2014年08月18日(18:23)

北海道住宅新聞の役目は何か

2014_0818vis.jpg当社のお客さまの期待する役割と、自分が考える役割がちょっと違うかもしれません。また、ボクみたいな表裏のない人間でも多少はホンネと建て前があります。この問題は建前がちょっと前に出る話題ですが、思いを少しつづってみたいと思います。

多くの人たちにいい家に住んでもらいたい。そのために特に大切なのは、住宅性能と機能の長期安定、30年後もいいねといわれるデザイン、これらが実現可能な価格で手に入ること-。
これら3つのいい家の条件をいつも追っています。技術的内容、オーソドックスなデザイン、コストダウン手法が新聞のメインコンテンツになります。

そして、これらの担い手である建築会社が存続していくことが、もうひとつの大きなテーマでもあります。
いい家をつくる会社が生き残るとは限りません。品質の低い住宅を提供する会社が淘汰されるとも限りません。ボクたちを取り巻く資本主義とは、理想だけでは生き残ってはいけないのです。
どうやっていい家を知ってもらい受注につなげるか、という話題はとても大きなテーマです。

最後に業界を取り巻く課題があります。技能者の不足であったり、着工時期の偏りであったり、会社の後継者問題であったり。補助金もここに入るかもしれません。そういった課題に正面から挑む新聞でありたいと思います。

カテゴリ:日記 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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