2014年07月24日(10:04)

在宅型の認知症ケアで、住宅はますます重要に

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自分はいま、認知症とその対策について調べています。
1週間前まで、ボクは認知症を"ボケ"としかみておらず、『認知症は病気である』という基本的な理解もない有り様でした。

認知症は病気で、統計上は高齢者の約1割が認知症と見込まれます。このことがどういうことを意味するかというと、認知症はとても身近な病気であり、また、厚生労働省が認知症ケアの方針を見直して、なるべく住み慣れた環境で自立した生活を送れるよう支援する在宅型を目指していることから、住宅の役割はますます重要になってきているのです。

認知症は初期の段階で発見し、適切な診断と支援ができると、症状悪化のスピードを遅らすことができ、家族や地域、医療か介護の支援を受けながら豊かな生活が送れる、ということがわかってきて、これまでの入院や施設依存から、住み慣れた地域で豊かに暮らすという方向に変わったようです。

高齢者にとって、断熱住宅の室温環境が血圧を抑える薬と同じくらい重要である、という見方が出てきていますが、認知症介護の場面では、住宅に何が求められるのでしょうか。
段差解消などのバリアフリー対応は当然として、色使いなども関係するのでしょうか?

これからの研究の進展に注目です。

北海道も夏らしくなってきました。

カテゴリ:日記 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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