日記

2017年04月19日(16:36)

子どもが就職するということ

この春、長女が就職しました。人手不足を追い風に、ここ2年ほどの就職戦線は売り手市場、すなわちベリーイージーに就職が決まる状況です。ただし、難関企業はいつの時代も簡単ではない、という事実もあります。

就職戦線は本当に運次第ですね。先日、氷河期就職組の方とそんな話をしていたら、「私なんて求人がなかったので、雇ってくれる会社ならどこでもいこうと決めていました」とおっしゃる。
でも、人生は山あり谷ありです。有利に就職した人はその後つらい目を見る時期が必ず来ることになっています。
先祖がいつも戦争にかり出された年回り、という家があります。そういう家も、別の面でいいことがあったりするといわれていますね。

ボクは、就職する娘に、仕事を好き嫌いで選ぶのではなく、まずは必死に働け、ということを伝えたいと思いました。また、ひとりの経営者として、社会の仕組みを教えておこうと思いました。
反対意見もあると思いますが、

キミは会社から期待されてなんかいない。2年、3年必死に働いて、はじめて会社が認めてくれるんだ。

そういう趣旨の話をしました。


下のふたりはまだ学生です。生意気になって来ましたが、どうしたものでしょうね。

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2017年02月19日(17:02)

川崎市(神奈川県)を横断してきました

2月17日(金)・18日(土)と川崎に出張していました。

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川崎がどこにあるか、北海道・東北の皆さんはご存じですか?
多摩川をはさんで東京都の南に広がり、すぐ南には横浜市が広がる。つまり、東京と横浜にはさまれた東西に長く南北にとても短いところにある100万都市です。川崎病とは関係ありません。

ボクは6年ほど川崎に住んでいました。公害・京浜工業地帯というイメージがあるかもしれませんが、当時は政令指定都市で最も公園の多い(広い?)町でした。実際、小型の公園がとても多く、西部に行けば緑豊かなのです。

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その川崎を、東は川崎大師(お大師さんとよびます)から西は向ヶ丘遊園の生田緑地まで、JR南武線と京急大師線に乗って移動しました。

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川崎大師はいちど行ってみたかったのです。厄除けのお寺ということで、この日も護摩行が行われていました。

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川崎駅のそばで用事を済ませ、次の目的地に向かったのですが、到着して驚きました。目的のお店が解体中だったのです。
目的のお店とは、ボクが2年ほど勤めたお店です。30年近く前のことですから、社員さんには知人はほとんどおりません。ただ、いるかもしれない人とこの30年の商売について話がしたかった(聞きたかった)のですが、残念です。管理ビルはシャッターが閉まっていて足がかりなしでした。
その後調べて、店が移転していたことがわかりました。調べてから行かないとダメですね。

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気を取り直して向かったのは、川崎市立の日本民家園です。
http://www.nihonminkaen.jp/

10年以上前にこの民家園のことを知り、川崎に行く機会があればぜひ寄ってみたいと思っていました。ところがここでもサプライズが。まず、ボクは自分が昔住んでいた地域の近くにあると思い込んでいましたが、ちょっと違った。そして一番の驚きは、開園が50年前(1967年)と聞いて。
自分が住んでいたころからあったんじゃないですか。ぜんぜん知らなかった。

民家園には本州と沖縄の古民家23棟が移築保存されています。そしてボクにとってのハイライトは、神奈川の民家がしっかり保存されていることでした。ここの民家は古民家再生という現代的意味の中での古建築ではなく、建てられた17世紀の生活と様式が保存されていることです。

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一番驚いたのは、スノコ敷き(竹)の床です。スノコの上にむしろを敷いて暮らしていた。板敷きもありますが、生活スペースはスノコだったらしいのです。
間取りはとても合理的で、ザクッとい紹介すると、横に長い建物の1/3が土間、残り2/3のうちの1/3はいろりがある生活スペース、土間の反対側に位置する1/3は板の間(客間)という間取りなのです。

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東北や長野、北陸の古民家を見る機会が多いので、神奈川や九十九里(千葉)の古民家は新鮮でした。寒さに対する備えはほとんどなく、かつ間取りもとてもわかりやすいのです。
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これが東北や北陸の合掌造りになると少し複雑になります。断熱性や気密性を実現する手法はないので、開口部が減って壁が増える、家が大きくなって大黒柱が必要になるといった違いがありました。
風が抜ける家か、風が家の真ん中に入らない家か、の違いともいえるでしょう。結果、寒い地域の家は光が奥まで入らないので暗くなるのです。

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最後のほうは少しかけ足になりましたが、1.5時間以上をかけて23棟全部を見ることができました。大満足です。

日本民家園は、新宿から出ている小田急線向ヶ丘遊園が最寄り駅です。新宿から21分! ちなみにボクはJR南武線・登戸駅から歩きましたが、そんなに遠くはありません。

ちなみにこの南武線、ボクがいた30年前は本当にいなか路線で、JR川崎駅の端っこに付け足しのようにホームがありましたが、沿線人口の増加でいまや立派な都市交通網のひとつです。快速もあって、川崎駅から登戸まで30分かかりません。

