2012年02月10日(17:05)
天井の断熱材
北海道では天井の断熱にブローイング工法が普及しています。
天井は、断熱材を施工しにくい場所。そこに綿アメをちぎったような断熱材をホースで吹き込み、厚みを出していく工法がブローイング工法です。
断熱は厚さで性能が決まるので、天井もできるだけ厚く吹くのがいいのですが、グラスウールで30cmの厚さが標準になっています。
そこでこのスケールです。1つは30cm用(フルスケールで40cm,400mm)、もう一つはフルスケール600mmの高断熱施工用です。
このスケールを天井裏に取り付け、1つには、断熱工事者がしっかり断熱厚を確認するために使われます。また、オーナーである消費者も、施工後いつでも厚さを確認することができます。
30cmの厚さで契約した場合、施工はおよそ1.1倍、つまり33cm程度で施工することになっているそうです。
最近はフルスケール600mmのほうを使う家が徐々に増えているそうです。
コメント
数年前にそのスケールをコピー時に縮尺を縮めて施工していた断熱業者がいた事を思い出しました、ご注意を!!
おいら(2012-02-11T21:40)
我が家の天井裏にもありましたよ。
http://nabe72.txt-nifty.com/blog/2009/10/post-a98b.html
うちは標準的な(?)300mmです。
なべやん(2012-02-11T21:50)
おいらさんへ
>そのスケールをコピー時に縮尺を縮めて施工していた断熱業者
それまずくないですか。詐欺ですよねえ・・・。
なべやんへ
まいった。写真までおさえてあるんですね。本当は、オーナーがなべやんのようなかたちで、確認してもらうための、施工性能を証明するのがこのスケールの役割です。
全部かどうかはわかりませんが、使用した原材料のこん包袋を一部切り取って、小屋裏の柱にタッカーで止めておく業者もいます。そうすると、施工厚さだけでなく、原材料使用量の面でも施工を証明することになります。
まるへん(2012-02-12T04:34)