2012年6月

2012年06月27日(13:16)

札幌の家・札幌の住宅街

きのうの取材で、「なるほど」と感じいる話がありました。
いわく、札幌は一般住宅のデザインレベルが高い、一般住宅でも建築家物件が多い。


ボクは最初、この意見にあまり合意できませんでした。本州にはしっとりとしたデザインの住宅が街並みをつくっている場所があったり、一方札幌にはマッチ箱を組み合わせたようなかなり痛い住宅団地もあります。


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「例えばどういう部分でそう感じるのですか」
と尋ねたところ、西区西野の例を挙げたのです。
西野は住宅地としては普通の分譲地にもかかわらず、20件に1件くらいの割合で建築家の物件が現れる。そんなまちは日本の主要都市にはない。そうおっしゃる。


そうかも。と思いました。
例えば、帯広はプロポーションのよい住宅が多いですし、旭川は工務店さんの個性が表れた家も多い。
札幌には、こういった地域デザインとでも呼べる標準的デザインがないと思いますが、たしかに建築家の物件が普通の住宅地に建っています。富裕層ではない方の家として。
そういう特性のまちかもしれません。
もう1例として、白石サイクリングロードの沿線を挙げておられました。


札幌市民が特別にデザイン感度が高いとも思いませんが、なぜでしょうか。家へのこだわりが強いのでしょうか?
もうちょっと調べたい気分になっています。

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2012年06月25日(14:25)

当社Webサーバーの大規模障害と今後につきまして、白井から報告

白井担当分の当社Web情報を、8割がた回復させました。
当社が使用しているファーストサーバー社が引き起こしたサーバーの大規模障害によって、6月20日夕方から翌朝までのメールが紛失、Webデータはバックアップされていなかった分が消失いたしました。


障害を起こしたとき、小生は出張中でモバイルからメールを読みにいき、通信できなくなっておりました。
『おかしいな』とは思いましたが、モデムを使った通信ですから、こちらの通信環境が悪いのかと思っておりました。
障害を知ったのはその日の夜、ホテルに入ってからです。


ファーストサーバーはデータを回復させることができず、サーバースペースを完全に初期化しました。これにより、メールとWebデータは失われました。


当社側は、Webデータのバックアップが今年3月までは行われておりましたが、写真データは一部消失しました。
ファーストサーバーの環境が整ったのを確認し、バックアップデータによってWebを回復させました。


ファーストサーバー対応が非常に悪かったようで、その点を踏まえ、今後のサーバー運用を見直す必要があります。
当社の問題としては、Webデータのバックアップが不十分であることが露呈しました。
別のサーバーを借りて常に最新データが控えている(ミラーリング)方法がいいかと思いましたが、あまり現実的ではないそうで、トラブルが一応の解決となった先週金曜から、Webの全データをバックアップのかたちで週2回、保存することにいたしました。


ホームページの運用を開始してから10年以上になりますが、サーバートラブルは初めてでした。10年に1回はこのようなことが起こりうると肝に銘じ、対策を進めます。

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2012年06月23日(09:49)

webサーバーの障害発生についておわびと報告

当社が契約しているレンタルサーバー会社で大規模な障害が起き、サイトが見られない状態が続いておりました。楽しみにしていたみなさまに、深くお詫び申し上げます。

【障害の発生】
6月20日(水)17:30頃
 
【サーバー会社側の対応】
大規模な障害につき、復旧を優先するためにサーバー内のデータを全てリセット(初期化)し、データがほとんどない状態になりました。6月21日午後1時過ぎにサーバー会社側からの発表があり、これに対して弊社ではローカルに保存していたバックアップデータを使って復旧作業を開始しました。復旧作業には数時間を要しました。
 
【障害の仮復旧】
6月21日(木)17:30頃
※障害が発生した時点から仮復旧するまでに弊社宛にメールを送られた場合、メール自体が消失している可能性が高いので、恐れ入りますが再度送り直しいただくようお願い申し上げます。
  
【現時点での不具合】
バックアップデータには写真データがほとんど含まれていないため、現時点では写真データが多数抜けた状態になっております。また、バックアップデータは5月2日時点のデータのため、ここ1ヶ月半ほどのデータが復旧されておりません。
 
【この後の対応】
写真データの復旧、5月以降の記事データ復旧作業は最長数日間かかる見込みです。みなさまには引き続きご迷惑をおかけしますが、もうしばらくお待ちください。


編集長コラムにつきましては、最近のテキストが消え、写真類も消えております。今後直して参ります。出張先から書き込みができず、ご報告が遅くなりました。
お詫びを申し上げます。

カテゴリ:一般 |

2012年06月15日(16:08)

土曜朝の通勤ラン

土曜日ということもあり、久しぶりに通勤ランをしました。これからの季節は汗をかくため、通勤ランはなかなか厳しくなります。その点自転車は風に当たるので真夏をのぞいてはさほど問題はありません。


今朝はジョギング自体も1日に広島で走って以来でした。冬場と同じく、身体が動き出すのは後半の3分の1。顔がポカポカしてきたのがわかりました。
半そで、ランパンの軽装ですが、リュックが重く感じました。

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2012年06月12日(11:41)

るるる♪動画

るるる♪キッチンガーデンくらぶ 第1回 田植えの会
6月10日(日)当日の様子が「えりす いしかりネットテレビ」さんのユーチューブにアップされました。小生も背景の一部として映り込んでおります。
田んぼの中をうろついているのが小生です。
えりす いしかりネットテレビさん、ご協力ありがとうございます。


