2014年03月24日(19:38)
中学生という難しい時期
わが家からついに中学生がいなくなりました。4月からは大学生1人と高校生2人です。制服や教科書購入でバタバタとした3月末を迎えています。
振り返ると、中学生は、身体はだいぶ大きくなってきますが、心のほうは身体より成長がだいぶ遅れているのが普通です。小学時代とは違いますが、大人でないことだけはハッキリしています。そういう未熟な、いわば腫れ物をある程度親がコントロールして高校に入れてやるべきだろうと、ぼくは考えるようになりました。
高校生になると、悩みが自分に向いたりするようになります。これを自我の目覚めという。そう習った記憶があります。逆に言えば中学生は自我の目覚める前ですから、やはり親がコントロールすべき時期なのでしょう。
もちろん意見は千差万別ですし、成長速度も性格も人それぞれですが、ボクは自分と長女が高校受験に失敗したため、失敗の意味をよくわかっているつもりです。15歳の子は、高校受験で失敗すべきではない。これだけは言えます。
高校3年間で失敗の理由を探り、自分の3年間を意味ある時代にすることはかなり難しい。ひと言で言えば、15歳の子は、失敗を受け入れることができないのです。
では、志望校を下げて行く高校に愛着を持てるのか。
持てます。母校への愛着は、滑り止めだったか、志望校だったかとは関係なく、そこでどんな3年間を送るかで決まると思います。
とまあ、高校受験を終えて、ひとしきりぼやきたい気分の白井でした。
歩みの速度は人それぞれ
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