2012年4月

2012年04月29日(10:30)

エネルギーパスとパッシブハウスとセミナー

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昨日の夜は外断熱推進会議の主催で、エネルギーパスとパッシブハウスのセミナーがありました。
講師はクーラー・アンドレアさん。ボク自身は初めてナマの話を聞きました。
非常に乱暴に定義すると、

エネルギーパスとは、「賃貸住宅の暖房燃費表示制度」、
パッシブハウスとは「超高断熱住宅」です。

いずれの制度、基準も、いまやEU全体が推進目標として設定しており、住宅の燃費改善に向かっています。
ちなみに、民主党が政権を取ったときのマニフェスト(政策集)に、『エネルギーパスを導入する』という1行がありました。実現していませんが。


話を聞きながら思ったのは、とても逆説的ですが、この場に出席していない人たちが聞くべきだということ。
もう断熱化の情報は、海外情報も含め充分にあるんです。国を変えるために必要なのは、行動です。
もう一つ思ったことは、さらに逆説的に、やはりこの国は断熱に向かわないだろうということ。だからこそ、ボクたち寒冷地に住む関係者や地方行政にかかわる人たちは、独自の歩みをすすめるべきだということです。
寒冷地だけでなく、当然温暖地でも、同様に地方政府と民間が動く必要があると思います。


連休中に、妙に堅い話を書いてしまいました。フェイスブックにも同じテキストを投稿しました。
http://www.facebook.com/yasuhisashirai


さて、ボクはと申しますと、昨日ラン19km、今日もこれから走って参ります。

カテゴリ:エコ化 |

2012年04月26日(13:48)

ゴールデンウィークと集客イベント

ゴールデンウィークが近づいてきました。
北海道の住宅展示場にとっては、1年で最も集客のある1週間です。明日の朝刊には、住宅イベントの折り込みチラシが何枚も入るはずです。


一方で、ゴールデンウィークには一切イベントを打たないという住宅会社もあります。完全オフ・休日にするという中堅の会社さえあります。
このあたりがエンドユーザー向けビジネスのおもしろいところだと思います。


イベントを打つ用意があるならやる。ないならやらない。
年間を通して集客の仕掛けをしている会社はやらない。スポットでパワーを集中させる会社はやる。
そんな判断基準かなと思います。


ちなみに小生は明日、麻生脳神経外科病院の見学会に参加します。

カテゴリ:北海道・札幌 |

2012年04月16日(18:11)

あったかリフォーム市民セミナー@石狩が終わりました。

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石狩市では2回目の開催でしたが、前回以上の成果です。
石狩市民への広報については、石狩市の広報誌、北海道新聞記事掲載に加え、チラシ折り込みをほぼ全世帯、ホームページ、ポスターなど、前回以上に充実させることができました。
しかし、集客は今ひとつでした。


石狩市においては、今後単独でのセミナー開催は見合わせたほうがよいと、個人的には感じています。セミナーというやり方が石狩市に合っていないのかもしれませんし、いずれにしても成果の出にくい地域で3度目の正直を目指すのは、担当する会員に負担を強いることになります。
幸い、コラボのチャンスがあるので、コラボで今年中に3度目の機会をリフォームを考えている方にご提供できればと考えています。


ボクは事務局なので、結果に対する責任もありますが、まずは多くの市民にセミナーの意義を知ってもらう最善を尽くすこと、その結果を冷静に分析して次につなげることが役割です。
6月は初の北区開催。当社の地元でもあり、期待と不安が入り交じります。最善を尽くします。


あったかリフォーム倶楽部フェイスブックページ

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2012年04月13日(18:43)

cafeにて...

