2014年08月20日(09:42)
何を熱源に暖房すべきか
北海道の戸建住宅の熱源は、石炭から石油に変わり、10年ほど前から電気に変わりました。
最近は電気料金の値上げを契機にガスに移行しつつあります。
背景にあるのはエネルギー価格の高騰。そのときそのときの割安なエネルギーを選ぶのは当然のことですが、一歩引いて考えると、
1.いま選んでいるエネルギーも、将来的に最安値を維持できる保証はない.
2.安いエネルギーを選んでも、エネルギー使用量が多ければ光熱費負担は増える一方.
という2つの問題があります。
住宅の専門家として、「熱源」を消費者にどのように提案をすべきでしょうか。
この問いについて、とてもシンプルなかたちで答えてくださるのが、建築家・山本亜耕さんです。
9月2日(火)札幌、9月4日(木)帯広で山本亜耕さんの講演会を企画しました。当日はご自身の設計例を紹介いただきながら、「熱源選択と省エネルギー」について会場の皆さんと考えたいと思います。
講演会ではもうひとつ、大きなニュースがあります。高効率・潜熱回収型の灯油ボイラー、いわゆる暖房エコフィールの13-14年冬シーズンの成績がまとまり、当日発表いたします。
石油の配送インフラがしっかりしている北海道では、灯油熱源はとても安定しています。暖房エコフィールの登場で、熱源として見直す機会にもなると思います。
申込書はこちらからダウンロードしてください0902-04seminar.pdf
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