低価格で本格的な機能を備えた
「ダッチウェスト・エントリー」
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ダッチウェストジャパン(株)(本社帯広市、吉田昌弘社長)は、北米・CFMマジェスティック社の薪ストーブ「ダッチウェスト・エントリー」を12月1日から発売した。標準価格を15万円以下に抑え、薪ストーブ愛好者の裾野を広げることを狙っている。
ダッチウェスト・エントリーは、これまでのローエンド機種「マジェスティック・プリマス」よりも装備が充実して実質8万円割安となる。エントリー機種ながら、煙を二次燃焼させて煙を完全燃焼させる「クリーンバーン」方式を採用、燃焼効率を高めて排気をクリーンにした。「DUTCH WEST」の文字が刻まれた、重厚感あふれる前面ドアは鋳物製。
安全性を確保するため、オプションで3万円相当のリアヒートシールド、ボトムヒートシールドを標準装備し、壁や床に熱が伝わるのを最小限に抑えている。このため床面はレンガ積みなどの耐火処理が不要だ。
ヒートシールド内部では対流熱が発生し、ストーブ本体の輻射熱と合わせて室内を広く暖めることができるメリットもある。
オプションでファンキットを用意、リアヒートシールド内で発生する対流熱を強制的に前面に出してより有効に活用できる。
最大熱出力は6600kcalで、暖房面積は最大約28坪。最大燃焼時間は約7時間。本体寸法は幅57.2×高さ61.9×奥行50.5センチで重量は
79キログラム。適用煙突径は6インチ(152ミリ)。本体価格は14万8000円(税別、煙突などの資材、工事費別)。
なお、同社ではこの秋から本社1階をショールームとして大改装し、一般客向けにオープンしている。同社のマジェスティック、ダッチウェスト各ブランドの薪ストーブを多数展示しているほか、電気暖炉も展示している。営業時間は午前9時から午後9時まで。日・祝日定休。
問い合わせは、同社(帯広市大通南28丁目4、Tel.0155・24・6085)へ。 |