2014年03月25日(15:36)

サービス付き高齢者向け住宅を最新の住宅技術で!!

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少し前の出張で、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を道南・長万部町で取材してきました。サ高住とは、賄いつきの下宿を思い浮かべればいいと思うのですが、靴を脱いで入るワンルーム賃貸で、食事サービスと安否確認などを行います。

このサ高住が、ゼロエネルギー仕様で昨年暮れに道南・長万部町に竣工しました。光熱費が3分の1、太陽光発電を搭載して、光熱費ゼロを目指しています。
先日のセミナーのように、断熱住宅は健康維持のためにかなり効果的である。特に高齢者の場合は、寒さによって血圧が急上昇すると脳梗塞につながる例があり、室内全空間が暖かい家は、病気予防にもなると言われています。
ところが、サ高住のような施設で室温や断熱性に配慮された建物は、北海道でもあまり多いとは言えません。ましてゼロエネなんて。

計画から建築までを請け負ったのは、八雲町の山野内建設・ノースランドホーム。最先端の技術と制度を活用して、次々とすごいことをやり続ける会社です。
建物はできたので、今度は生きがいをみんなで作れるといいね。野菜を作って販売。レストラン経営、お金をためて年に一度の旅行。そんな生活ができるといいね。施設長さんの志の高さも記憶に残る取材でした。

山野内さんとは、いっしょに昼食を食べながら、子供世代のこと、後継者のことなども雑談しました。

カテゴリ:ie家 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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