帰りは川崎駅からバスで羽田空港に向かうつもりでしたが、よく考えれば京急線が直通で走るようになり、バスは廃止(らしい)。30年の歳月を感じました。

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2017年02月10日(09:00)

女子カーリング、日本選手権からアジア大会へ

雪道のランニングはスパイクシューズで

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このシーズンはゲレンデスキーもバックカントリースキーもクロカンも、すべてのスキーを封印しており、運動不足なのでヘタをすると朝2時に目が覚めます。
そんなわけで運動不足解消に冬も走っています。室内がほとんどですが、今週の日曜は太陽に誘われて雪道を10km, 70分ほど走りました。運良く、おおむね除雪した雪道でしたが、3kmほどは細い踏み跡を走ります。バランスを取るのがなかなか難しくて、すれ違いはどちらかが雪に埋まるしかないとか、足首がカクッとならないか気を使うとか、冬ならではの苦労もあります。
ボクは冬道ランニング用にスパイクシューズを使っています。氷の上でもカリッカリッと氷に食い込み、滑りません。雪山登山にも使えますが、タイルや木の床は苦手です(笑)。

注目の女子カーリング日本選手権

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ランニングしても時間が余るので、先週からこの前の日曜にかけてはふんだんにカーリングの女子日本選手権をテレビ&インターネット観戦しました。
去年のこのブログで紹介したように、2016年3月の世界選手権でロコソラーレ(LS北見)のマリリン(本橋麻里さん)ってすげーなと思って以来、
https://www.iesu.co.jp/column/2016/04/03145455.html

ボクはロコソラーレ(ロコ)のファンになりました。
世界2位になり、今年の日本選手権を取ればオリンピックの代表権が確定。もしとれなければ、9月に代表決定戦が開かれます。なお、日本女子カーリングがオリンピックに出られるかは未定ですが、かなり確実な実績を持っています。

のしかかった銀メダルの重圧

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ということは、ロコは五輪出場に一番近いチームなのですが、この1年は成績が出ない日々が続きました。

銀メダル、そしてその後の注目度アップはやはり重圧になったのでしょう。
戦略を組み立てるスキップの藤澤五月選手は、中部電力時代に日本選手権を4連覇していますから、この手の重圧の経験はある。チームキャプテンのまりりん(本橋麻里選手)はオリンピアンですから、やはり重圧を経験している、藤澤選手を支えてきた吉田知那美選手もオリンピアンですから、やはり重圧を経験した。
ところが、1投の吉田夕梨花選手、2投の鈴木夕湖選手は苦労はしてきたけれど、注目されるなかでの重圧の経験がない。
また、吉田知那美選手はそのフレンドリーな性格がすこーしあだとなって、悩みを抱えた時期があったと思います。
それがショットに微妙な影響を及ぼし、石の配置を悪くしているように見えました。

アジア選手権の準決勝で中国に負け、次の試合からまりりんが現場に復帰しました。復帰はいい作戦だったと思います。
以降、メンバーをいろいろ試して、日本選手権は1投吉田夕梨花、2投吉田知那美、3投まりりん、4投藤澤五月、リザーブ鈴木で臨みました。

予選の注目は北海道銀行チーム

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先週月曜からカーリングの日本選手権が軽井沢で開かれ、
予選1位ロコソラーレ(LS北見)
予選2位中部電力
ロコは全勝、中部電力はロコに負けただけ。
3位決定戦に回った北海道銀行はロコと中部電力に敗戦。
3位決定戦の富士急は上位3チームに敗戦。
なんと、下克上のないまま、予選を終えました。


北海道銀行は、若手のパワーを捨ててもスキップ小笠原選手のプレイ精度を上げるために幼なじみの船山選手を復帰させました。
メリットもデメリットもある船山選手の復帰とわかった上での手だと思います。

中部電力とのゲームでは、小笠原選手のミスにつけ込まれましたね。中部電力はそれ以外の場面で本当によくがまんしました。長野人ですね。長野人らしいチームです。これはこれで素晴らしい戦いだと感じました。

小笠原さんがマネジメントする道銀チームを見てみたい

どうして北海道銀行の話を書いたかというと、たぶん、これで小笠原選手と船山選手は引退だからです。さすがにパワーがない。
この日本選手権ですべての力を発揮できたかは疑問です。いや、できなかったでしょう。昨年から続いている負のオーラが、今回も完全にはぬぐい去れなかったように思います。不運を引き込むような負のオーラを背負っているのです。
原因の一端は、北海道銀行チームのメンバーだった吉田知那美選手の解雇でしょう。知那美選手もおおきな荷物を背負いましたが、解雇した側もおおきな荷物を背負ってしまった。その荷物が、最初は知那美選手の後釜として加盟した吉村選手の肩に乗った。結果、崩壊。
今年はその荷物を小笠原さんが船山選手といっしょに背負ったかたちでしょうね。吉村選手をセカンドに起用し、サードに盟友・船山さんをおいて、デメリットを自分のプレイで挽回する覚悟を決めたのでしょう。

富士急との3位決定戦は日曜午前。ネット中継を見ていました。道銀も気持ちを立て直して表彰台を取りに来ていましたが、このチームは昨年の日本選手権と同様に、選手権の終盤に日を追うごとに調子が下がるようです。逆に富士急は調子を上げました。

