。幹部は大喜びしていますが、仕掛けた自分としてはいつまでもこんな景気が続くわけないと思っていて、むしろ怖いのです。グレードを上げたのは競合対策で、当社本来の2,000万円台の顧客にもアプローチしたいのですが、そうすると新しい商品を作らねばなりません。幹部の承認が得られるかどうか・・・。

◆電気は売れるがお湯は売れない
オホーツク 工務店 社長
 太陽エネルギー利用という点では光を電気に変換するより、熱でお湯を作ったほうが効率的と言われますが、お客様の関心はやはり太陽光発電のほうが圧倒的。考えて見れば電気は売ってお金になるけれど、お湯は売れないですよね。経済的に目に見えてトクになるほうを選ぶのは、ある意味当然かもしれません。国の力の入れ方も違うみたいですし。私としては太陽熱給湯をやってみたいのですが、設置したいというお客様を見つけるまでには、まだ時間がかかりそうです。

◆家が良かったのか治療の効果か・・・
道北 工務店 社長
 シックハウスは少なくなったと言われていますが、当社のお客様の中にはアレルギーの方や化学物質に過敏な方も結構います。標準仕様でシックハウス対策にはかなり気を遣っていますが、これらのお客様には建材のパッチテストを行うなど、念には念を入れます。そのかいあってか入居後に体調が良くなったという声をよく聞くのですが、お客様は病院にも通っているので、治療の効果かもしれません。家が良かったので健康になったと言いたいところなんですが...。


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