2011年05月02日(11:33)
北海道の地震
ゴールデンウィークの前半が終わりました。
連休前にKuくんが「北海道の地震」という本を見つけました。そこにはなかなか衝撃的なことが書かれていて、会社のみんなで興味を持ち、4月30日、その本が届きました。
"衝撃的なこと" の内容はおおむね次のようなことです。
「札幌市北区で180年前の地震によって液状化を起こした痕跡が見つかった」
会社でその続きを調べました。札幌市から出されている液状化マップでは、いま会社がある場所は、かなりよろしくない感じの場所です。
〈石狩地方中部の地震に関する報告会〉
3月11日以前なら、この情報に接してもきっと衝撃は受けなかったでしょう。それがあの大震災で大きく変わりました。液状化が起きたという事実は変わらないのに、受け取り手のわれわれが「180年も前の話でしょ」から「あるかもしれない」に変わったのです。
情報を獲得するためのアンテナは、どれだけ高く上げていても感度が悪かったりチューニングを間違うと、拾える情報の内容が大きく変わるということを身をもって感じました。
危機をあおるつもりはありませんが、災害に学ぶ必要はあると思います。
まだ読み終えておりませんが、取り急ぎ報告です。
北海道の地震
島村 英紀、 森谷 武男共著
北海道大学図書刊行会 (1994/03)
ISBN-10: 4832971913
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