2012年08月16日(13:46)

リニューアル第2回目

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横書き新聞になって2回目の「北海道住宅新聞」を発行することができました。
新聞の体裁変更は、ほかの商品でいえばモデルチェンジに当たるのでしょうか。
これほどの大きな変更は今後もそうないと思いますので、白井の思いを少し書いてみます。


新聞という媒体は、好きな方にとっては「当たり前」な情報でしょうが、興味ない方にとってはどこまでもつまらない紙です。
この点は、今も昔も変わりません。


変わったのは、新聞以外の媒体が現れたことです。かつて、テレビの出現も新聞を脅かしたことでしょうが、すみ分けが可能でした。インターネットという新しい媒体は、すみ分けの方法が見つからないのです。


インターネットは、ホームページからブログ、そしてソーシャルメディアへとどんどん変化、あるいは媒体が増え、ひととおりの情報は、探せばネットにあるのが現状です。


インターネットを見る端末も変化しています。デスクトップからノートPC、さらにスマホ、iPadなどのタブレットへ。もう時と場所を選びません。


この間、新聞はどうだったか。何も変わっておりません。


テレビの出現で、新聞は速報性をなくしましたが、インターネットの登場とメディアの爆発的増加により、総合情報メディアの存在意義と意味も失いつつあります。


もしいま、新聞の存在に意味があるとしたら、それは何か。
ボクは、「情報に輝きを添える」ことではないかと考えました。
そのためには、「情報の輝き」を見つけ磨く記者の能力が大切です。


また、今回はタブロイド判という、北海道新聞や読売新聞などの半分サイズに可能性の高さを感じました。B4とA3の中間サイズであるこの判型は、なかなかいい大きさです。


 *   *


現実には、始まったばかりで課題もあります。まずとじ元が右から左に変わったことで混乱が生じる点。本文割付も写真の大きさなどに課題があります。編集体制にも不慣れな点が多く、デザインが朝令暮改しています。


ただ、想いは変わっておりません。最高の紙面づくりへ向け、大きな第一歩を踏み出しました。

カテゴリ:日記 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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