2014年02月24日(19:22)
オリンピック報道は、スポーツではなく「スポーツドラマ」仕立て・・
ソチオリンピックが終わりました。
気がつけば、あの大騒ぎはどこへやら。
今日のブログは毒々しいです。体調の悪い方は読まないでください。
NHKも含めて、特に冬のオリンピック中継は「ドラマ仕立て」だ。
ふだんスポーツに興味のない、ウィンタースポーツにはもっと興味のない国民の皆さまに、スポーツより、スポーツドラマを見せて視聴率をとろうとしている。
・上村愛子選手のカービングターンが評価されない(悲劇のヒロイン仕立て)
・ジャンプ葛西紀明選手はアラフォートップアスリート(人物伝仕立て)
・フィギュア浅田真央選手は、徹底的にドラマ仕立て。
純粋に競技を見たいボクはげんなりしてくる。
マスコミから、それぞれの競技と、競技選手に対する敬意がまったく感じられない。
人気選手をつくりだすのはいい、ドラマ仕立ても多少は必要だ。でもマスコミは、人気選手をつくってコンテンツを増やすためだけ、ドラマに仕立てて視聴率を採ることだけしか考えていない。
ようにボクには感じられる。
日本では、冬季オリンピック中継は、報道ではなくエンタメですわ。
ただその背景には、テレビをエンタメに走らせる国民の好みもあると思う。
カービングターンを貫いてオリンピックに挑戦した人をたたえる、判官びいき。
スキーマニアだけでなく、一般国民も「ズラシ」より「カービング」が好きというヲタク志向(しこう)。
興味がなくても、話題の共有はしたい横並び意識。
そもそもウインタースポーツへの興味の低さ。
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