2014年05月09日(14:22)
外壁の張り替えといっしょに断熱リフォーム
この時期は、自分がかかわっている団体の年度総会が開かれる準備でけっこう忙しくなります。
そのうちのひとつ「あったかリフォーム倶楽部」では、"外壁改修といっしょにできる300万円の断熱改修"を検討しています。
築15~20年くらいの外壁リフォームをガマンしている家はけっこうあります。このころの断熱性能は、一部では優れた物件もありますが、おおむね冬は足元が寒くなります。
そんな家を外壁の張り替えといっしょに暖かくできたら、きっと喜ばれるはず!?
そう考えて、いま、あったかリフォーム倶楽部内で、断熱改修が可能かどうか、検討を進めています。
断熱改修という言葉を使っていますが、じっさいの工事は断熱よりもむしろ気密工事が中心になります。既存建物の気密性能を引き上げることによって、断熱材の性能を100%引き出す方法です。
細かいことはまだ言えない段階ですが、やれそうな感じです。
「そんな難しいことしなくても、この外壁材を張れば家が暖かくなりますよ。断熱材がついていますから」
そんな訪問セールスがいまでも行われているようですが、そのやり方ではまったく暖かくなりません。
理由をわかりやすく説明すると、そのやり方は、ウインドブレーカーを着込んで、そのウインドブレーカーと身体の間に風を送り込んでいる状態だからです。内側の風を止める気密化工事をしないと、ウインドブレーカーの性能が生きないのです。
今年は300万円でできる性能向上リフォームをがんばってみたいと思っています。
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