2012年06月27日(13:16)

札幌の家・札幌の住宅街

きのうの取材で、「なるほど」と感じいる話がありました。
いわく、札幌は一般住宅のデザインレベルが高い、一般住宅でも建築家物件が多い。


ボクは最初、この意見にあまり合意できませんでした。本州にはしっとりとしたデザインの住宅が街並みをつくっている場所があったり、一方札幌にはマッチ箱を組み合わせたようなかなり痛い住宅団地もあります。


2012_0627.jpg
「例えばどういう部分でそう感じるのですか」
と尋ねたところ、西区西野の例を挙げたのです。
西野は住宅地としては普通の分譲地にもかかわらず、20件に1件くらいの割合で建築家の物件が現れる。そんなまちは日本の主要都市にはない。そうおっしゃる。


そうかも。と思いました。
例えば、帯広はプロポーションのよい住宅が多いですし、旭川は工務店さんの個性が表れた家も多い。
札幌には、こういった地域デザインとでも呼べる標準的デザインがないと思いますが、たしかに建築家の物件が普通の住宅地に建っています。富裕層ではない方の家として。
そういう特性のまちかもしれません。
もう1例として、白石サイクリングロードの沿線を挙げておられました。


札幌市民が特別にデザイン感度が高いとも思いませんが、なぜでしょうか。家へのこだわりが強いのでしょうか?
もうちょっと調べたい気分になっています。

カテゴリ:ie家 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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