試合後、小笠原選手はトップ選手としての引退を表明したようです。小笠原選手は道銀チームのコーチに就くべきでしょう。戦術コーチは外部から招へいしたとしても、このチームの創業者は小笠原さんですから、後輩に道を残し、実質的には北海道銀行の企業チームであるフォルティウスを持続できるかたちにする責任があります。
小笠原・船山で終わり、ではないのですから。

ボクは小笠原さんが作ったチームを見てみたいし、ロコソラーレ北見とのライバル関係があって、カーリングのレベルが上がっていくのです。本当は道内にもう2チームほしいですね。

富士急、3位おめでとう

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富士急は前日の終盤から上げ潮。常呂ゴールデン世代のひとり、リードの石垣さんが素晴らしいと解説者が絶賛していました。彼女もまた、大きな挫折を経験しながらカーリングの夢を捨てず、北海道から山梨に渡ってカーリングを続けたガンバリ屋さんです。

フォース(4投)の西室さんはまだがんばるのでしょうか。このチームのスキップは小穴さんですが彼女は3投。西室さんが抜けるとフォースがいなくなる。小穴さんがスキップ・フォースを務めるのでしょうか。
いずれにしてもがんばりました。3位と4位では大違いです。

ロコと中部電力を加えたこれら4チームは、完全に抜け出した存在ですが、ジュニア世代にいいチームがいるので(残念ながら北海道ではなく青森と長野)、今後は日本選手権のプレイオフ進出が難しくなるかもしれません。それでこそ競技レベルの底上げです。

※常呂ゴールデン世代とは、たくさんの好選手を生み出した常呂町の学年のこと。吉田知那美、鈴木夕湖、(藤澤五月・北見出身)がロコ所属、吉村紗也香、小野寺佳歩が道銀所属、石垣真央が富士急所属。

ロコ、勝てば代表、スッキリ行こう

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さて、ようやく愛するロコソラーレの話ですが、
プレイオフ初戦の中部電力戦は本当にハラハラしました。藤沢さんにハラハラさせられました。
しかし、延長エンドまでもつれた最後の1投で、少し吹っ切れたのではないかな。

藤澤五月選手にとって、中部電力ははじめて勤めた会社であり、シニア戦デビューのチームです。そして、かつていっしょに戦った仲間がすべているチームと2度戦いました。決勝が3度目です。
彼女はこの日本選手権で、中部電力時代の栄光と挫折のチームから卒業しなければならない。以前の所属先を下して、6度目の日本一に輝いてください。


中部電力はとてもいいチームです。好きになりました。本当に強力なロコのライバルになると思います。道銀がどうなるかわからないいま、ライバル関係はこの2チームになるかもしれませんね。
藤澤五月選手の卒業式、吉田姉妹にとっては義理の姉との対決。マリリンにとっては自分自身の夢達成。今回リザーブの鈴木夕湖選手にとってはかなりくやしいスタンド観戦でしょう。

負けちった

とロコ優勢を予想し、
ランニングを終えてシャワーを浴び、万全の体制でテレビ観戦を迎えた日曜日夜の試合・決勝で負けちゃいました。
くやしいので内容解説はしません。
ただ、優勝した中部電力もいいチームだったし、彼女たちに栄冠が渡ったのはしょうがないかなと。もう終わったことだし。
あの日の中部電力に勝つのはけっこうたいへんそうだった。
中部電力は藤澤五月対策を練り、徹底したんじゃないかな。
それが、うまくはまった。

負けたけど、
藤澤五月さま(さっちゃん)はスーパーミラクルショットを見せました。
そのショットがこれ(2時間2分3秒から)。相手の3つの石を打ち出すとてつもないショットです。石は1コ20kgだそうですよ。



さっちゃんにしか見えない成功の軌跡が見えるのだろうか。
ときどきああいうミラクルショットやっちゃうし。

藤澤選手のバイススキップは誰がいいのか

まあいいです。
9月の決定戦まで緊張感を持ってボクたちも応援できるし。
ただ、マリリンはリザーブに下がったほうが良いかもね。
マリリンのパフォーマンス云々ではなく、チームとしてそのほうが真剣になるし一体感が生まれる気がする。

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この写真はここから借りました。
http://capgee-minpo.blog.jp/
写真って、けっこういろいろ伝えてしまうんだよね。
さっちゃんを補佐するバイススキップは、まりりんと知那美選手のどちらがいいか。
やっぱり知那美選手だよ。
知那美選手はさっちゃんに寄り添い、同じ方向を見ている。
どの写真を見てもこのふたりのツーショットはそうなんだ。

藤澤五月選手のバイスは知那美選手しかいない。
その上で、

さっちゃん、あんたが大黒柱なんだよ!!
そして、ほかの4人が四隅で荷重を50%ずつ分担するんだ。
さっちゃんは残り50%×4人分=200%負担。
それ以上は負担しなくていいし、誰かに甘えてもいけない。
「私が大黒柱になります。バイスは知那にお願いしたい」
そう宣言してほしい。

何となくの予想だけと、マリリンもそれがわかっているのではないかな。
まりりんの3投復帰は、鈴木夕湖さんの自信回復と、五月*知那美コンビ復活への渇きを待つ作戦だったとしたら、ボクは本橋麻里選手を尊敬します。

