2009年02月26日(19:48)

家とは家族とは・・・。

090226koshitsu.jpg◆インターネットで調べものをしていたら、このページにヒットし、ついつい読んでしまいました。
皆さんはどう考えていますか、子育てと住宅、家族と住宅の関係。子供室の要・不要、そして広さ/居間階段か否か/くつろぎはリビングかダイニングか。◆わが家はこれらの選択肢の中から、ひとつひとつ選んでいきました。それが正しかったかどうかはまだ答えが出ていないのですが、自分自身の考えが少し変わった点があります。それは上のコラムの方と同じく、完全個室主義からいまはゆるやかな個室主義に傾いている点です。◆ボクは、個人は狭い個室を持つべきだと考えていました。広い個室はいりません。しかし、1人になる個室は、子どもにとっても親にとっても必要だと考えたのです。ところが、中2になる娘は自室のドアを開けたまま勉強し、小5の次女と小4の長男はいまだに仕切らずに部屋を使っている。女房の部屋にはみんなが侵入して怒られ、それでも女房はカギをつけずにいる。自分自身も個室で仕事をしていてもドアを閉めない。1時間もすると4人が遊びに来る。追い出すこともあるが、多くはなりゆきに任せている。◆ゆるやかな個室とは、ドアというより障子かついたて程度の仕切りという意味。らんまは解放され、音は筒抜け。日本人である自分はやはり自立しきれないのかな。◆ボクは今でも、みんなでテレビを見るのが団らんだとは思っていない。かといって何かの話題で家族が談笑するという場面も普通はない。そういう場面は、旅行中のホテルだったり、キャンプだったり、レジャーの車中だったりする。わが家ではない。家とはもっと緩やかにバラバラでありながら、家族がいることに安心する、そういう空間のように、最近は思っています。

カテゴリ:ie家 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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