カテゴリ:北海道・札幌 |

2012年06月10日(18:51)

当社にとって「るるる♪」は何なのか

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昨日、石狩市内で、るるる♪キッチンガーデンくらぶ 第1回の田植え会が無事終了しました。
現地は田んぼが広がる農村風景。きっと札幌市民も、ことによると石狩市民も知らないかも。
石狩川河口にかかる大橋と、あいの里に架かる橋の間、札幌からは川向こう。そこは広大な農地でした。小生も知りませんでした。


老いも若きも子どもも、田んぼに入りました。最初は長靴で、途中からは多くのかたが裸足で入りました。長靴では思うように動けないこともありますが、徐々に素足で入りたい欲望を抑えきれなくなります。
どろんこ遊びはおもしろいのです。


終了後は、移動してジンギスカン。おなかが空いているのでたくさん食べられます。お米はもちろん、協力いただいた農家・後藤農園さんのお米。ものすごくおいしいです。
農家はおいしいお米を食べているのです。それから比べれば、ボクたちが食べているのは・・・。


さて、住宅専門紙の当社がなぜ田植えか。

理由は特にありません。乳搾りでも木工体験でもいいのです。ただ、住宅と近い分野で未知の体験を、消費者といっしょに共感してみたいというのがスタートです。
家族というユニットだったり、1人参加だったり、いろいろな方がそれぞれの目的で集まってきてくださる。それだけでも刺激的ですが、もしそこに場ができたら、もっとおもしろいかもしれません。
住宅と食が近いか? かなり近いと思います。


社長としてはガマンの面もあります。ガマンしてこその社長業。
https://www.iesu.co.jp/ghs/weblog/cat274/

カテゴリ:日記 |

2012年06月07日(09:50)

秋元康さんが語るマーケティングと総選挙(コピペ)

備忘録として貼り付けます。
これ、ボク的にはすごいと思いました。
AKBがすごいんじゃなくて秋元康がすごいことはみんな知っていると思うけど、
どうすごいのかの一端がわかります。


*以下引用*
2012年5月16日に行われたThink with googleでの秋元康さんの講演内容メモをtwitterに投げ込みました。コンテンツの時代におけるマーケティングの在り方や、総選挙に関するあれこれなど、極めて質の高い講演でした。

カテゴリ:一般 |

2012年06月04日(11:48)

6月5日号をもって、北海道住宅新聞は創刊1000号を迎えました

1984年(昭和59年)6月5日の創刊以来、ちょうど28年で北海道住宅新聞は1000号を迎えました。
これもひとえに、これまで本紙を支持してくださった読者さま、取材に協力くださいました皆さま、そして制作にかかわったみんなのおかげです。
心よりお礼申し上げます。


「北海道の住宅を暖かく」からスタートし、ときには行政にも提言をしながら、住宅改善を情報面から推進してまいりました。


時代は変わり、北海道の住宅は当時と比較にならないほど暖かく進化しました。しかし、われわれの活動の背骨である「伝道し拡散する」役割はますます重要になってきていると思っています。
何せ個人ブログも含めたメディアは爆発的に増え、一方でみんなが忙しい日常を送っており、情報チェックのためには信頼できるメディアが必要だからです。


また、われわれの暮らす北海道などローカル地域は、経済活力の低下が見過ごせないほどに進行してきています。人口減少・高齢化社会で、どのように地域の豊かさを次世代へ引き継いでいくのか。これも大きな課題となっております。


たくさんのことを成し遂げることはできないかもしれませんが、これからもいろいろな活動を展開し、その中から足がかりを見つけ、皆さまとともに未来へダイブしていきたいと思います。


今後とも本紙ならびに当社をよろしくお願いいたします。


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〈ちょうだいしたお祝いはしばらく玄関に飾らせてください。重ねましてありがとうございます〉

カテゴリ:日記 |

2012年06月03日(17:44)

新住協総会の取材で、広島に行きました

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1年に1度、会員有志が集い、お互いの健勝を祝い、鎌田先生の話を聞くのが新住協総会ですが、今年は掛け値なしに素晴らしい発表がありました。
北海道にはあまり関係ありませんが、「冷房と断熱効果」についての徹底的な試算により、「断熱すると夏暑い」を論破してみせました。


やりましたね。


「断熱住宅は冬暖かいが夏は暑さがこもるから暑い」
「断熱住宅は、寒さはもちろん暑さに対してもよく効く」
さあ、皆さんはどっちを信じますか?
どっちが正しそうですか?


断熱住宅をやっている人たちは、夏も涼しいことを体験としてよく知っています。しかし、『熱がこもる』という反論に対して明確な否定を説明しきれない。
それがこれまでの状況でした。


ボクが聞いた限りでは、鎌田先生の今回の発表を否定するのは、100歩譲って相当難しい。おそらく勝負あったと思います。


ただし、このことが世間一般まで広がるには、なお20年を要するのではないかと思います。


だいたい、「暑い」「寒い」は人間の体感を物差しにした話であり、寒さに断熱が効いて暑さに断熱が効かないというのは、発想として科学的でないとボクは思っていますが、学者の世界はいろいろあるのでしょうか。

追伸:コメント文を復帰させることができませんでした。

カテゴリ:ひと |

PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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