再来週から札幌で始まるアジア大会では、昨年の世界戦と同じメンバーに戻す気がする。
1投吉田夕、2投鈴木夕湖、3投吉田知那美、4投藤澤五月、リザーブまりりん。
これで勝ちきればそのあとは乗ると思う。
というか、メンバーを戻せば勝ちきると思うし、その後は迷いを脱出するでしょう。

マリリンがチームのCEOであることは今後もまったく変わりない。しかし、現場のディレクターはさっちゃんであり、それをそばで支えるのは同級生でライバルでもあった、抜群のコミュニケーション能力をもつ知那美ちゃん。また、知那美ちゃんはまりりんのバイスでもあるかもね。

アジア大会を見に行こう

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さあ、みんなでカーリングを見に行きましょう。
ここまで読んだ人は、見に行きたくなるはずです。
試合は2.5時間ほど。長いけど目が離せない。
この面白さ、ドキドキ感を北見市民だけに独占させておく手はない。札幌市民のボクも応援に行くつもりです。

2月20日(月)18時から韓国戦、2月22日(水)18時から準決勝。
韓国は強いよ。中国も強い。日本を含めたこのアジア3国は世界でも上位の力がある。

そして、そのなかでもさっちゃんはきっとすごいよ。相手の石をはじき出す彼女のテイクショットは中村俊輔選手のフリーキックみたいなもんだね。ファンタジスタです。
知那美ちゃんの高笑いはメッチャ楽しそうだよ。チビチビのフロント2人(吉田夕、鈴木)も楽しいし。

アジア大会の公式サイトはこちら。
https://sapporo2017.org/

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2017年01月11日(15:25)

トヨタC-HRの広報戦略と「昭和元禄落語心中」があぶり出す現代の幸福感

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あけましておめでとうございます。
今年もこのコラム、および白井をごひいきに。
よろしくお願いいたします。

ずーっと状態が変わらない右足ふくらはぎの張り改善のため、整体に通い始めました。
「ゆがんでいるのでしばらくはランニングを控えなさい」とのお達し。
お言葉に従い、しばらくはおとなしくしています。

* * *
 
この休みの間にひとつふたつ気になったことがあります。
ひとつは、トヨタ自動車のちょうちん記事をインターネット上でずいぶん見かけたこと。
おそらく、自分みたいな何となくネットを見ている人に向けて、仕込んでおいた記事を連射したのでしょうね。


「アンチトヨタ狙い撃つ新型C-HR」
「トヨタ1強時代」の始まりか

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こんな見出しを覚えている人はいませんか??
記事の中身はお粗末なものでしたが、見出しはけっこう引きつけますね。
狙いはトヨタ車以外に乗っている消費者です。見出しを見ただけでわかりますね。

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トヨタは新しい小型SUV(いちばんのブランドが日産のジューク、日本ではHONDAのヴェゼルだそう)を拡販する宣伝において、これまでになく口コミや広報を重視しているようです。
でね、なんせいまの日本の規範意識を作りあげたと言っても過言ではない徳川将軍家の出身地、東海・中部地方の企業ですから、やることはよく似ている。
景気が悪くなると、社員に「今年は家を建てるな」とお触れを出したりするわけです。
それはそれでいい面もたくさんあると思いますが、SNSや広報活動において口コミ拡散を狙うときは、やはりちょっとじゃまになる面もあります。

「人のうわさには戸を立てられない」のです
いや、戸を立てないのがインターネットコミュニティでありSNSです。

逆に戸を立てるのが徳川式・トヨタ式ですから、SNSとは相性が良くない。そこで、口コミ拡散を狙うなら、発信内容はいい面・悪い面を両面表記にしなければならないところ、いい点だけを書き連ねるメリット表記になってしまうわけ。
そんな記事は誰も拡散してくれない。結果として口コミは起きないわけです。

先ほどの記事の一部を抜き出してみます。
※アンチトヨタ狙い撃つ新型C-HRから引用
新型C-HR・開発責任者には、レースをこよなく愛する古場主査が任に付きました。最重要ポイントに「格好の良さと走りの良さ」を掲げ、開発当初は専用プラットフォームの新設も検討したというのですがら、半端なくハートが熱いデス。
※ここまで。


くだけた書き方の記事です。ターゲット読者層からの共感を得たいのでしょう。
しかし、ちょっと腑に落ちない部分がある。そこでこの部分を要約してみます。
「レースが好きな社員が責任者に就き、開発の最重要ポイントにかっこよさと走りの良さをかかげ、車台の新設計を検討した。これは責任者が熱い人であることを表す。」

装飾語句をなくしてしまうと、腑に落ちない理由が見えてきます。レースが好きでもそうでなくても、新型車の開発ポイントはデザインと性能です。そして性能を決める要素のおよそ半分は車台ですから、問題があれば新設計を検討するのは当たり前。それが、責任者の情熱と関係しないことはいうまでもないのです。
情熱的に書いたのでしょうか。残念ながら記事として筋が通らないので、メリットもよく見えないというやや残念な結果です。
この記事を口コミしたい人はいますか?

