自然素材を活かした住宅10事例まとめ

| 家づくりの基本 | 自然素材 | 趣味・こだわり系 | 2017.02.21

札幌圏の地場企業の中には、道産の木材やレンガ、石など、自然素材を家作りに積極的に活かす住宅会社があります。なぜ自然素材を活かした住まいづくりに取り組んでいるのか、10の事例を見ながら考えてみませんか?

自然素材住宅1 道産木材の安らぎ

玄関を開けて真っ先に感じるのが、さわやかな木の香り。 yoshiken2470_ccr.jpg新築特有のツンとする匂いはなく、かわりに森の中のような新鮮な香りに包まれます。 玄関ホールは天井も床も収納も木材。ぐるりと木に取り囲まれています。 シューズボックスなど玄関収納はあえて扉をつけずに、木のルーバーで目隠しをして開放感ある空間に仕上げました。   yoshiken_2481_ccr5600.jpg階段を上がると、2階がリビングダイニング。南東部に大きな窓をはめこんだ明るい空間が広がっています。 床のフローリングは無垢の道産タモ材。合板の表面に数mmの薄い板を貼り付けたフローリングが一般的ですが、足を乗せてくらべてみると違いはすぐにわかります。薄板はやや硬く足触りも冷ためなのに対し、無垢材は柔らかみがあり、ほんのりぬくもりも感じられます。   道産木材の安らぎとエアコン快適暖房-大麻でモデルハウス公開中 ヨシケン一級建築士事務所  

自然素材住宅2 道産木材を積極的に採用

三五工務店の企画型住宅第四弾として登場した「SOCOCO(そここ)」。建物の構造にカラマツ材、仕上げにカバ材フローリングなど道産木材を採用したナチュラルなインテリアが特徴の一つ。森林面積が圧倒的に多い北海道のビルダーとして、道産材の活用に取り組んでいる。 2015_11sococo_L2.jpgSOCOCOは白い塗り壁に道産カバ材のフローリングを使うなど、全体的に明るめのトーンで統一。約32坪とコンパクトだが「意外と広い」という見学者の声が多い。確かに、リビング・ダイニングも広々と見える。それには三五工務店の綿密な設計の工夫もあるようだ。 2015_11sococo_heya.jpgシラカバの間伐材で造られた造作棚も、見学者の好評を得ていた。背板には穴が開いており、小物などを好きな位置にフックで引っ掛けてアレンジできる。 コンパクトでもこだわりたい! 上質カジュアルを実現した三五工務店の企画型住宅「SOCOCO(そここ)」

自然素材住宅3 外壁や室内などにカラマツや道南杉を活用

外壁は主にダークブラウンのガルバリウム鋼板ですが、1階部分に張った道南杉は、奥さまのリクエストで落ち着きのあるエルメスのオレンジカラーに塗りました。「奥さまは本当にセンスの良い方で、私も勉強になりました」と担当の杉林さん。
140622kowa_favcolor.jpgリビングにおじゃますると、床も天井もカラマツの木!奥には、サイズや色の異なる板を張ったウォールがあります。
140622kowa_livingroom.jpg対面のキッチン側からみると、まるで小ホールのような見通しの良さと開放感。来客時には左奥の一角を仕切って部屋に使える便利さもあります。それにしてもこのウォール、さまざまな色合いの木を使っていて創作されたアートのようです。「設計を担当した白田さんがまず何枚かの板を貼ってみて、それからオーナーさんと大工が端材を使ってパズルのように組み合わせていきました」と小川社長。
よく見れば、コンセント口にも開閉できる小さな板が貼ってあって作りが細かい!
エルメスカラーの道南杉がステキな晃和住宅のオープンハウス

自然素材住宅4 本物は褪せずに味が出る

130607kikuzawa_5955.jpg「この家は、可能な限り無垢材を使っています。デザインとして木の質感を大事にしたのはもちろんですが、できる限りフェイクは使いたくないと思ったんです。人間は自然界で生まれて育ってるわけですから、天然のものがいちばん合っている。   表面に木目が印刷された塩化ビニールの「貼りもの」は、古くなるとみすぼらしくなります。日が当たり続けると色褪せるからです。でも木(無垢材)っていうのは日焼けすると"味"が出る。この大きな違いがあります。刺激臭が全くないのは、天然素材を可能な限り使っているほかに、ホルムアルデヒドのような刺激臭を分解するという抗酸化工法を採用しているからです」と菊澤社長。 130607kikuzawa_5932.jpg 珪藻土入り塗り壁ならではの風合いが感じられます "家の町医者"がつくった、時間が経つほどに味の出るモデルハウス/キクザワ 

