2009年02月06日(05:52)

その話、信用していいの?

◆弘前も雪が少なく、とてもありがたいけれど、「3年周期説からいくと来年は多いかも」なんて話を聞きました。車道に雪はなく、歩道も半分以上は路面がでているとても歩きやすい街中でした。◆小生はお話が終わったらすぐにバスセンターに向かわなければならなかったため、約1時間半、めいっぱい使いました。最後に「ご質問は?」と尋ねながら、写真を次々お見せする。慌ただしくて申し訳なく思っています。090206ppt.jpg◆使ったスライドの1つです。最近、家を建てた方とお話ししていて思うのは、"業者を信用していない"という点です。住宅見学に行って説明してもらう。「なるほどなるほど」と感心する心は、信頼がベースになっています。ところがどうやらそうではない。「あなたはそうおっしゃるけれど、私はその話を信用していいの」とご自身に問いかけながら聞く。◆振り返ってみれば、これは住宅だけの話ではないですね。食品だって信用できない。電車や地下鉄だって、運転手が飲酒運転しているかもしれない。そういう漠然とした不信感は多くの人が持っていると思います。◆そうすると、初対面の人に対してやるべきことは、巧みなセールストークではなく、信頼関係を築くこと。◆もう1点は、大切なのは「工法」ではなく「断熱性能」であるという点。独自の○○断熱工法もいいですが、独自性が大切なのではなく、その断熱性が高いかどうかだ、というふうに北海道は変わってきました。これは市場の成熟、悪いことではないと思います。◆断熱性能が大切だとしたら、それを伝える方法は、実際の光熱費を公開することです。10件、20件とデータがたまってきたら、それは力強い。実績は何よりも信頼できますよね。
さあ、6時になります。今日も1日元気でガンバルってばよ!!

カテゴリ:日記 |

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編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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