住宅I&Iサービス(株)(札幌市、松橋勉社長)では、先月2日に道から指定確認検査機関の指定を受け、床面積500平方メートル以下の戸建て・共同住宅等の確認及び中間・完了検査業務を開始。審査期間の大幅短縮や午後6時半までの業務、土曜営業などハウスメーカー・工務店本位のサービスをセールスポイントとし、9月末まではキャンペーン期間として特定行政庁より2000円安い価格で各業務を行う。
同社は検査員二名体制で、業務対象物件は床面積500平方メートル以下の建築物すべて。業務エリアは札幌市のほか、石狩市、江別市、北広島市、恵庭市、千歳市、南幌町の全域。
顧客のニーズに柔軟に対応するため、確認申請は確認を下ろすまでの期間を迅速化。4号建築物(木造で2階建て以内)はもちろん、審査から確認を下ろすまで21日間という法定期間を定めている三号建築物(木造で3階建て以上)と2号建築物(木造以外で2階建て以上)も、一戸建てであれば7日以内に確認を下ろす。また、敷地の住所を申請前に連絡すれば、道路の幅員や用途地域の情報なども正式申し込み前に調査を行う。
中間・完了検査については、行政に申請した場合、希望通りの日時に行ってもらうことが難しいが、同社では審査日を可能な限りハウスメーカー・ビルダーの希望の日時に合わせて実施。業務時間も午前10時から午後6時半までとし、土曜日も行う。さらに検査済証は即日交付が可能だ。
手数料は特定行政庁と同額を原則としているが、年間の依頼件数のポイント制などによる割引制度も用意。9月末まではキャンペーン期間として特定行政庁の手数料より2000円安い価格設定としている。
なお、同社は今後、確認検査業務とあわせて、住宅関連の情報収集・調査業務も行っていく考え。
問い合わせは同社(〒060-0061、札幌市中央区南1条西10丁目6-168 ほくえいビル2階、Tel.、Faxとも011・272・7383)へ。 |