前回は札幌圏で最も実績のあるリフォーム会社「スコープ住まい」について、その成り立ちとリフォーム会社としての方針を柴田社長に伺いました。今回はリフォームを実施するために、オーナーとリフォーム会社が心がけるべきことについて。
53,000棟ものリフォーム実績を踏まえ、「リフォーム」とは何だと思いますか?
柴田 たとえば築20年も経過した住宅ならば家が寒かったり、設備や外装材などを直さなければならないなど気になる箇所があるはずです。例えばほとんどの家の床は多少は傾いています。このような住宅の経年劣化が進む前に、早期に、適切なメンテナンスをすれば、長く快適に暮らせます。一方で床が傾いたって生活上支障がないならば予算と相談して、簡易な手直しで対処するなどの工夫もありえます。暮らしていく上で不都合な部分を予算の範囲で優先順位を決め、先を見据えて直していくのがリフォームだと思います。もちろん我が家に対する愛着を感じる部分を残したりといった「心」を大切にすることもリフォームでは大事です。もうひとつのリフォームは家族の暮らしに適応させるリフォームです。
暮らしに適応させるリフォームとは
柴田 もうひとつのリフォームは、家族が年をとったり、赤ちゃんが誕生したりといった変化に適応するためのリフォームです。住宅の築年数に関係なく、人間は80年前後の人生を生きていく中で、家族の暮らしに家を適応させるリフォームが必要になります。例えば30代の夫婦が将来を見据えてバリアフリー住宅を建てたとしても、30年後に、適切な場所に手すりをつけたくなったり、両親と同居したい事情が発生したりといったことでリフォームが必要になることが非常に多いのです。あらかじめ家族の将来を見据えて家を建てたとしても、予想もできないことが家族には起きるのです。そういう時にどんなリフォームをすべきか、はリフォーム会社の担当者にとっても最も経験が問われる場面です。
手すりの位置、数、段差の有無、キッチンの高さなどは、そこに住まわれるオーナーの要望や体調、動き方などによっても異なる対処が必要です。シルバー世代向けにはキッチンは低めがいいかと思いがちですが、むしろ少し高めの方が調理がしやすいポジションがとれる場合もあります。寝室とトイレは近いほうが良いのは原則ですが、むしろ廊下を歩いて家族とすれ違えるような間取りの方が家族にとって幸せになるケースもあります。
リフォームの価格について
当社には、他社でリフォームの見積もりをとったお客様が多くいらっしゃいます。大手リフォーム会社の見積もりなどは、プランナーによる一見きれいな書類なのですが、お客様が必ずしも納得できるとは限りません。リフォーム工事の内訳が掲載されていない場合が多いのも理由の一つです。
お客様が住まいのどのような点に困っていて、何を直したいかを伺って、当社もプランと見積もりを提出させていただくケースでは、価格と提案内容で全国大手を上回る内容だと評価していただくことが多くなっています。それは宣伝費やその他のコストが違うからでもあり、お客様の希望を叶える様々な手法を身につけているからでもあります。お客様が何を重視しているかを率直に伺ってプランに盛り込むことができるからかもしれません。
もう一つ、注意していただきたいのがチラシの価格表示です。当社のチラシには、例えばユニットバスの取り替えについては、本体代金の他に「ドア枠工事、既存解体、廃棄、ゴミ処理、電気・給排水工事、諸経費」などが込みになった「まるごとパック」価格で表示しています。他社のものでは「本体価格の50%引き」というような価格が書かれていて、実際にリフォーム工事を行ったときに、当初想定していた価格とかけ離れた価格になってしまう、誤解を生むチラシも少なくありません。見た目が安そうなチラシの方が魅力的かもしれませんが、これからリフォームを予定されている方は、よく価格の中身を吟味されることをおすすめします。
チラシだけでなく当社のショールームなどでキッチンや屋根材、設備機器などを実際に見て、仕様や価格などをご検討されるともっと「あんしん・なっとく」のリフォームに近づけるのではないかと思います。
記者の一言
柴田社長はじめ、7名の職員はみんな物腰の柔らかい、相談しやすい感じの人ばかり。柴田社長はこれまでの経験から、リフォームの経済的負担を減らすために早期のメンテナンス、そして暮らしの変化に応じた適切なリフォームの選択が重要だと力説する。とにかくリフォームの経験では札幌圏ナンバーワン。ぜひ相談してみることをおすすめします。
スコープ住まい(株)の企業データ
編集部からの一言
昭和58年に生活協同組合コープさっぽろの住宅部門として設立。
法人化し現在までに53,000棟ものリフォーム工事を行っている札幌圏トップクラスのリフォーム専業会社。
オーナーがこの会社を選んだ理由
社長インタビュー
住宅リフォームをしたいと思っても、どこの住宅会社が信頼できるのか、親身になって相談に応じてくれるのか…。判断は難しいと思います。
「古い家は壊し、新築する」が当たり前だった1970年代以降の高度成長期。多くの住宅会社がリフォームに対し「面倒だ、新築を受注したい」と思っていた時代から、札幌圏で住宅リフォームを専業にしてきたコープ住まい(現スコープ住まい)は、なんと札幌圏だけで通算53,000件ものリフォーム実績があります。あらゆる住宅リフォームの現場を見続け、施主の悩みを解決してきたスコープ住まい株式会社の柴田哲雄社長にお話を伺いました。
会社情報
| 企業データ | 昭和58年創業。生活協同組合コープさっぽろの住宅部門として設立。 |
|---|---|
| 社内体制 | 7名 一級建築士/1名 二級建築士/4名 宅地建物取引主任者/2名 一級建築施工管理技士/1名 二級建築施工管理技士/3名 危険物取扱主任者乙種4類/2名 電気工事士第2種/1名 建築経理事務士2級/1名 福祉住環境コーディネーター/2名 ホームヘルパー2級/1名 増改築相談員登録/4名 |
| 過去の実績 | リフォーム53000棟、新築120棟 |
| 社名 | スコープ住まい株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 〒060-0033 |
| TEL | (011)271-9110 |
| FAX | (011)271-9220 |
| HP | http://www.scope-sumai.co.jp/ |
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