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札幌まちなか、緑と暮らす家-7軒の設計例

SUDOホーム

| 2018.09.04

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心も体も癒してくれる緑の存在。森の緑だけでなく、公園や隣家の借景など身近な緑を上手に活かせば、マイホームがもっと心地よい場所になるはず。広い庭を造ることが難しい敷地でもそれは可能です。緑を取り込む設計に定評があるSUDOホームが手がけた札幌市内の7つの事例から敷地条件に合った緑の活かし方を探ってみましょう。


PART.1 まちなかの緑を取り入れる


公園の緑を取り込んだ芝生のプライベートガーデン
札幌市厚別区・O邸

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まず通勤・通学に便利な街中の事例から。

交通量が比較的多い南道路とL字型の建物の間に、アプローチを兼ねたカーポートを設置して通りからの視線を遮り、利便性が高い住宅街にありながらプライバシーが保たれた中庭を実現した住まい。カーポートは冬の雪かきをラクにしてくれます。
周辺の緑も取り込みつつ、室内とつながる第二のリビング的な屋外空間を設けるSUDOホームが得意なプランです。

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こちらがカーポート奥の芝生のお庭。道路が庭より1mほど低いため庭から見た時、カーポートが圧迫感のない、ちょうど良い高さの目隠しに。アスファルトの路面や道行く人の姿は見えず、向かいにある公園の緑だけが目に映ります。使い勝手の良い広さでバーベキュースペースはもちろん、子どもの遊び場や愛犬のドッグランとしても活躍。

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中庭に出入りするテラスドアを設けたナチュラルテイストのリビングダイニング。室内から庭全体を見渡せるので小さな子を外で遊ばせておいても安心です。階段下のワンちゃんたちのゲージを収納するスペースのそばにも庭への出入り口があります。

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2階のフリースペースからは吹き抜け越しに公園の背の高い樹木が見えます。おうちの中に緑を眺めながらリフレッシュできる場所があるとホッとしますね。


上下分離型リビング&ダイニングで緑ある暮らし
札幌市厚別区・N邸

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こちらも交通の便の良い公園前の家です。周辺に緑が点在する恵まれた環境で、ご主人の実家とも行き来しやすい場所。公園の緑を取り込んだ広がりのある空間を造ることを最優先し、ダイニングキッチンを1階に、リビングを2階に分ける大胆なプランを採用しました。

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1階はダイニングキッチンとウォークインクローゼット付きの寝室、水廻り、2階は公園に面したリビングと個室2つ分のスペース、という間取り。ダイニングキッチンとリビングは建物のほぼ中央に位置する吹き抜け階段でつながるオープン空間です。

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道産杉を使用した屋根なり天井のリビングは、階下の生活音が気にならない大人のリラックス空間。南向きの窓から公園の緑が楽しめます。1階のダイニングで家族そろって賑やかに食事した後は2階のリビングに移動。ゆったりとした眺めの良いスペースでそれぞれにくつろぐ。そんなメリハリのあるライフスタイルです。

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PART.2 敷地の個性を引き出す


四季折々の景色が美しい家族の空間
札幌市豊平区・K邸

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白樺や木蓮が自生する急斜面に面した高台の住まい。谷側に行くほど間口が狭くなる細長い台形の傾斜地という制約のある条件ながら、敷地の持ち味を活かした設計により四季折々の景色が楽しめる2階のダイニングや中階に位置する土間空間のリビング、小さな中庭など個性的な空間が生まれました。

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壁いっぱいの大きな開口部から目の前に広がる緑と遠くの山並みが見渡せる2階のダイニング。間口の狭い敷地に対応した縦長のコンパクトな空間ですが、抜群の開放感が味わえます。春は木蓮の花、夏は白樺の緑、秋から冬にかけては落葉した木々の間に見える山の景色―。季節とともに移り変わる美しい眺めを満喫できるのがこの家の最大の魅力です。

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2階・ダイニングから短い階段を降りると、建物の中階に位置する土間スペースがあります。ここがK邸のリビング。コンクリート打放しの間仕切りの向こうが玄関です。さらに階段を降りたところにある1階には主寝室と5帖×2室の洋室を配置しています。

リビングのテラスの外はコンクリートの塀と木製フェンスで囲った坪庭風の庭。小振りの木を植えた隠れ家的な庭も安心感があって癒されます。


PART.3 きれいな景色だけを切り取る


日向ぼっこと借景を楽しむ家
札幌市南区・O邸

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札幌中心部から離れた住宅地の事例です。車が侵入できない行き止まりの土地の利点を活かし、約150坪の広い敷地の南側に子供が安全に遊べる、ゆったりとした前庭を設けた縁側のある住まい。車の危険がない半面、除雪車が入れないという問題があることからタイヤ交換などがしやすい広めのビルトインガレージとカーポートを設置しています。

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建物は1階に主寝室があるワンフロアで生活可能な間取り。平屋も検討しましたが、庭が狭くなってしまうので子供部屋だけを2階に造る今のプランを選択しました。

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前庭に面した日当たりの良いダイニング。緩衝空間として設けた昔懐かしい縁側でのんびり日向ぼっこが出来ます。ダイニングの隣はスキップフロアのリビングと畳敷きの和コーナー。2つのスペースは背の低い可動式の本棚でさりげなく分けられています。

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O邸がある住宅街は区画が広く、近所には大きな木がある庭がいくつもあります。その借景を楽しめる窓が随所に。リビングの高窓からお隣のモミジが顔をのぞかせる様子はまるで1枚の絵のようです。2階から見える山の緑もキレイ!


