2014年05月03日(18:02)

北海道の家

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5月3日(土) 札幌・厚別(あつべつ)にある雪印種苗園芸センターに行ってきました。ここを訪れるのは久しぶりです。
花の苗や庭木の苗、野菜の種など、その名の通り園芸センターなのですが、敷地を奥に進むとただの園芸市ではないことがわかります。
 
写真は、大正年代に建てられた農家住宅、そしてその隣りの小さな建物がなんと、のちの雪印乳業がはじめてバターを製造した工場建て屋なのです。
ここは牛飼いさんの敷地で、かつ牛乳からバターをつくった記念すべき地であり、もしかすると北海道の一次産業が六次産業化へ進んだ第一歩を記した場所かもしれません。
 
この家を見ると「ああ、北海道だ」と素直に納得できます。
その要素は、急勾配の三角屋根、板張りの外装、白に塗られた窓というところかなと思います。
ボク個人的にも、こういった素朴で力強い建物が、函館の和洋折衷型の町家と並んで好きです。

http://sapporo-jouhoukan.jp/sapporo-siryoukan/bunkaisan/059.html

参考ホームページ。
 
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梅の花が開きはじめていました。ここは市内中心部より気温が低いようです。

カテゴリ:ie家 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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