原料の配合を工夫
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日本化成 軽量化図りクラック抑制 |
原料の適正配合により、一般的なモルタルと比較してクラックの発生を減少させた製品が、日本化成(株)の「NSタウンモルタル」。発売開始は10数年前だが、最近関東地方を中心に売り上げが伸びてきている。
通常、モルタルは骨材として砂を使うが、この製品では発泡体などを混ぜた特殊骨材を使用して軽量化し、同時に割れ防止として合成樹脂製の特殊なスサを混入しているのが大きな特徴となっている。
軽量なため作業性も良く、一度に15~16ミリ厚で塗ることができるため、工期も大幅に短縮することが可能だ。
適用下地はラス下地、ノンラス下地、コンクリート、ALCパネルなど幅広い。材料は水以外をプレミックスした既調合品のため、水を加えればモルタルミキサーなどを使い十分練り上げるだけで使用できる。養生期間は通常1週間以上(冬場は2倍)。塗厚16ミリで1時間防火の準耐火構造に対応できる。
一袋25キロで、塗り厚16ミリの場合、1.7平方メートル塗ることが可能。
問い合わせは同社関東支社札幌営業所(TEL011-823-3001、FAX011-823-3002)へ。
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プレミックス済みのNSタウンモルタル
軽量なので作業性も優れている
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