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道産木材の安らぎとエアコン快適暖房-大麻でモデルハウス公開中

ヨシケン一級建築士事務所

ライター 井上由美 | 家づくりの基本 | 断熱・省エネ・zeh | 自然素材 | 趣味・こだわり系 | 2016.03.02

地材地消で手作りにこだわり、エアコン1台で家中を快適に暖房するモデルハウスがヨシケン一級建築士事務所の手で江別市大麻に完成しました。6月末までの限定公開と聞き、さっそくお邪魔しましてその見どころを取材しました。

さわやかな木の香りに包まれて

yoshiken2470_ccr.jpg玄関を開けて真っ先に感じるのが、さわやかな木の香り。 新築特有のツンとする匂いはなく、かわりに森の中のような新鮮な香りに包まれます。 玄関ホールは天井も床も収納も木材。ぐるりと木に取り囲まれています。 シューズボックスなど玄関収納はあえて扉をつけずに、木のルーバーで目隠しをして開放感ある空間に仕上げました。   yoshiken_2431_cct.jpg階段室に続く廊下の天井も壁紙ではなく木のルーバーで仕上げているので、すがすがしい雰囲気です。階段の踏板は、耐久性ある道産クルミ材の三層合板を使っています。   yoshiken_2481_ccr5600.jpg階段を上がると、2階がリビングダイニング。 南東部に大きな窓をはめこんだ明るい空間が広がっています。 床のフローリングは無垢の道産タモ材。   合板の表面に数mmの薄い板を貼り付けたフローリングが一般的ですが、足を乗せてくらべてみると違いはすぐにわかります。薄板はやや硬く足触りも冷ためなのに対し、無垢材は柔らかみがあり、ほんのりぬくもりも感じられます。   さて、このリビング、屋根なりの勾配天井にしています。2階にあるのに吹抜けのような開放感がありますね。 さらに、階段室の上にはロフトもしつらえました。 小さな子どもにとっては格好の遊び場。大人もごろんと横になって本を読んだり、座卓を持ち込んでパソコンをしたりと、楽しみ方が広がります。   yoshiken_2495_ccrr.jpg
ロフトは写真左上の部分
 

壁も床も天井も自然素材で

室内の壁は天然しっくいで、天井は強化紙を使ったエコクロス。しっくいは弱アルカリ性で、消臭作用や調湿作用もあります。天然素材にこだわって、ビニールクロスは使っていません。 そのため、室内は強い匂いのするものがなく、穏やかな空間です。   樹脂サッシもフレームの樹脂部分に柱を重ねて樹脂部分が隠れるようにしました。樹脂サッシの耐久性の良さを生かしながら、木の味わいを損なわない設計です。 yoshiken_2460_ccr.jpg  木質感にあふれているのは、居室だけではありません。 お風呂も天井と壁面に青森ヒバを使っています。ヒバは香りが強く、防虫・抗菌効果があると言われています。

yoshiken_2440_ccrr.jpg水回りに木を使うなんて、すぐカビてしまいそうですが、ヨシケン一級建築士事務所の吉田純治専務は、
「ヒバは耐水性がある木材です。さらにお風呂と脱衣所に温度差がない家づくりをしているので、湯気がもうもうと出ません。だからカビないんですよ」
と胸を張ります。確かに、お風呂の床もほんのりあったか。ひんやりした感じがありません。
どうなっているのでしょう?
 

エアコン1台で家中を暖房


「実はこの家、エアコン暖房なんです。床下にエアコンを設置し、送風ダクトを6系統はわせ、機械ファンで強制的に温風を送り、床に設けられたガラリからほのかに暖気を放出しています」
そのエアコンが、このユーティリティの下に埋め込まれているそうです。
 
yoshiken_2445_cc.jpg確かに、ユーティリティも床がほんわか。
 
だけど、まさか暖房はこれだけで足りますか?
「断熱と気密がいいからこれだけで大丈夫です。夏場にクーラーとして使えるよう、2階のリビングには壁掛けのエアコンも予備に設置していますが、ほとんど使わないと思いますよ」
と、吉田専務が取り出したのは表面温度計。
 
離れた場所の温度をセンサーで測る計器ですが、天井や床、壁などを図ってみると、どこも一様に23℃です。
 
「ボイラーと違って頻繁に交換する必要もないし、電気代もリーズナブル。それに、床下エアコンは外出先からスマホで運転スイッチを入れることもできる。帰宅したときにはポカポカですよ」
北海道の住宅の暖房が、エアコン1台で間に合うなんて驚きです!

yoshiken_2424_ccrt.jpgもうひとつ、洗面スペースにも注目を。
洗面台は通常ユーティリティに設置することが多かったのですが、
最近はあえて別々にスペースをとる設計が多いそう。
 
確かに、ごちゃごちゃした脱衣スペースにあるよりは独立していたほうが使い勝手がいいですよね。来客も家族も気兼ねなく使えます。
 
さて、家の中をぐるっと見てまわりましたが、
外観はどのようなスタイルなのでしょう。
 

多目的に使える2階のウッドデッキ


yoshiken2505_ccrr2.jpg外はこんな感じ。シックで落ちついた印象を受けませんか。
外見はダークなカラーなのに、家の中に入るとぱっと明るい。そのコントラストもステキです。
 
しかもカーポートの屋根がウッドデッキになっているのもユニーク。
8畳くらいの広さがあるので、小さな子どもはこのデッキで遊ばせておくと、車の出入りもないし安心です。ウッドデッキから直接庭に階段で下りられるので、ゴミ出しにも便利。夏はウッドデッキ上で食事も楽しめそうです。
 
吉田専務いわく「ポイントはカーポートの屋根の高さを1階の天井高よりも少し下げていること。施工だけを考えれば高さを揃えるのが楽ですが、そうすると、バランスの悪い間延びしたデザインになってしまう。わざわざ段差をつけたところがこのプロポーションの鍵なんです」。
 
モデルハウスの公開は6月末まで。ぜひ暖房が入っている冬の間に見学して、その暖かさを実感してください。
 

【モデルハウス】


住 所 江別市大麻高町25-13
アクセス JR大麻駅から徒歩12分

見学は予約制です 吉田TEL090-3778-7307まで
 
 
 


ヨシケン一級建築士事務所の企業データ

作品例

編集部からの一言

先代から引継ぎ、社歴43年の特定建設業
オーナーの事情に応じた丁寧なプランづくり
15名の専属直営大工によるレベルの高い施工
無垢材やレンガなど本物素材を活かした味のある家

建築総額の傾向

愛着を感じる本物素材の家

母体は、ゼネコン、デベロッパー、大手ハウスメーカー、公共工事などを請け負う特定建設業。発注者の要求品質基準や厳しいマニュアルに沿って長年たくさんの住宅施工を続けている工務店です。でも、年間数棟だけ建築家兼工務店として、住宅購入希望者の要望に応えて、自社で設計施工を行い、心を込めて素材重視、オーナーの想い重視の住宅を建てています。ヨシケン一級建築士事務所です。

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会社情報

企業データ

昭和45年 設立 資本金3000万円
丸作 吉田建産株式会社
平成11年 設計、施工の別部門として
ヨシケン1級建築士事務所 設立

社内体制

社長、専務、社員2名、パート1名、専属大工15名

過去の実績

累計約500棟

社名 ヨシケン一級建築士事務所
住所

〒003-0876
札幌市白石区東米里2083-86

TEL 011-875-0877
HP http://www.daichinoie.co.jp

アクセス

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