2011年06月10日(11:54)

知らぬは恥ではないと言いますが・・・

20数年この仕事をしていてまったく知らなかったのですが、民間がアパートなど賃貸住宅を供給してくれない町村では、自治体がすべての借家を提供しなければならない。
知らなかったのは、民間アパートがないという地域を想像したことがなかったという点です。


愛別町は旭川から微妙に遠く(町のホームページによると、交通機関にもよりますが旭川から50分程度)、農業中心の産業構成で雇用の場となる商工業が少なく、民間がアパート事業をやらないのだそうです。
旭川から近い町村は通勤者などもいて賃貸が事業として成り立つ。
また層雲峡を持つ上川町のようにホテル街があると、従業員宿舎が必要になる。愛別町は、そういう意味で不動産業の事業性が低いということだそうです。


町の中心部にたくさんの町営住宅がありました。
ボクは今でこそ行かなくなりましたが、30代前半までは道東1周1週間コースとか、出張して工務店めぐり、新聞購読の営業をして回ったものです。小さな町村でもかなり行っているつもりです。
知らぬは恥ではないと言いますが、驚きました。
いつまでも謙虚な姿勢を忘れてはなりませんね。
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〈メイン通りに蔵がありました。これがプレートです〉

カテゴリ:北海道・札幌 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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