2012年06月03日(17:44)

新住協総会の取材で、広島に行きました

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1年に1度、会員有志が集い、お互いの健勝を祝い、鎌田先生の話を聞くのが新住協総会ですが、今年は掛け値なしに素晴らしい発表がありました。
北海道にはあまり関係ありませんが、「冷房と断熱効果」についての徹底的な試算により、「断熱すると夏暑い」を論破してみせました。


やりましたね。


「断熱住宅は冬暖かいが夏は暑さがこもるから暑い」
「断熱住宅は、寒さはもちろん暑さに対してもよく効く」
さあ、皆さんはどっちを信じますか?
どっちが正しそうですか?


断熱住宅をやっている人たちは、夏も涼しいことを体験としてよく知っています。しかし、『熱がこもる』という反論に対して明確な否定を説明しきれない。
それがこれまでの状況でした。


ボクが聞いた限りでは、鎌田先生の今回の発表を否定するのは、100歩譲って相当難しい。おそらく勝負あったと思います。


ただし、このことが世間一般まで広がるには、なお20年を要するのではないかと思います。


だいたい、「暑い」「寒い」は人間の体感を物差しにした話であり、寒さに断熱が効いて暑さに断熱が効かないというのは、発想として科学的でないとボクは思っていますが、学者の世界はいろいろあるのでしょうか。

追伸:コメント文を復帰させることができませんでした。

カテゴリ:ひと |

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iesu03(2012-06-25T12:10)

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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