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日本の大手企業は、多かれ少なかれ、トヨタと似ています。
SNSや口コミ広報戦略が苦手なのです。
そこに、ボクたち中小零細企業の戦略がある。口コミでムーブメントを起こすことができれば、局地戦での勝機が見える。また、同時発生的に、あるいは連続・継続的に口コミを拡大できれば、少し小さな地域でも勝機が見えるかなと思います。
正月からそんなことを確認しました。
 
* * * *
 
せっかくだから、もうひとつのことを書いてみたい。
こちらは、インターネットコミュニティのなかで育ってきた若者たちについて感じたことです。そう、口コミを起こす当事者たちですね。

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お題は「昭和元禄落語心中」というアニメ。
この先、このアニメを知らない人は意味不明になるので、最後の結論だけをお読みになることをおすすめします(笑)。

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何となくJCOMを見ていたら、「昭和元禄落語心中」の1話から13話まですべて放送する一挙放送がかかっていて、3話くらいから目が離せなくなりました。
落語を愛する2人の男、男を愛する1人の女が昭和を生きる話です。

久しぶりに昭和のドラマを見た気がして、なつかしさと、昭和が好きな自分を再確認してしまいました。
昭和という時代は、戦争抜きには語れません。主役級の3人はみんな、戦争という大きな背景のなかで家族や人のつながりを断ち切られ、家庭のない孤独な心を抱えています。
生きるために男は仕事をする、そこには好きとか嫌いとかが挟まる余地がない。
生きるために女は男に依存する。そこには自立という選択肢がほとんどない。
ひとは深い悲しみを背負い、大きな優しさが生まれてくる。

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こういうアニメを、平成年代の子ども・若者達がたのしく見ているのが、ちょっと驚きでした。
「こんな古い世界観を楽しく見るんだ・・」

満たされたなかで生まれ育ち、いつも選択肢が用意されているのに、選択をせずに生きている多くの若者たち。
彼らにとって、昭和がむしろ新鮮なのかもしれませんね。

昭和とは選択肢がひとつしかない時代でした。では不幸だったのか。そうではない。人はひとつのことをやりきることで生まれる幸せを知り、社会がその成果を認めるおうようさがある時代でした。
昭和は絶望の時代であると同時に、定めに従ってやりきることで花開いた経済や文明が乱舞する元禄時代でもありました。
しかし、最後は心中なのですね。

ボクは家庭では「明治の男」と呼ばれていますが(明治大学出身だから、ではなく、男尊女卑だからだそうです)、これからは「昭和を愛する男」と呼んでほしいと思いました。

ま、そんなことどうでもいいのですが(笑)。

要するに、
選択肢が多すぎて選べない時代
VS
選択肢がひとつしかない時代

どちらが幸せかといえば、選択肢が多ければいいというものでもない。若者の意識がいま、そうなって来ている感じがしました。
若者たちがここまで、このアニメに心を引かれるのは、「昭和の幸福感」が心を打つのではないかと思います。

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ちなみにボクは、みよ吉にほれました(笑)。
amazonプライムの会員なら、無料で第1期すべてのアニメを見ることができるようです。
http://rakugo-shinju-anime.jp/onair/


※クルマの画像は以下から拝借しました。昭和元禄落語心中は公式サイトから拝借しました。
http://is12.jp/rk-25.html
http://car-moby.jp/15548
http://rakugo-shinju-anime.jp/

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2016年12月31日(17:10)

開放型ストーブによる空気汚染の可能性-2016年の最後に

大晦日になりました。
今日は午前中、断熱リフォームしたお宅の取材にでており、それが自分にとっての仕事納めだったのですが、じつはもう一つ、心に引っかかっていることがありまして。
それが「開放型ストーブによる空気汚染」の可能性です。

今年の年間アクセスランキングで第2位となった「オール電化住宅で灯油ストーブ」は、健康の観点から見たらやはり良くないのか?? ということが気になっているのです。
https://www.iesu.co.jp/column/2013/05/19081348.html

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12月10日に開かれた「健康・省エネ住宅推進トップランナーシンポジウムin札幌」で、旭川医科大学・健康科学講座の西條泰明教授が、講演の終盤に1枚のスライドを示しました。
「開放型石油暖房器具による室内空気汚染」という題でした。

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24時間換気を行っている住宅において開放型石油暖房器具を使い、空気汚染を測定したところ、
VOC(揮発性有機化合物)濃度が上昇しているほか、
NO2(二酸化窒素)濃度が暖房機使用50分後に395ppbに達した。これは大気汚染防止法による大気環境基準の6.6倍に相当する。
高濃度のNO2は気管支炎の原因になる。


という研究データでした。

講演後の質問で、この研究について尋ねました。
「シロウトなりに結露計算をすると、24時間換気が行われていれば開放型ストーブで結露を引き起こす心配はなさそうだと判断していたが、空気汚染は深刻なのですか?」と。

西條先生は「健康被害が心配だ」とのお答え。
そこで、スライドにも示されていた研究論文を入手して読んでみました。

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本当におおざっぱに紹介すると、
高気密住宅の1つの個室で暖房能力が3.2 kW・木造9畳用クラスの開放型ストーブを燃焼させて、空気質を測定したそうです。3.2 kWといえば、戸建ての木造1フロア(15坪・30畳)分を暖房する程度の能力を持っています。それを1部屋(広さ不明)で使うのですからすぐにオーバーヒートして、50分後には30℃に達したようです。

