2011年11月11日(17:40)
森みわさんの改修現場 03
第8回国際パッシブハウスデー(2011年11月11日~13日)に先立ち、森さんが神奈川県鎌倉市でやっているRC造、築28年のタウンハウス改修現場を見せてもらいました。
九州での連泊を選ばず、東京に向かったのはこのためです。
賃貸借物件であるタウンハウスの1戸を、大屋さん・借り主ともに負担なく断熱改修するという作戦が、まず面白いです。
このタウンハウスは、じつは建築家による作品で、かつ当時としては斬新な外断熱、クールチューブなどを装備。しかし残念なことに多くのチャレンジは失敗して居住性まで害していたのだそうです。
古い家が機能性を失うのは、建築家物件に限らないのですが、機能を回復させることでよい部分がよみがえるという点では、建築家物件、古民家は共通のくくりをできるかもしれません。
そのあと森さんの事務所(KEY ARCHITECTS)に寄せてもらい、びわ茶を1杯いただきました。
びわ茶にまつわるストーリーは、祝島という瀬戸内海に浮かぶ島の産業振興のストーリーでもあります。
(たぶん終わり)
〈写真〉
上:鎌倉駅で客待ちをする電気自動車「リーフ」。
中:リフォーム中の物件外観。左がリフォーム中、右はリフォームしていない家。詳しくは新聞に掲載します。
下:事務所でいただいたびわ茶。ボクはお茶が好きなので、とても気に入りました。
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