2013年10月03日(18:57)
10月に入り、住宅業界は少しだけ落ち着きを取り戻しています
今日は専門紙のへんしゅーちょーとして。
現行の消費税が適用される契約の期限が先月末、9月30日まででした。この日までに契約していれば、工事着手が来年4月以降になっても、消費税は5%のまま、という措置がとられます。
このため、先週末まで駆け込み契約が相当あり、住宅会社はプランや見積もりでものすごく忙しかったと思います。
引き渡しも9月末ころが多く、二重、三重に仕事が重なっていた会社も多いと思います。
そして10月に入り、安倍首相が消費税率引き上げを発表。駆け込み契約が終わってからのこの時期を選び、発表したのでありましょう。
手順が非常にお粗末だった民主党さんに比べ、安倍さんはなかなかに上手なタイミングを見定めています。
ボク的には、やはり来年4月以降のことがすごく気になります。新築が減ることは間違いない。それがいつ、どのくらいの下がり勾配でやってくるのか。
着工が減るのはわかりきっていることだから、ボクたちは準備しなければなりません。その準備が妥当なのかどうかは、まだわかりません。
目先の話ももちろん大切です。
住宅会社が忙しいわりに、建材メーカーは売上が伸びていないというケースも聞きます。
10月以降はいっそう力を入れて売上づくり。また、来春以降をにらんで、営業の種まき。
これらの広報に協力してほしい、という話をいくつかいただいております。
それが、ボクらの媒体を評価しての声がけだったり、編集力を信頼いただいての依頼だと、率直にうれしいわけで。
〈備えあれば憂いなし〉
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