2015年02月09日(18:42)

料理しないキッチン

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2月9日(月)は原稿待ちのタイミングで、どんどんブログを書いています。
日本の豊かな食生活は、災害も多いけれど雨や日照り、そして雪のおかげ。激しすぎるくらいの気象条件の中、日本はおいしいお米と野菜類、そして海の幸に恵まれています。

魚を焼いたり煮魚にしたり、ときには空揚げにしたりぬか漬けにしたり。ワンパターンな食卓にならないように昔の人はいろいろな調理法を考えました。

野菜が食べたくなるとサラダにするのが現代ですが、炒めたりゆでたり、酢みそとあえたり。これまたいろいろな食べ方をしてきました。

最近は、これらをスーパーやコンビニで手に入れることができます。主婦の多くが働くようになって、昔のように夕食の調理に時間がとれない、という統計も出ています。

その結果、キッチンの稼働率が落ちているようです。魚焼きのないコンロも発売されています。

そんな時代だからこそ、お魚教室が人気なのでしょうか。
お魚料理はどことなくそば打ちと共通する「趣味性」があるように感じます。
焼き魚には趣味性はありません。しかし、寿司店の板さんや割烹の板長が尊敬されるように、魚を扱う職人はどことなくかっこいいものです。
そのかっこいい人になりたいという気持ちは、男子の夢でもあるでしょう。

そんなわけで、めずらしく小生も魚をさばいてニシンの切り身をつくってみたのです。
女房がおもしろがって動画を撮ってくれました。


ニシンの刺し身はとてもおいしいです。今が旬ですから、ぜひ食べてみてくださいませ!!
多くの男性には3枚おろしがわからないと思います(自分も知りませんでした)。3枚とは、半身を2枚と残りの骨付きが1枚の状態をいいます。
刺し身ってけっこう手間がかかっているものなんですね。


どんな料理をするか、はキッチンのあり方にかなり影響を与えるようです。

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魚を捕る漁師もかっこいい。2月8日(日)のお魚料理教室は、厚田のイケメン漁師・中井健太さんにニシンを捕る網を持って来てもらいました。網にからまっているのはみーやんこと木村光江さん。

カテゴリ:一般 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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