あいさつする浜下社長
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エア・ウォーター・エモト(株)では先月30日、札幌市内で平成19年度の方針発表会を開催。昨年10月から松下電工㈱のグループ会社として新たなスタートを切った同社が、これからの方針を説明するとともに新製品を披露した。
役員・支店長
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冒頭あいさつにたった浜下郁夫エア・ウォーター・エモト社長は「北海道と東北で高いシェアを持つ当社は、松下電工と合わせてこの地域で40%の市場シェアとなった。これまで通りのきめ細かな営業を継続するとともに、商品面ではヤマハとの協力関係を継続。さらに松下電工とのコラボレーション商品も開発。商品、販売力ともに、文字通り最強の軍団となってお客さまにより深い満足を提供したい」と説明。営業体制の維持、商品力の強化、ヤマハとの協力関係の維持など、継続性を重視しながら新生エア・ウォーター・エモトとしての今後の取り組みを紹介した。
商品説明では、システムバス「ソシエⅢ」、マンション用バス「MX」、システムバス「シンフォニア」、システムキッチン「berry(ベリー)」が紹介された。
新商品のマンション用改修バス「MX」
松下電工とのコラボで装備が充実した「ソシエⅢ」
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ソシエⅢは基本機能をそのままに、松下電工とのコラボレーションによる多彩なオプションを用意した。このうちカビの発生を防ぐカビシャットつき暖房換気乾燥機は、nanoe(ナノイー)と組み合わせることでカビの発生を防ぎ、空気中の浮遊カビをほぼゼロにするという。
MXは松下電工とのコラボレーション商品。マンションの1116スペースに1216サイズを納めることができ、さらにまたぎ高さを抑えたりフランジをつかみやすい幅にするなど、安全対策を徹底し取替需要に応える。
シンフォニアは今回モデルチェンジ。価格を抑えて人造大理石と音響設備を標準装備し、今月26日に発売する。
ベリーは価格を抑えながらオープンキッチンの新しいかたちを提案。またヤマハの塗装技術により家具的価値も高めている。
商品についての問い合わせは各支店・営業所へ(札幌=Tel.011・863・1451)。 |