2015年08月23日(16:50)
無農薬・自然栽培農業に取り組む佐々木ファームを通したヒューマンドラマ
8月22日(土)、女房と受験生の娘を連れて「大地の花咲き」という映画を見に、札幌芸術の森アートホールに行ってきました。
農家を継いだ夫婦が、4歳になったばかりの息子の突然死をきっかけに、いのちの大切さに気づき、野菜という命ある植物を育てている自分の仕事の意味を探す。
葛藤のすえにいのちに感謝しながら仲間や土地、としてすべてのいのちと共存する「自然農法」に取り組み、共感する仲間といっしょに家族、仲間、使命をはぐくんでいくヒューマンドキュメンタリーです。
身近の人の死をきっかけに生き方が変わった、大病をしたら人が変わった。という話を聞くことがあります。人はそれほどに強いストレスの中でしか変われないという事実を、自分もよくわかります。
まして、それが自分の子の死だったら、その命の意味を問い返す、自分もきっとそうするだろうと思いました。
使命を見つけて、仲間とともに進む姿は、やはり力強いなと思いました。
ちなみに自然農法という農業のあり方をほとんどの方は知らないと思います。ただの無農薬栽培とも違い、雑草と共存しながら畑を作る方法です。
ボクはふだん、映画をほとんど見ません。ドラマも見ません。最後に見た映画は2年前のドキュメンタリーフィルムですね。
そんなボクですから、映画の評価はできませんが、
人が生きるということは、死ぬまで一生懸命走り続けることだな。
あきらめたらそこで終わり(スラムダンクの名せりふですね)だな。
みたいなことを改めて感じました。
娘は芸術の森に行く途中にあるジェラートが狙いだったらしく、帰りはおいしそうに食べていました。
ジェラート・札幌果林樹です。
生きているから食べられる。
勉強しなくても、健康で生きていればすべて良し、かもしれません(笑)。
このあとの放映予定は9月12日(土)関東、9月21日(月)関西だそうです。
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