2010年06月14日(17:53)

近所つきあい

またビールの話というわけではなく、ご近所のおつきあいのお話です。
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戸建てを手に入れると、必然的に近所つきあいが必要になります。
自分はその道の達人でもないし、特に濃密にお付き合いしているわけでもありません。ただ、家を建てるときにはちょっと気にしていた方がいいように思います。
地域にはそれぞれ独特のご近所との距離感があり、それが合う・合わないはとても重要です。
合えば特に問題ないかもしれません。根っからその地域にフィットしているということですから、自分の感覚でいいでしょう。


でも、いまいち合わないときは家の建てかたにもちょっとだけ配慮した方がいいと思うのです。
近所とのコミュニケーションをさりげなく絶つ工夫や、室内に持ち込まない間取り。逆にコミュニケーションを促進する配置と出入り口。


ついでに申せば、近所から発信者(わかりやすく言えばお節介な人)がいなくなって、地域社会はぎくしゃくしている気がします。ボクらの世代がお節介な人を嫌った最初の世代なのでしょうが、時代の感覚として、これからは逆に大歓迎に変化していく予感がします。
世話を焼いてくれる方がいると、けっこう楽しい。重荷な部分と楽しい部分をはかりにかけたとき、楽しい・ありがたいほうが強くなってきている気がします。


昨日はおとなりが大宴会。中締めしたあとにビールが余ったそうで、声をかけてもらいました。するとボクら子育て世代が集まってくる。そこでコミュニケーションが生まれたりする。
発信者がいることは地域社会にとってとてもありがたいことだと思います。
Tさん、Yさんに感謝です。

カテゴリ:ひと |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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