そういう条件下での測定データですので、もし、30坪程度の木造住宅に同じストーブを1台置いたときに、NO2濃度がどうなるのかは、正直わかりません。
わかりませんが、NO2が顕著に高濃度に達した事実は重いです。

西條先生は、「子どもがいる家庭は避けるべきだ」とも付け加えました。医学者の視点から、良くないという意味でしょう。

西條先生は結びとして、
循環器疾患、肺炎を防ぐさらなる健康住宅へ必要なこと:
・高断熱・高気密化と換気
・省エネ型暖房器具→開放型暖房器具をできるだけ使用しない
・受動喫煙、三次喫煙の防止

の3つをあげました。

お父さん、お母さんの喫煙を気にすると同時に、開放型暖房器具も避けるべき。

そうですね。やはりおすすめできない、という結論になりますね。


---------
この記事をもって今年を締めくくります。

皆さまにはときに応援していただき、ときにアドバイスをいただき、ときにお叱りも。本当に力になりました。
ありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。

皆さま、よいお年をお迎えください。

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2016年12月28日(11:25)

2016年の人気記事アクセスランキング

毎年恒例というほどでもないのですが、今年のブログアクセスランキングをつくってみました。
 
ランキングに今年のブログが入るとは限らず、古いブログも強いものがたくさんあります。
 
古いブログをこの機会に振り返りながら、今年は「ここは補足したほうが良いな」と感じる新しい情報や調査結果などが出てきた年でもあります。
 
 
第10位 日本で唯一「セントラルヒーティング工事店の団体」
2015年05月24日のブログです。
本州でセントラルヒーティングというと、何となく全館空調型の温風暖房を指し、お金持ちの装備、ということになるかもしれません。
北海道においても30年前まではそうだったのですが、いまや新築住宅の普通の暖房です。特にパネルヒーターを使った温水セントラルヒーティングを指すことが多いです。
https://www.iesu.co.jp/column/2015/05/24150053.html
 
第9位 ジョギング(運動)前後の血圧と脈拍
2014年12月19日、2年前のブログですね。書いたことすら忘れていました(笑)。
寒くなってきたので、室内で走り始めた。ランニング後に血圧を測ったら意外と低くて良かった、という記事です。
今年も室内を同じシューズで走っています。それが2年前と変わらないこと。一方変わったことは、高血圧のクスリをやめたこと、血圧は自宅で測っていることです。
高血圧の薬をやめることは自己責任ですので、あまり誇張表現しません。それよりボクは最大心拍が年齢平均より低いのです。すなわち追い込めないということ。
みんな健康には気をつけようね。
https://www.iesu.co.jp/column/2014/12/19115217.html
 
第8位 ニセコの超高級別荘と究極の手づくり住宅 視察その3.家の価値
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2016年06月25日、今年の記事がランクインしました。けっこうな力作だったのですが、8位なのか・・。
研修旅行の企画をお手伝いし、いっしょに研修に行った旅行記の最終回記事です。
ニセコツアーは思い出深いものとなりました。ん億円の別荘に手づくりの暖かい家。いろんなライフスタイルが札幌から100km圏内にあるなんて、多様性そのものではないでしょうか。多様な生き方を受け入れる北海道であり続けてほしいと思います。
https://www.iesu.co.jp/column/2016/06/25144520.html
 
7位 BOSE101という小さなスピーカー
2011年02月01日、この記事はつねにbest 10入りしますね。
昨日の夜もBOSE101とYAMAHAのサブウーファーはボクをいやしてくれました。パソコンを音源にしてアンプを経由し、もう6年近く楽しんでいるのですね。
じつはわが家にもう1セット眠っているBOSEがあります。
301AVMという中型のスピーカーです。こちらはテレビと組み合わせてAVシアターにしようと思っていたのですが、家族に反対され、CDプレイヤーにつながれているのですが、ぶっちゃけ、もうCD聞かないんですよね。
だいぶ前から「301AVMをどうしよう?」と悩んで答えが出ておりません。
https://www.iesu.co.jp/column/2011/02/01164116.html
 
6位 北海道・東北に適した暖房器・熱源は何か
2013_0308GW.jpg
2013年03月08日、この記事もベストテン組ですが、少し落ちてきたかな。
この記事の勘どころは、以下の部分です。この考え方が現在の北海道の断熱水準を決定づけることになりました。
 
いまのエネルギー価格が安いから、という理由で設備を決めないほうがいい・・。
それでは物差しは何か。
まず断熱をしっかりして暖房費のかからない建物にする。
 
この記事も約4年前か・・。
https://www.iesu.co.jp/column/2013/03/08174648.html
 
 
ここからベスト5です。
第5位 寒冷地での太陽光発電
2009年02月18日、約8年前!この記事がベスト10で最も古い記事です。
昨年12月に経済産業省がZEH普及拡大を宣言し、今年はZEHが住宅業界のキーワードになりました。ZEHとは使ったエネルギーだけ発電する住宅です。使うエネルギーを少なくした上で、発電設備を搭載する。そのためにはどうしても屋根に太陽光発電システムを載せる必要があるわけです。
しかし、北海道は4ヵ月の間、雪が降る。そして寒い地域ほど降った雪が落ちない。すなわちその間は発電しない。
どうなんだ、というのがこの記事です。
 
