2009年02月10日(17:43)
家探し、土地探し
◆知人Kさんが社宅を出ることになり、大雪の日曜日に相談にいらっしゃいました。賃貸は考えておらず、選択肢は1.新築戸建て、2.新築マンション、3.中古戸建て、4.中古マンション-ですが、このうち新築マンションはめっぽう高く、「これはないね」。中古はどう? と聞かれ、小生は「マンションなら各部屋に暖房器がついていること。そうでないと結露がひどいし、結露対策で暖房すると電気代が高い」「中古の戸建ては、どの家も寒いと思っていたほうがいい。見た目がどれだけきれいでも、暖かさと関係ない」という話をしました。◆マンションは10年も経たずに大きく値段が下がるので、巡り合わせがよければ値段的にもいい家に巡り会えるかもしれません。それは戸建ても同じですね。希望のエリアに土地が見つからなければ、家は建ちません。『不動産は縁』といわれるゆえんでしょう。◆ニュータウンなら選びようがありますが、住宅地は売りに出た土地が気に入るかどうかです。そうすると、広さとか間口とか前面道路の幅とかはすでに決まってしまっているのです。最初の段階での区画割や区画整理事業がどれだけ大切か、Kさんとお話ししながら思いました。◆こういったことはすべて都市計画の分野です。目先ではなく100年の計。わが家のまわりでは札幌市が実施した容積率緩和(土地面積に対してそれだけの大きさの家が建てられるか。これが60%から80%になり、例えば100m2の土地に80m2の家が建つようになった)の影響が早くも見られます。それまで建たなかった大きな家が小さな土地に建つ。これをもって土地の価値上昇と見るか、環境の劣化と見るか。立場によって異なるでしょう。
小生はお城好きでして、先日の弘前出張で撮ってきた。かなり気に入っています。写真は東門と天守。雪燈籠まつりが始まる前で、準備が行われていた。卍(まんじ)は弘前市の市章。
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