2015年05月02日(18:29)

上棟式

ゴールデンウィークですね。
札幌はこのところ好天続き。明日(5月3日)までは晴れマークです。
今日は公開中のモデルハウス1棟をのぞいてきました。
前回は小雪舞う中で撮影に同行したのですが、ポカポカ陽気の今日、太陽高度も高くなっており、室内の色がぜんぜん違って見えました。おもしろいものです。

さて、今日のお題は「上棟式」。
地鎮祭はやっても上棟式はやらないというのが最近の流れです。住宅会社側も「上棟式はやらなくても大丈夫。大工さんへのご祝儀は必要ありません」とこたえます。
形骸化してしまった上棟式は必要ないかもしれません。

2015_0502joto.jpg

ところで、上棟式にかわる「上棟の儀」を住宅会社主催で執り行う運動をしている団体があります。
上棟の儀とは何か。
ひと言で言えば、
いい家を建て、その家が本当の寿命を迎えるまで守る覚悟を、工事関係者が施主の前で宣言するものです。

一、私たちは、わが国匠文化の正統な継承者であることを自覚します。
一、私たちは、地域の家を地域で造る社会を目指します。   
一、私たちは、地域を豊かにする家づくりに努めます。    
一、私たちは、Do for sumiteの心でお施主様に尽くします。
一、私たちは、地域の文化、環境を大切にした家づくりをします。
一、私たちは、地域の住まいの守り人として働きます。
一、私たちは、互いに学び、助け合って地の家の発展に励みます。
一、私たちの誇りは、嘘のない仕事をすることです。

グッとくるんじゃないかと思うんです。
神事として執り行う上棟式より、ぜんぜんいい。

カテゴリ:日記 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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