自然素材住宅5 裸足でも快適、無垢フローリング

「前のアパートはこの時期かなり冷えましたが、今は日中暖房を止めても快適に過ごせます。少し動くと汗ばむくらい」。くつろいだ表情で1ヵ月前に入居したばかりのマイホームの住み心地について語るご主人。無垢のフローリングの肌触りが気持ち良くて、いつも裸足だそうです。隣で遊んで欲しそうにしている息子さんも裸足で元気。 141109shirota_5869_ccs2.jpg壁にクロス(壁紙)を張らず、構造面材をそのまま現しにして生かした渡辺邸。どんなテイストの家具とも相性が良さそうなシンプルで暖かみのあるデザインです。「壁は家族と親戚総勢10数名で1日半かけて塗装しました。ちょっとムラがありますが...」。天井付近を指さすご主人。手作業ならではのザックリとした質感がこの家の持ち味をさらに引き立てています。 家族で壁の塗装にトライ!手作りの味をプラスした省エネハウス 白田建築事務所 

自然素材住宅6 自然素材をふんだんに使ったモデルハウス

  hokushinmodel (15).jpgヒバの香り漂う、窓付きの明るいバスルームでのひととき hokushinmodel (11).jpgレンガや木、アイアンなどのアイテムを使った素材感の良い空間やオーダーのキッチン hokushinmodel (12).jpg断熱材で住宅を外張りですっぽりと包み込むSNS工法で施工すると、室内側に構造材の木材が現しになり、室内の壁、天井など多くの場所に木の風合い、質感、そして大工さんの技の成果をみることができます。 見て、触れて実感! 丸三ホクシン建設がモデルハウス公開(株)丸三ホクシン建設

自然素材住宅7 ほどよいナチュラル感を

「シンプルモダンはすっきりしすぎて落ち着かない。カントリー調は重苦しくて疲れる。モダンとカントリーの中間くらいのナチュラル感がいいというお客様の声から生まれたイネスホームの「Luce+(ルーチェプラス)」です。 ines_luce_7127.jpg 大きな吹抜けを渡る2本の梁 色みを抑えた無垢のフローリング 機能性を重視した自慢のオリジナル家具 木を随所に使いながらもしつこくない大人の雰囲気 トイレの壁にまで贅沢に木を使って落ち着く空間づくり。 アンティーク調の家具と現代的な家具を組み合わせたコーディネート術 など、 ines_luce_7185.jpg 詳しくは可愛すぎない大人ナチュラルな家「Luce+」


自然素材住宅8 脱3宣言(脱フローリング・脱ビニールクロス・脱サイディング)!

本田 「床はフローリングを使わずに柔らかなパインの無垢材を敷きました。素足で歩くと肌あたりが良いですし、子どもが転んでもなるべく危なくないようにとの配慮です。
ASIST222.jpg柔らかい分傷がつきますが、それも味になっていきます。壁はビニールクロスではなく、自社オリジナルのSOD珪藻土を塗り、床と同じパイン材でアクセントをつけています。SOD珪藻土にはシックハウス対策と調湿効果があるので、小さなお子さんやアレルギー体質の方にも快適に過ごしていただけます。外壁も「塗り壁調」サイディングではなく、全面に本物の塗壁を施しました。表情豊かで柔らかな印象の外観に仕上がっています」
脱フローリング・ビニールクロス・サイディング住宅 アシストホーム

自然素材住宅9 京町家のイメージで自然素材も活用

伝統的な京町家にヒントを得た、越屋根に道南杉の下見張りという、本格的な和風住宅。「建てている時から近所でも評判だったんですよ」とは、家族で見学に来られた女性の言葉。 kitaichi130106_gaikan2-2R.jpg屋根材は日本三大瓦の1つ、石州(せきしゅう)瓦を使用。豪雪地帯の島根県で造られている陶器瓦です。約1200度の高温で焼き上げられ、雪や寒さにも強いのが特徴。 kitaichi130106_windowside2-.jpg太いダイナミックな梁は古材風にエイジング処理したもの。雪見障子やムードある照明で、気分はすっかり古民家

天井の梁は新品をあえて古材のように加工。腰壁は秋田杉に木目を浮き立たせる浮造り(うづくり)仕上げ。「ここまで?」と思うほどの数寄を凝らしています。
北一タカハシ建設 「町家のオープンハウス」見学会は驚きいっぱい!

自然素材住宅10 愛着を感じる本物素材の家 ヨシケン一級建築士事務所

yoshiken001_img001.jpg私は住宅性能面で手を抜いた住まいづくりはしませんが、かといって性能オタクではありません。むしろお客さまにご提案したいのは「竣工した瞬間だけ頬ずりしたくなる、竣工時が100%価値」の住宅ではなく、「住んでいるうちに愛着を感じる、魅力が増えていく住宅」です。 yoshiken001_img004.jpgタイル調サイディングや、無垢材風の床フローリング、ビニールクロスなどは竣工した瞬間には100%の輝きを発揮してくれますが、徐々に劣化しますし、どこか平坦でテロンとした感じがします。しょせん「偽物」なのです。一方、たとえば樺のフローリングは年数を重ねるごとに素晴らしい艶と色合いに変化しますし、レンガは一枚一枚の風合いをいつまでも発揮してくれます。住む人を満足させるだけでなく、美しい街並み、後の世代にまで残したい住宅になるのです。年間数棟だけしかできませんが、そういったお客さまの幸せにつながるような住まいづくりを続けていきたいと思っています。 愛着を感じる本物素材の家 

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