今年、この点について少し資料を集めました。後日まとめたいと思いますが、12,1,2月の太陽は捨ててもいい感じです。3月になると雪がかぶっているのはもったいない。そんなたくさんの発電生dataがこれから重要になってくると思います。
https://www.iesu.co.jp/column/2009/02/18173831.html
 
第4位 エコキュートの効率は追い焚き次第?
2014年01月30日、もう3年前の記事になりますね。
電気ヒーターはもちろん、石油もガスも"ボイラーの使い方で省エネ加速"的な話はあまりないわけですが、ヒートポンプについては使い方で効率、つまり電気料金がけっこう違ってくるらしいです。外気温が低いと効率が落ちるのはよく知られていますが、ここでは追い焚きが効率低下すること、極寒時は夜間時間帯よりも中間時間に運転したほうが電気代が安くなることを伝えています。
日本全国にずいぶん普及し、今後は置き換えも始まるヒートポンプですが、北海道では普及はこれからです。
https://www.iesu.co.jp/column/2014/01/30183250.html
 
 
ここからいよいよベスト3
第3位 IHクッキングヒーター交換記
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2014年02月02日、この記事がトップ3入りしたということは、IHヒーターの交換が増えているのでしょうか。
わが家のIHクッキングヒーターが壊れて、amazonで購入した39,900円のIHを自分で取りつけた記録です。
 
ポイントはただひとつ
テレビインターホンの交換より簡単です。コンセント型なので、ほとんど家電ですわ。
 
「IHヒーター 寿命」で検索してみたら、8~10数年と書いている人が多いですね。
ほんとカンタン。いつでも交換してあげます。いや、また10年先になると思うけど。
この記事は取り付け記録だからか、滞在時間も長くなっています。
https://www.iesu.co.jp/column/2014/02/02180744.html
 
第2位 オール電化住宅で灯油ストーブ
2013年05月19日、オール電化住宅の暖房をどうするか、悩んでいる方が多いのですね。
電気料金が値上げされて、オール電化住宅の暖房費がえらく高くなったことは事実ですが、それだけでもないのです。
料金が値上げされる前から1月の暖房費が7万円、というお宅もありました。現在はそのころのほぼ2倍の電気料金ですから、1月の暖房費が14万円!
これは半分は値上げによるものですが、残り半分は断熱性能の低さからくるものです。
住まい手にとっては、理由なんかどうでもいいわけですが、つくり手はそこを忘れてはいけないと思います。
ただ、この数年で住宅性能はけっこう上がってきていますね。
 
さて、この記事にも、ボクは付け加えたいことがあります。
それは別のブロクにまとめますが、
室内で開放型のストーブを使っても、集中換気によって結露の心配は低い。ただし、空気汚染はやはり深刻、調査結果が出ているようなのです。
しっかり読んで、記事にまとめます。
https://www.iesu.co.jp/column/2013/05/19081348.html
 
 
そして栄えある第1位は、じつは・・・
第1位 あまりに恥ずかしい札幌の一部の居酒屋
2016年03月06日、公開初日でぶっちぎりです。
店名を実名で記載し、Facebookに流したところ、スゴイアクセスでした。
記事内容は・・
 
居酒屋のサービスレベルがあまりに恥ずかしい、そして申し訳ないことが多いもので、
あえて実店舗名をあげて、経営者に反省と改善をお願いしたいと思います。
 
その後匿名に変更しました。
しかし、その後、サービスレベルの低下はさらに加速しているように感じます。ボクら地元民が使う店までサービスが劣化しはじめています。
 
まあ、ここでそのことを書き連ねるのはよしましょう。悲しくなるから。
https://www.iesu.co.jp/column/2016/03/06161253.html
 
 
最後にランク外でがんばった記事。
11月15日公開にもかかわらず14位に。
「11月の出張-エアコン暖房について」
2016_1115cspace.jpg
簡単にまとめると、
暖房用は床下
冷房用は一番高い天井やロフト
ということになります。
 
エアコンの使い方については、酷暑の西日本に分がありますね。ボクたちは経験も勉強も不足しています。
https://www.iesu.co.jp/column/2016/11/15115131.html
 
 
去年はランキングをやっていないようなので、久しぶりに人気記事を読み返す機会になりました。
 
それでは・・
となりそうですが、まだ年内更新するつもりです!

