2010年06月04日(14:49)
6月3日 エコハウス「美桑」、断熱のこれから、20年ぶり
誘われて、道北下川町のエコハウス「美桑」>>を設計した札幌の建築家・櫻井百子さんをたずねた。
設計のポイント、苦労話、現場に週1回の割合で通ったことなどをお聞きした。岩手の若手建築家Oさんが熱心に取材していた。
北海道神宮の緑が目の前に広がる事務所の窓。ようやく北海道もいい季節を迎えたようだ。
そのあと、岩手県・盛岡で住宅改善運動に取り組むNさん、この4月に仙台から札幌に転勤してこられたSさんとまさに座談会をした。
これから業界をけん引する「断熱住宅」の伝道師は誰か、断熱リフォームをどのように啓もうするか、北海道の工務店の悩みはどこにあるのか。そんなことを議論しましたが、もちろん結論は出ません。
仙台からきたSさんは、これまで外から見ていた北海道を2ヵ月でざっくり一周し、いろいろショッキングなことがあったようです。
Nさんとは、共感できるところがありました。断熱リフォームを取り巻く現状が北海道と岩手で変わらないこと、どうしたらいいか模索しながらがんばっていること、お互いに情報交換していい方法を取り入れようということで一致しました。
会社に戻ってからはMさんと再来週の打ち合わせ。Mさんとガッチリお仕事をするのはほぼ20年ぶりでして、「一周まわってもどったんだね」と本題が終わってからしみじみ話しました。
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