PART.4 ロケーションを活かす


白樺林の緑が映えるモダンでシンプルな2階リビング
札幌市清田区・O邸

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道路を挟んで東側に白樺の林、南側に公園がある緑豊かな環境に建つ2階リビングの家。広い土地で緑だけを眺めて暮らしたい―というオーナーの希望により雑木林に向かって高さのある大開口部を設けたスタイリッシュな外観です。通勤に車が必要な共働きのご夫婦のためアプローチと一体化した車2台分のカーポートも。

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敷地面積78.7坪。1階に大きなリビングを造ることが十分可能な広さですが、外からの視線が気にならない2階にリビングを配置するプランにこだわりました。リビングに置かれたソファから吹き抜け越しに外を眺めた時の景色がO邸のハイライトの1つ。緑に囲まれたシンプルな室内で過ごす時間があわただしい日常を忘れさせてくれます。

林の向こうは遊歩道がある河川敷。将来、景観を損ねる大型の建築物や住宅が建つ心配がほとんどない、というのもこの敷地の大きなメリットです。

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緑の街並みを見下ろすコンクリートの家
札幌市手稲区・I邸

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市街地に向かって視界が開けた高台の傾斜地に建つ地上2階・地下1階の鉄筋コンクリート造(RC)の住まい。高低差3mの斜面にはめ込むように建てられているため、通りから見ると3階建て、裏にまわると2階建てに見えます。眺めの良い道路側に1階から2階へとつながる大きな開口部を配置。通りから見えない裏側には植栽を植えた庭があります。

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壁一面の大きな窓からダイナミックな景観が楽しめる1階・リビングダイニング。木々の向こうに遠くの街並みが霞んで見える雄大な景色に感動を覚えます。SUDOホーム/須藤建設がニセコ・ヒラフに建設した、コンドミニアムの開放感あふれる大開口部に魅了されたオーナーのリクエストで実現しました。

断熱はコンクリート造外断熱。夏涼しく、冬暖かい理想的な室内環境です。

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木製のフェンスで目隠しした照明付きの大きなウッドデッキ。家族そろってのバーベキューなどプライベートな場面だけでなく、お客さまのおもてなしにも適した広くてオシャレなスペースです。イスの向こうのガラスのドアはリビングへの出入り口。

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I邸で1番の絶景スポット・2階のスタディコーナーからの眺め。夜はシティビューの洒落たバーにいるような気分を味わえます。


PART.5 緑の中で暮らす


雑木林に溶け込むスキップフロアの家
札幌市南区・U邸

本州出身のご主人が学生時代、サイクリングを楽しんだ山裾のエリアに建つ雑木林に囲まれた住まい。緑と調和する落ち着いたデザインが心を和ませます。

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新築に取りかかる2~3年前、センの木などの雑木に覆われた約300坪の土地を取得。「じっくりと時間をかけて計画を進めたい」という意向を汲んでくれたSUDOホームと出会い、1年ほどかけてプランを練り上げました。建物が完成するまで林の管理はすべてオーナー自身の手で。週に1度のペースで下草の処理や小枝の片付けに通ったそうです。

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設計は必要以上に木を切らないという方針で、広大な敷地の西寄りの角に建物を配置し、日当たりの良い南東側は雑木林を残しました。冬の暮らしを考慮して道路沿いのカーポートから物置を通り抜け、奥の庭やパントリーに移動する導線を確保しています。

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室内は南東から北東に傾斜する敷地の形状にならったスキップフロアの変化にとんだ空間。玄関を入り、エントランスの先にある短い階段を降りると、突き当りに吹き抜けのある土間があります。真っ先に目に映るのは正面の大開口部を埋め尽くすまぶしい緑。

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薪ストーブの右にあるガラスの扉を開けると庇が長く延びたウッドデッキに出ます。目の前には家が隠れてしまうほど大きな木が生い茂り、人里離れた森の中にいるよう。

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I邸の新築工事の際、伐採した木は20本ほど。その中から状態が良いものを工場に持ち込んでフローリングに加工し、リビングの床材として使用しています。残った木も薪として有効活用。土地と樹木を大切に思う気持ちが伝わってきます。


記者の目


それぞれに住む人らしさが滲み出た緑ある住まい。その土地の特性を見極め、良いところを引き出してくれる提案力のあるビルダーさんと一緒に自分に合ったプランを考えることが1番大事な気がします。積雪地で中心部から離れたエリアに家を建てる場合は特にアプローチ一体型のカーポートや堆雪場の確保など万全な雪対策を忘れないようにしたいものです。


SUDOホームの企業データ

作品例

編集部からの一言

SUDOの住宅は一般社団法人新木造住宅技術研究協議会(通称;新住協)を立ち上げた鎌田紀彦氏が実験・提唱する高断熱・高気密・計画換気・全館暖房の技術と、自社で養成している大工の施工力を背景に、敷地の特徴を引き出す設計提案力に評価が高い。札幌では除雪負担を軽減する住宅一体のカーポート採用も特徴。

建築総額の傾向

会社情報

企業データ

創 業:1918年
資本金:5000万円
施工エリア:札幌市、小樽市、千歳市、苫小牧市、登別市、室蘭市、伊達市及びこれら近郊、倶知安町、ニセコエリア、関東エリア
定休日:水曜日

社内体制

営業・設計7人、現場管理7人、大工6班/20名(2018年3月現在)

過去の実績

2017年:34棟
2016年:30棟
2015年:30棟
(北海道)

社名 須藤建設株式会社/SUDOホーム
住所

札幌オフィス:札幌市豊平区中の島1条5丁目3-11
伊達オフィス:伊達市松ヶ枝町65-8

TEL 011-816-8900
FAX 011-816-8901
HP http://www.sudo-con.co.jp/

アクセス

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