2011年11月20日(14:05)
ローマ人の物語 36巻まで終了
塩野七生著『ローマ人の物語』を読み始めて丸3年になろうとしている。文庫版を読んでおり、集中して数冊読んでは休む、というパターンで、ついに36巻まで読み終えた。全43巻なのであと7冊。本棚に36冊がならぶ様子を見て、女房も「これホントに読んだの?」と質問してきた。
何せローマ帝国は1,000年の歴史である。そして、その膨大な歴史が43冊にまとまっており、このうち8割がたが日本の戦国時代並みに面白い。ただ、戦国時代は1500年代が中心だが、ローマ帝国は紀元前後の1,000年間だ。
いま自分は紀元300年におり、ローマ皇帝によってキリスト教が公認された。キリスト教徒でない自分にとって、キリスト教を中心に動く帝国終盤から現代を知るには、まず公認前の歴史を知ることが大切だと、いまは思っている。
歴史を学びたいという娘に、「まずはローマ人の物語からスタートしてみては」と提案しているが、とりあえず無視されている。
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