2014年11月24日(15:40)

最新の建築技術+地場の職人=大工、左官、家具、ガラスetc

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この3連休、札幌・南区で完成住宅の見学会が行われています。最新の技術とデザインを投入した設計を、地場の職人たちがつくる家です。最新の設計ですがハイテクではありません。むしろ50年前のやり方に近い。新建材と呼ばれる建材類が登場してから捨てられてきた現場技術である塗り壁左官とか板張り、造作家具という技法や商品を、地元の職人がつくること、それも手の届く範囲の価格で。

写真は家の外壁です。ホームセンターにも売っている木です。これを壁に止めつけただけ。しかし、防火規制や防水配慮など、クリアしなければならない課題は山ほどあり、そこに最新の技術が投入されているのです。

ちなみに、断熱もぬかりなく壁300mm!! 南側には大きなガラス壁があります。ここにも最新の技術が投入され、トリプルガラスの大きな開口部が実現しています。

壁に使う木は、全部北海道でまかなうことができます。
設計は山本亜耕氏。工事途中に現場見学会を開いていただくなど、お世話になった現場でもあります。

カテゴリ:ie家 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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