2011年12月08日(13:02)
ゼロ戦を目の前して
1941年12月8日は、日本がハワイ・真珠湾に攻撃を仕掛け、太平洋戦争の火ぶたが切られた日です。
先日、復元したゼロ戦を目の前で見てきました。東京・靖国神社にある記念館です。
ゼロ戦は、太平洋戦争の緒戦において目を見張る活躍をした海軍の戦闘機です。
もう、飛ぶことのない戦闘機を美しく撮ろうと思い、このカットになりました。確かにオブジェとしての美しさはこの上もありません。
でも、ゼロ戦を目の前にしたとき、ボクは震えました。
このゼロ戦は撃墜された機体です。
それをていねいにていねいに復元したものです。
エンジンももちろん装備されています。
手前は陸軍のカノン砲。砲身や砲台に深い傷が入っています。
『自分がその時代に生きていて、徴兵招集されたらどう思っただろうか』
『怖かっただろうな』。そう思いました。
70年前、日本はこれらの兵力で戦争をしたことを、われわれは忘れてはならないと思います。
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