2011年01月19日(19:26)

スーパー公務員。改め知事候補・木村俊昭さん

時の人ですね。
4月の北海道知事選に出馬すると、1月16日に記者会見しました。
じつは、今から足かけ足かけ3年前、2008年の12月に、座談会に出席いただいたことがあります。当時は内閣府に籍があり、地域活性化の伝道師としてその世界ではひろく有名な方でした。
経歴が異色で、小樽市職員から政府に引き抜かれ、国家公務員になったなどという話は、そうないと思います。
当時のブログです>>
https://www.iesu.co.jp/cgi-bin/ediblog/index.php?no=r949


選挙が近いのでちょっと書きにくいのですが・・・
平成20年12月3日(水)、小生は別件の仕事とかぶり、座談会に遅れて出席しました。すでに熱い議論が始まっておりました。
議論の内容もさることながら、強烈に印象に残っているのは、『やり通すまであきらめない人』ということです。
木村俊昭さんは小樽市役所時代、ダメでもダメでも企画書を出し続けたそうです。そのうち理解を示す上司が現れる。
熱い人だな。そのことが強烈に印象に残っています。
あきらめないという姿勢は、ものすごく難しいとボクは思います。ダメだダメだといわれ続ければ、『ああ、だめなんだ』と思うか、『どうせ言っても理解されない』といじけるか、『これ以上主張したら立場が悪くなる』と打算に走るか。
ボクも含め、普通の人はこのいずれかに向かうことが多いと思います。


昨年末に知事選への出馬が取りざたされ、木村さんに座談会出席を依頼したKuくんと小生は「出るな、必ず」と見込んでおりました。
失敗を恐れない人ですから、知事に就任してやれることが木村さんの目標と一致するなら、当然出るだろうと思いました。
110119kimura.jpg


「スーパー公務員」
そういう形容詞も昨年から見かけています。木村さんはまさしくスーパー公務員ですし、小生はほかにも全国の「スーパー公務員」に何人か、取材を通じてお会いしています。
みんな共通しています。実現するまであきらめない。民間人のように仕事を組み立てる。だから、突出するのだと思います。


とある酒の席でスーパー公務員数名と役職の話になりました。
「ポストなんて重要じゃない。本気でやるかどうかだ」と語る人もいました。
しかし、ある市の課長職は「部長になればできることがある」
そうつぶやいたのです。
「スーパー公務員」の多くは「よそもの」「ばか者」で、昇進の見込みがない場合も多く、彼らの影響力を役所全体に広げることができない。それが何より残念です。
現場の指揮官から司令官に昇任すれば、できることはもっと広がるのではと、いつも思います。

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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