最近、フェイスブック依存症気味の白井でございます。
このコラムとフェイスブックは、役割が違いますし、ここは安心できる自分の場所です。


昨日、自宅の新築を計画している友人と、野郎2人cafeでお茶しました。
メニューが見えない。メガネを外しても文字が小さく室内が暗くて見えない。
「われわれの年代にはやさしくないな」
笑いながら。
でもちょい暗めは、お互いの顔がよく見えなくて、それもまた良しだ。


そんな軽口を叩きながら、家の話を聞いた。
曰く、「消費者には道しるべがない」
「だれに、どこに相談していいかわからない」
「相談相手が決まっても、どうやって決めていけばいいのかわからない」


そう、この悩みを解決したくて、札幌良い住宅をスタートさせたのです。
ただ、まだやらなければいけないことがある気がしていて、友人の言葉がとても参考になりました。


で、その友人ですが、土地探しに6-7年かかりましたかね。設計が始まってからまだ3ヵ月程度。それまでの長さと比べればぜんぜん短期間だと思いますが...。


プランテーション (Plantation)森彦
http://morihiko.blog103.fc2.com/blog-category-24.html
http://r.tabelog.com/hokkaido/A0103/A010301/1034105/dtlrvwlst/3043520/


フェイスブックをみてみる

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2012年04月07日(17:44)

スマホ用トップページ

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札幌圏でいい家探しサイト「札幌良い住宅jp」のスマホ版をつくりました。
よろしければご覧いただき、ご指導ください。
スマホは画面が小さいので、トップページの情報を絞って表示します。
見学会などイベントに参加するとき、スマホで地図が見られると良いと思いますが、
現在たまたまイベント情報がなく・・、あったかリフォーム市民セミナーを入れました。以下のURLをスマホでご覧いただくと、自動で切り替わります。
https://www.iesu.co.jp/ghs/

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2012年04月06日(18:50)

My自転車と4ヵ月ぶりに再会

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今日、実家に寄ったついでに、自転車を回収しました。4ヵ月ぶりの再会です。久しぶりに見るとかっこいいな。
左ひざが少々イヤな感じなので、あまり走りたくない。よってチャリツーを開始しようと思うのですが、サッポロはいまだに雪がぱらつき、朝夕は路面が凍結しています。


来週になれば走れるようになるでしょうか。


実家に言った理由は、来週、24時間換気システムの取り換え工事があるので、その準備書類を取りに行ったのです。詳しくは来週!!

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2012年04月05日(18:23)

節目の年に当たるのでしょう.価値観・絆

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〈家族の絆とはなにか。難しいですがこんなケーキを作ってくれることが絆の証しかもしれません〉


今年は年初から住宅業界の皆さまの前で話をする機会が多いようです。例年は1-3月に集中するのですが、4月以降も予定が入って参りました。声をかけてくださった方に、この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
ありがとうございます。


1つには震災後の省エネ気運があると思います。あの地震で、それまでの価値観が大きく変わったという方がいらっしゃいます。
わかりやすい例で言えば、「自宅に食料・食材のストックは不要である。場所代を考えれば法外に高い倉庫代につくし、何よりストックは近所のコンビニがその機能を果たす」
震災で停電、コンビニからはほしいモノから順に在庫がなくなり、お金はあってもモノが買えない状態になりました。


地震で揺れ、インフラが停止したとき、一番大切だと思っていたモノはじつははかなく、本当に大切なのは家族の絆だと気がついた。


そういう中で、省エネを見直した方も多いようです。特に寒冷地は真冬に地震が来て停電になれば、頼れるのは暖房ではなく断熱なのです。
こういうことがいろいろ積み重なり、ものの見方が変わってきているように思います。


もう一つには、札幌版次世代住宅基準があります。こんなすごい基準が札幌で動き出しているなら、それに向かって進もうという気運は、じつは価値観の転換・ものの見方が変わったことで生まれたと思います。


個人的にはさらにもう1つ、感じていることがあります。爆弾低気圧、ゲリラ豪雨、局地的豪雪。これらは数年前まで誰も予想だにしなかった気象ですが、もう『想定外』ではありません。それらを想定内とする家づくりが、本当の意味での100年住宅ではないかとの思いが強くしております。
住宅に被害があったら、多くの場合は火災保険からお金が出る。それはそうかもしれませんが、びくともしない家は力強いと思います。

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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