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Q1.0・200mm断熱住宅オーナー座談会 "断熱のチカラ"ってスゴイ

冬は気温がマイナス20℃以下になる北海道旭川市。この厳しい気象条件の中、 NPO新住協旭川支部では快適で健康な暮らしを犠牲にせずに暖房エネルギーを 半減する『Q1.0(キューワン)・200ミリ断熱住宅』の建設を進めています。 エネルギー価格の高騰が続く今日、これからマイホームを建てる人にとって、 外壁の断熱材の厚さを一般的な住宅の2倍・高性能グラスウール200ミリとした この住宅の住み心地や実際の光熱費は大いに気になるところです。そこで 『Q1.0・200ミリ断熱住宅』のオーナー夫妻3組に、これまでの暮らしを語って もらいました。(平成20年6月29日、上川郡鷹栖町で収録)

前列左から道心英一さん、道心千恵さん、渡邊秀人さん、 渡邊芳江さん、小中和彦さん、小中美紀さん。
後列左から芦野組社長・芦野和範さん、新濱建設社長・新濱壽男さん、 會田建設専務・立野幸雄さん

室内は居心地良すぎるほど

―200ミリのグラスウール断熱にして、満足感というのは?

小中和彦さん:まず第一にQPex(キューペックス。住宅の断熱性能を表すQ値と暖房燃費計算用のソフト)の数値に結果が出ることですね。僕はパソコンに出る数値を見て、ニヤニヤしています(笑)。

―小中さん宅は実際の暖房費はいかがでしょうか。

小中和彦さん:うちは約40坪のオール電化で給湯や照明・家電も含めて年間12万弱かな。
小中美紀さん:今年はかなり寒い年でしたけれど、それでも15万以内には収まるんじゃないかしら。

―家庭での省エネの工夫について、芦野さんから何かアドバイスはありますか?

芦野さん:僕は夏の涼しい風でも嫌な人なんです。家内にも変人扱いされるぐらい(笑)。そういうわけで寒さ、暑さをどう感じるかは人それぞれだし、せっかく200ミリ断熱にしたのだから、暖冷房費を目一杯少なくすることだけを考えず、家族それぞれが快適に感じる室温に合わせるなど適度に贅沢してもいいんじゃないかな。

―では、家の造りで良かった点を。

道心英一さん:室内の壁に珪藻土を塗っていただいたのですが、子供がアトピーでずっと肌がジュクジュクしていたのが、新居に住み始めてピタッと治ってしまったんですよ。それと、家の中が気持ちいいって、子供が外に遊びに行かなくなっちゃって(苦笑)。
道心千恵さん:その代わりに、子供の友達が2泊していきます(笑)。

―1泊ではなく2泊ですか?

道心英一さん:ええ。お客様も遊びに来ると、長居していかれます。和室を掘りごたつにしてもらったら、みんなどっかり腰が落ち着いちゃって、「もうこんな時間?」みたいな(笑)。
道心千恵さん:私は、「この家、和むね」とお客様に言ってもらえるのがとても嬉しくて。

今回ご参加いただいた座談会参加メンバーの関連企業一覧はコチラ地域に根ざした住まいで環境を守る
小中和彦さん(38歳)
小中和彦さん(38歳) 奥様の美紀さんとお子 さん2人の4人家族。 平成18年11月に Q1.0・200ミリ断熱住宅 に入居
小中美紀さん(36歳)
小中美紀さん(36歳)
道心英一さん(44歳)
道心英一さん(44歳)奥様の千恵さんとお子さん2人の4人家族。平成18年10月にQ1.0・200ミリ断熱住宅に入居
道心千恵さん(43歳)
道心千恵さん(43歳)
渡邊秀人さん(42歳)
渡邊秀人さん(42歳)奥様の芳江さんと長男のお子さんとの3人家族。平成18年9月にQ1.0・200ミリ断熱住宅に入居
渡邊芳江さん(41歳)
渡邊芳江さん(41歳)
會田建設専・立野幸雄さん
會田建設専務
立野幸雄さん
芦野組社長・芦野和範さん
芦野組社長
芦野和範さん
新濱建設社長・新濱壽男さん
新濱建設社長
新濱壽男さん

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