施工見学会で同製品の納まりを確認
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平板・S瓦用棟換気テッペンの納まり
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ジェイベック(株)はこのほど、「平板・S瓦用棟換気テッペン」を新発売。7月には同社の新潟社屋屋上で同製品の実験棟を公開、施工見学会を実施した。
近年、本州では平板瓦、S瓦が需要を伸ばしており、これらに対応する棟換気が待たれていた。今回販売される平板・S瓦用テッペンは、ほかのテッペンと同様、小屋裏温度と外気との温度差を5℃以内に保つために、瓦と冠の間にセットし防水機能も持たせた構造となっている。
北見工業大学・坂本弘志教授の試験結果によると、雨水浸入限界風速は同社の「テッペン大中小」と同等、自然条件下では雨漏りの心配は全くないと言う。
施工見学会当日は快晴で、正午の気温は30.5℃、湿度45%。このとき小屋裏は35℃、49%で、小屋裏内外の温度差は5℃以内に抑えられていた。吉岡茂樹社長は「多くの方に見ていただき、納得してほしい」と語っていた。
製品は長さが1,820ミリ、厚さ20ミリ。設計価格は1ケース3本入りで4万8000円/ケース(税別)。
展示実験棟の見学希望、商品についての問い合わせは同社まで(新潟市卸新町1-2059-5、Tel.025・250・8900、斉藤・村井)。 |