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2016年12月18日(17:34)

久しぶりに山に行きました

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札幌の里山・三角山。夏も冬も市民に親しまれている、その名の通り三角すいのようなきれいな形をしています。

記録によれば(笑)、この前にのぼったのは5月。ですので、半年ぶりになります。

じつは、雪山は初めて。今日は気温が上がっているので、踏み跡は固まり、わりと歩きやすかったです。
それにしても、雪が降ってしまえば夏道のルートがわからなくなります。いったい誰が踏み跡をつけたのでしょうか。

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そんなことを考えながら夏より10分ほど余計に時間をかけて山頂到着。
山頂でデカビタ飲みました。

さあ、ここから来た道を戻ってもいいのですが、三角山からは縦走コースがあります。ものすごい下りこう配の坂にビビリながら大倉山を目指します。

大倉山。ラージヒルスキージャンプ台がある山です。
三角山からは尾根を伝って20分程度。上り下りを繰り返しながら、昨日のランニングの疲れもジワリ出てきて、ホントはいけないのに汗も噴き出し、「まだ着かないのか」と先を見つめながら、ようやく着きました。

山頂にはリフト降り場があり、大会や練習中はジャンプ選手が乗りますが、今日は観光の皆さんが乗っています。
上から見下ろすと、助走路に雪こんもり。選手はしばらく使ってないのですね。

DSC_1110_R.JPG
ここからのくだりは、いつも階段です。辛うじて踏み跡がついている状態でしたので、雪に埋まりながら下山しました。

今日は気温が上がったため、虫も出ていました。春と勘違いしたのでしょう。

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2016年12月12日(15:54)

越えられない

3日連続の降雪で、札幌市内は朝から大渋滞。主要道の除雪は辛うじて終わったものの、雪は道の脇に山積み。枝道は除雪が入っていない道路も多く、路面に積もった雪が掘れて段差ができたり、なかなかたいへんな状況です。

こういう日は地下鉄に限る。
地下鉄北12条駅で下車して南に向かうと、先を歩いていた高齢の女性が立ち止まった。
「どうしたのかな」
足元を見ると、写真のように道路が盛り上がっています。
そこが登れないのです。

2016_1212yuki.jpg
 
回れ右して戻って来た女性、
「越えられない」とひとこと。

状況を説明しましょう。
道路には除雪が入り、路面に積もった雪を削って路肩によけます。
そのおり、歩道から車道へつながる部分に
写真のように削った雪が小山をつくってしまうのです。

女性に変わってボクが小山登山に挑戦。
踏み跡の横に足を蹴り込んで階段をつくり、登れるようにしてみました。
女性に声をかけてボクは先に横断歩道を渡しました。

「誰のせいでもなく、冬は高齢者にとって何かと厳しい道路状況になるよな」なんて思い返しながら歩いていたら、
突然「ドスン」とごう音。
車が雪山にぶつかったのか?
そう思って音のする方向を見ると、

高層ビルの屋根から地面へ
雪庇が落雪したようでした。

現場まで10mちょっと。
ゾッとしました。
住みよい札幌ですが、
冬は注意が必要です。

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2016年12月11日(18:23)

偶然のすてきなカット

昨日はあの大雪でセミナー主催者が東京から到着できず、北海道の人材だけでセミナーが実施されるというハプニング。

慶応大学・伊香賀先生の最新研究をうかがいたかったですが、伊香賀先生のスライドを旭川医大・西條先生が代わって紹介するという展開で、大雪の中、参加したかいがありました。

今日の日曜は撮影と取材が入っていました。ライター志望者を連れて、10時にお客さま宅へ。
玄関に自転車が3台置ける家。ロードレースにも出場している20代のご主人と奥さま。

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広い玄関と、ローラー台に乗ってペダルを回していただいたカットを撮り、ロードレーサーをはさんでご夫婦のカットを撮ったのがこれ。

撮影が終わったあとは取材をして、お客さま宅をおいとまして、ボクは健康づくりセンターでトレッドミル30分+デッキランニング30分の冬場ルーティーンをこなし、うちに戻りました。

音声をレコーダーから、写真データをカメラから回収し、パソコンでチェック。何百枚も撮影しましたが、おふたりを最初に撮ったこのカットが個人的には一番のお気に入りです。

若さや思いやり、自転車への愛情が感じられます。


さて、夜はおでんらしいです。

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2016年11月09日(19:34)

アメリカ大統領選挙でトランプさん勝利

アメリカ大統領選挙でトランプさんが勝利し、大騒ぎになっています。
アメリカ国内の今後と、世界、そして日本の今後がどうなるのか、みんな心配です。心配だから株価が下がるということですね。

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アメリカ国内や世界の影響は専門家の皆さんがおられるので、その方々の予測を借りれば、トランプでもクリントンでも、結果大差ない政策になるはずだが、トランプはハードランディングするつもりであるのに対し、クリントンはソフトランディングを選ぶだろうということのようです。

ボク的には、日本の地方に住んでいるわれわれにとってどっちの大統領がいいかという見方をしています。
夫クリントン元大統領のときは、日本の地方にとっていいことはほとんどなかったと言えます。それが仮に地方の衰退を加速させただけだったとしても。

グローバル化を推進するクリントンか、アメリカのローカルを大切にするトランプか、という視点もあります。
本音を話さないクリントンか、本音を話して議論をにぎやかにするトランプか、という視点もあります。

「日本が牛肉を買わないなら、日本車のへの税率を上げる」byトランプ。
この人、骨の髄まで経営者なんだなと思います。必ず本質を言葉にしています。日本のマスコミは言わないけど、日本がアメリカの農産物を大量購入している理由は、車を買ってもらうためですから。
それをオブラートにつつむクリントンか、つつまないトランプかの違いしかないと、ボクは思います。

つつまない人のほうがわれわれ日本人は対応しやすいです。クリントンのやり方は、日本人が最も苦手なタイプではないかな。

以上、11月9日のつぶやきでした。

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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